＜ライブレポ＞新年一発目のtoitoitoi presents 2man live『対峙 vol.9 ～黒子首編～』を代官山LOOPで開催

2020-02-11ミュージックtoitoitoi, ライブ, ライブハウス, レポート

1月24日、2020年最初のtoitoitoi自主企画ライブは、昨年6月に稲毛K’s Dreamで開催して以来の『対峙』シリーズ。
vol.9での相手は黒子首（ほくろっくび）。

ライブ後、ボーカルの岸川はTwitterで、

対峙vol.9@代官山LOOPありがとうでした。「声」に惹かれた黒子首に対して「声」を意識したセットリスト。声帯は何より奥深い楽器です。お手合わせ出来て楽しかった！
ライブ中、後方に一列に並び、一つも力を抜かず仕事するスタッフさんを見てたら、なんだか愛が爆発し、取り乱し大変失礼しました。笑 https://t.co/xRdPI71K4C
— 岸川まきtoitoitoi (@penny_toitoitoi) January 25, 2020

とつぶやいているが、これまでのライブとは異なるセットリストで久しぶりの『対峙』を満喫できる内容だった。

特に今回のライブは印象的で、全体を通して「綺麗」との感想をもった。
「キレイにまとまっている」の綺麗ではなく、照明、音響、二人の様子や歌声、セットリストなどすべてがひとまとまりになり、美しかったを意味する「綺麗」だったと感じた。

アルバムを引っさげての「ケモノでGO!!ツアー」で全国を回り、ツアーファイナルはめぐろパーシモンホールにてワンマンライブを慣行するなど、前回の『対峙』からの間では着々と実力を付けてきた彼ら。
ライブをこよなく愛する二人が「ケモノでGO!!ツアー」で得たものは、相当なものだったのだろう。

そして今回の『対峙 vol.9』。
相手の黒子首を敬い、「声」に惹かれた黒子首に対して「声」を意識したセットリストと記したライブは、成長の果てに生まれたものではないだろうか。

岸川がMCでよく言う「私たちは常に進化をしています。今日のライブより明日のライブの方が良いものになっているから、今日のお客さんごめんなさいね」という言葉。
今回のライブでは発していなかったが、この言葉が体現出来、過去にないライブに思えた。

toitoitoi presents 2man live『対峙 vol.9 ～黒子首編～』

■1/24（Fri.）
会場：代官山LOOP
開場：18:30 / 開演 19:30
出演：toitoitoi / 永原真夏＋SUPER GOOD BAND

LIVE PHOTO

岸川）『対峙 vol.9』へようこそ。
気が付いたら9回もやっておりました。今回は私があげはさんの声に一聴惚れした黒子首にご登場いただきましたが、はじめて聞いた方も多いと思うんですけど、めちゃくちゃカッコイイよね！

『対峙』は私たちが真剣に音楽をやっていく中で、真剣に音楽をやっているなって音で聞いて分かる人っているじゃん。
そういう風に感じて、心が共鳴した人をお呼びして、特に何も言わず「いつも通りにやってください」と放り投げていつも通りライブをしていただいて、ライブハウスにも素敵だなって心に響いて、出ていても気持ちよくライブをさせてもらって一緒に1日を作っているなって思えるライブハウスに「いつも通りに営業してください」って放り投げて、私たちもいつも通りにライブをして、そうしたらみんなもいつも通り気負わずにライブを見て、ただ単純に音楽を楽しむその化学反応を見たくて『対峙』を始めました。岸川）今日もライブハウスは最高だろ？みんな！
サンキュー！toitoitoiでした。