<ライブレポート&インタビュー>高橋浩司が692日ぶりにDQSへ参加!CLUB Que 25周年イベント Que25th【EVERYBODY IS HAPPY ANNIVERSARY】

ミュージックDQS, インタビュー, ライブ, ライブハウス, レポート, 下北沢


往年のDQSファンにとって、待ちに待ったライブだったに違いないだろう。

2017年11月2日のDQSワンマンライブ2DAYS「RHYTHM FOR YOU」を最後に、スーパーバイザーとして立場を変えDQSの表舞台から降りた高橋浩司が、実に692日ぶりにDQSのライブに参加した。

この日は、CLUB Que 25周年イベント Que25th【THE 四半世紀】【EVERYBODY IS HAPPY ANNIVERSARY】が行われており、対バンに現在高橋がサポートで参加しているPIGGY BANKSだったこともあり、1日限定で復活が実現。

曲は1st full album『DQS』にも収録されている『Metalish』。

一緒に叩いていたハジや森は、高橋が叩く姿を見て笑顔になるなど、ファンと同様に楽しんでいたようだ。

また、高橋は公演後のインタビューに「自分たちがやっていた時よりも今の方がカッコいい」と話すなど、スーパーバイザーらしく後輩たちを褒めることも忘れていなかった。
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CLUB Que 25周年イベント Que25th【THE 四半世紀】【EVERYBODY IS HAPPY ANNIVERSARY】

■2019年9月25日(水)
会場:下北沢・CLUB Que
開場:18:30 / 開演:19:00
出演:PIGGY BANKS / 近藤金吾オーケストラ[近藤金吾(Vocal&Acoustic Guitar)、Reina Kitada(Violin)、小宮哲朗(cello)] / DQS

DQS are
Dr: ヤマグチユキヒコ
Dr: 森信行
Dr: ハギー
Dr: おかもとなおこ
Dr: 北野愛子
Dr: 松井香趣望
Dr: 飯田ゆか
Dr: 矢島拓也
Gt: ノグチテッペイ
Key: 堀越和子
Ba: 中井真貴

セットチェンジ

この日の出演は最後の組だったDQSは、8台のドラムセッティングの時間を利用して、CLUB Queスタッフの二位徳裕さんと高橋浩司によるトークセッションが行われた。

DQSの誕生秘話や名前の由来など、この二人だから語りだせる内容が満載。

ちなみに名前の由来だが、
“ライブの転換で、一番時間の掛かるパートはドラムである。
そのジレンマを打破すべく士気の高いドラマー達が、自主的に仲間バンドのセットチェンジを手伝うというムーブメントが2009年に起きた。
その輪が拡大し、DQS(ドラム・クイック・サービス)という名前の集団が生まれる。”

その説明をした上で、「ドラムのNPO法人みたいだね」との言葉には笑ってしまった。

START

最初のフォーメーションは、前列上手からおかもと、飯田、森、北野。後列上手から松井、ヤマグチ、ハギー、矢島の配置になっていた。
M1. NEW AGE CARNIVAL
M2. splash song
M3. Tonight, We’re Here
ここで前後の列で席替えを行う。
M4. Next 9
M5. atoms
再び、席替えをして元の位置に。

そして、満を持してノグチが高橋浩司を呼び込む。
笑顔で歓迎するメンバーたち。テッペイ)先ほどのPIGGY BANKSで頑張ってらっしゃった、僕らの設立メンバーでスーパーバイザーを紹介したいと思います。高橋浩司!
勝手に年齢制限を設けてDQSから出て行っちゃったんですけど、寂しかったですよ浩司さん。

高橋)また帰ってくるよ!

テッペイ)今日は久しぶりにいい機会なので、一曲一緒にやろうと思います。
体はなまってませんか?

高橋)大丈夫だ!

高橋の掛け声で始まる。
M6. Metalish (w/高橋浩司)森は高橋との共演に気迫で応え、途中でスティックが折れるハプニングもあったが、すぐにスペアに持ち替え続けた。最後は、ノグチから鬼軍曹の溝渕ケンイチロウを彷彿とさせるシゴキにあう高橋が、渾身の姿を見せた。高橋が退場後、おかもとから新メンバーの紹介。
おかもと)前回から参加している矢島くんです。出演したメンバー全員の紹介が終わると、ラスト1曲を前にノグチから挨拶。

テッペイ)まだ次回のライブは決まってないんですけど、一応先に言っておきます。「皆さん、良いお年を!」

M7. sunshine

セッション

まずは近藤金吾を迎え入れ、The Beatlesの『A Hard Day’s Night』を演奏。続いてPIGGY BANKSの矢沢洋子と高橋浩司が参戦。
Ramonesの『Do You Remember Rock 'N’ Roll Radio?』を演奏。矢沢)またお会いしましょう。
DQS with 矢沢洋子でした!

高橋浩司インタビュー

久しぶりにDQSのメンバーとして出演されましたがいかがでしたか?

高橋)一言で言うと、燃えましたね!

昔のことが一瞬にして蘇るというか、あとは、こんなにうるさかったっけって思いました(笑)

今日は外から見てたんですけど、今のDQSは一番カッコいいです。
それは間違い無いですね。
自分たちがやっていた時よりもカッコいいです。

浩司さんがいらっしゃった時からアレンジが違っていたりしてますよね

高橋)新陳代謝するのは良いですね。
新しい曲もどんどん出来ているし、とても良かったです。

今日はその中に入れて、すごく良かったです!

また次に入れるチャンスを虎視眈々と狙おうかな。
でも体を作っておかないとちょっとムリだな。(笑)

---お疲れのところ、ありがとうございました。

SET LIST

M1. NEW AGE CARNIVAL
M2. splash song
M3. Tonight, We’re Here
M4. Next 9
M5. atoms
M6. Metalish (w/高橋浩司)
M7. sunshine

En1. A Hard Day’s Night (The Beatlesカバー w/近藤金吾)
En2. Do You Remember Rock 'N’ Roll Radio? (Ramonesカバー /w矢沢洋子、高橋浩司)


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DQS LINKS

Official Site:http://dqsdrums.com/
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