<ゲネプロ&囲み会見レポ>佐野勇斗「舞台ってこんなに楽しいんだと思えた!」舞台初主演のアクションスペクタクル時代劇『里見八犬伝』開幕!

ステージレポート, 中野, 劇場, 舞台


2014年、2017年に山﨑賢人が主演し、全国各地で大旋風を巻き起こした大ヒット作、あの『里見八犬伝』が佐野勇斗主演で2年5か月ぶりに帰って来た!

2012年、2014年、2017年と上演し、4回目となる待望の2019年版はキャストを一新、改めて作品䛾原点に立ち返り、内容をさらにグレードアップ。

2年5ヶ月ぶりの上演となる今回は、今最も注目されている若手俳優䛾一人、佐野勇斗が舞台初主演で【犬塚信乃】に挑んだ。
そして、8つの玉を持つ注目の八犬士、犬塚信乃以外の7人の犬士は、松田凌、岐洲匠、神尾楓珠、塩野瑛久、上田堪大、結木滉星、財木琢磨と、今を時めく華と勢い䛾あるキャストが一堂に揃った。
また、岐洲匠と神尾楓珠は今回が初舞台となるなど、力の入れようが感じられる。

本来であれば10月14日(月・祝)に千葉県南総文化ホールにて館山公演の初日が行われるはずだったが、台風の影響で中止になってしまったため、17日の東京公演から仕切り直し、ゲネプロ公開と囲み会見がなかのZEROにて行われた。

囲み会見

犬塚信乃役:佐野勇斗

『里見八犬伝』を愛している皆さまに観てもらいたい気持ちもありますし、館山をはじめ全国を周りますので少しでも皆さんを勇気づけられる公演に出来ればと思います。
初めての座長、初めての殺陣と初めて尽くしで、正直最初は不安もありましたが、深作さんをはじめ他のキャスト、スタッフの皆さんに支えられ、舞台ってこんなに楽しいんだと思えた作品です。
今日初日を迎えられることを嬉しく思いますし、みんなの頑張りが少しでも伝わればいいなと思います。
本当に素晴らしい作品であることは間違いありません。
皆さんに勇気と感動を与えられるように一丸となって無事に千秋楽まで迎えられればと思っています。

犬川荘助役:松田凌

『里見八犬伝』が館山でのお話なので公演できなかったのは悔しいですが、こういう時だからこそ座組の力を僕達は発揮できると信じていますし皆の気持ちも一つなので、皆さんにとって力になれるような作品を届けていきたいと思います。

犬田小文吾役:岐洲 匠

初舞台で足りないものもあると思うんですけど、今出来ることを精一杯全力で出しますので、よろしくお願いします。

(初舞台で)動き、声の大きさ、何もかもが未知の世界でしたし、殺陣があるので心と体のバランスを取るのが難しかったですが、素敵な仲間達に囲まれ、すごく楽しみながらやっています。

犬江親兵衛役:神尾楓珠

館山で初日を迎えられなかったことは残念ですが、やることは変わらないので、しっかりやっていきたいと思います。
今まで培ってきたことだけでは出来ないこともあり、その中でも周りの素晴らしい方々を見て学びながら初日を迎える感じですが、どんな感じなんだろう?というのが今一番ありまして、この初めての感覚を楽しみながら出来ればいいかなと思います。

犬坂毛野役:塩野瑛久

嵐の後はきっと晴れるので、そして晴れの最初の門出がこの東京公演だと思いますので、頑張ります。

犬村大角役:上田堪大

館山の皆さんの想いとか、色々なものを背負って本番に臨みたいと思います。

犬飼現八役:結木滉星

館山の皆さんを勇気づけられるような作品をお届けしたいなと思いますので、まずは僕らが精一杯楽しみたいと思います。

犬山道節役:財木琢磨

舞台で同じように災害のようなもの(南総大崩れ)が出てきますが、その中でも強く生き続ける者たちを表現して、皆さんを勇気づけられるようにしたいと思います。

演出:深作健太

令和という新しい時代を迎えて、新しい素敵な八犬士が揃い、思い出深い館山で幕を開けられることをスタッフ・キャスト一同楽しみにしていましたが、館山公演を無かったことにするのではなく心の中の第1回目公演として、東京初日を迎えたいと思います。

館山だけでなく被災された他の県でもまだ爪痕が残っているかと思いますので、そういった皆さんにも『里見八犬伝』の魂をお届けして、ぜひ楽しん頂ければと思います。

今回のキャストの皆さんも本当に素晴らしいです!
リクエストしたことにも応えてくださりますし、芝居全体のクオリティーも大変上がっていると思います。
それはひとえにキャストの皆さんが頑張ってくださっているからだと思います。

東京で開幕するこの公演を早く全国に届けたい、そんな想いでおりますので、皆さん是非応援をお願いします。

公開ゲネプロ

舞台『里見八犬伝』

脚本

鈴木哲也

演出

深作健太

出演

佐野勇斗 松田 凌 岐洲 匠 神尾楓珠 塩野瑛久 上田堪大 結木滉星 財木琢磨
宮﨑香蓮 町井祥真 山口馬木也 白羽ゆり

公演スケジュール

館山公演:10月14日(月・祝)【千葉県南総文化ホール 大ホール】 (中止)
東京公演:10月17日(木)~21日(月)【なかのZERO 大ホール】
大阪公演:11月2日(土)・3日(日) 【梅田芸術劇場 メインホール】
愛知公演:11月23日(土)・24日(日) 【名古屋文理大学文化フォーラム 大ホール】
東京凱旋公演:11月30日(土)~12月8日(日)【明治座】

企画・製作

日本テレビ

公式HP

https://satomihakkenden.jp/

八犬士 配役

■佐野勇斗:犬塚信乃
(孝)自らの運命に翻弄され、最後はその運命を受け入れ、犬士として生きていく若者。
銘刀「村雨」を振るう剣の達人であり、物語の主人公。

■松田 凌:犬川荘助
(義)信乃とは主従であり、親友同士でもある間柄。
明朗活発で優しい青年だが、信乃に嫉妬を抱いて別れて行動し、最後は共に敵と闘う。

■岐洲 匠:犬田小文吾
(悌)穏やかで平和を愛する純粋な若者であり、田畑を耕しのどかに暮らしていたが、玉梓たちに弟妹を殺され、激しい復讐心に燃える。

■神尾楓珠:犬江親兵衛
(仁)伏姫の霊によって育てられ、八犬士の中で最年少ながら最強の力を持っているが、
人間らしい感情を理解できない時もある勇敢な戦士。

■塩野瑛久:犬坂毛野
(智)女装の旅芸人として諸国を巡り、情報を集め、玉梓打倒のために武力を蓄える。
冷静に物事を見つめながら、独自に行動する美しき犬士。

■上田堪大:犬村大角
(礼)かつては海賊だったが、苦しむ民百姓を見捨てておけず、武士を捨て、
流民を助けながら生きている実直で熱き人情家。

■結木滉星:犬飼現八
(信)里見家の役人であったが、信乃との激突や主君の死を切欠に、八犬士としての道を選ぶ。
武道全般に長けた強者。

■財木琢磨:犬山道節
(忠)最初は父への恨みから玉梓と組んで敵として現れるが、父の遺志を継いで八犬士に加わり、やがて悪霊として甦った父と対決する。

『里見八犬伝』過去公演データ

初演

2012年11月16 日(金)~11月26日(月)東京:新国立劇場 中劇場
地方公演/大阪
脚本:鈴木哲也 演出:深作健太
出演:西島隆弘(AAA)、渡部 秀、村井良太、矢崎広、早乙女友貴、市瀬秀和 荒木宏文 加藤和樹/森田彩華 山口馬木也 香寿たつき 他

再演

2014年10月31日(金)~11月17日(月)東京:新国立劇場 中劇場
地方公演/大阪、高松、北九州、館山
脚本:鈴木哲也 演出:深作健太
出演:山﨑賢人、村井良太、馬場良馬、荒井敦史、高杉真宙、玉城裕規、丸山敦史、石垣佑磨/江田結香、猪塚健太、松田賢二、白石美帆 他

再々演

2017年4月18日(火)~4月24日(月)東京:文京シビックホール 大ホール
地方公演/館山、大阪、高松、高知、長崎、福岡、金沢、広島、愛知、青森、仙台
2017年5月30 日(火)・31日(水)東京凱旋:新宿文化センター 大ホール
脚本:鈴木哲也 演出:深作健太
出演:山﨑賢人、青木玄徳、玉城裕規、和田雅成、西銘 駿、松島庄汰、荒井敦史、丸山敦史/青野 楓、栗山 航、松田賢二、比嘉愛未 他