<ライブレポート>モンスタードラムバンド『DQS』2マンライブ「Circle of Rhythms」w:岩瀬敬吾(ex. 19)
2018年11月29日、今年2度目のライブを下北沢・CLUB Queにて開催。
前回のライブは"新生DQS"のお披露目となったが、今回のライブは"新生"の肩書はすっかり跡形も無く、今のDQSを思う存分披露していた。
客席には前回のライブからアドバイザーに就任し、DQSのステージから降りている溝渕ケンイチロウの姿があった。
このライブの前日に、同じく下北沢にある風知空知にてソロワンマンライブを行っており、タイミングよく上京していたのだ。
DQSのライブを客席から見たのは初めての事。後方から見つめた溝渕の目にはどのように映っていただろう。
Circle of Rhythms
■2018年11月29日(木)
会場:下北沢・CLUB Que
開場:18:30 / 開演:19:00
前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,300 +1D(¥500)
出演:DQS / 岩瀬敬吾
DQS are
Dr:ヤマグチユキヒコ
Dr:森信行
Dr:萩原弘之
Dr:おかもとなおこ
Dr:北野愛子
Dr:赤嶺民生
Dr:松井香趣望
Dr:飯田ゆか
Gt:ノグチテッペイ
Ba:松藤裕志
Key:堀越和子
岩瀬敬吾とセッション
DQS LIVE
岩瀬敬吾のLIVEが終わり、暗転。
そしてDQSメンバー全員が自分のポジションに付くと、森が「イヨーッ!」と雄叫び、全員が一斉に我鳴り始める。ノグチが「こんばんは、DQSでーす!」と挨拶。
萩原がカウントを取り、「Next 9」からライブが始まった。「Next 9」ステージの左右でパートが決まっており、今回のライブでは、パートで休んでいるメンバーは叩き終わる直前の姿勢でフリーズし、見ていて面白味が加わっていた。
左パート:北野愛子、赤嶺民生、萩原弘之、森 信行
右パート: 飯田ゆか、ヤマグチユキヒコ、松井香趣望、おかもとなおこ
M1. Next 9
M2. New Age CarnivalM3. Parallel
「Parallel」の前半を演奏すると、おもむろに赤嶺民生が立ち上がり、センターのデベソまでマイクを持って出てきてRAPを歌い出した。
そして最後「We are monster dram band DQS!」とシャウトし、曲を〆る。ライブ終了後、赤嶺は感想をTwitterでつぶやいている。
本当にありがとうございましたー!
マジでドラマーとして行った俺が、DQSでrapするなんて、思ってなかったです。笑
そんななんでもありなDQSまた近いうちにライブするので、是非!自分のHowl of underdogsでも12/6.7東京行くのでチェックよろしくです??
ありがとうございました!!! https://t.co/zeTu3Nl1DD
— Tamio@Howl/DQS (@DrumTamio) 2018年11月30日
M4. atoms
M5. back to the PLANET
曲の途中から萩原弘之がカウベルを叩きながら前に出る。
客席を煽ったかと思ったら、北野愛子の前に移動し、檄を飛ばす。
次は、今回サポートで入ったベースの松藤裕志の目の前に立っては、同じく檄を飛ばしていた。
その次は、森にも容赦なく煽りまくった。この姿、懐かしむ人も多いだろう。
現在はDQSアドバイザーとして、以前はバンドリーダー兼鬼軍曹として君臨していた"溝渕ケンイチロウ"そのものである。
彼は、ライブの最後にいつも"しごき"を行っていて、30分程度ノンストップ全力演奏をメンバー全員に課していた。
そして、メンバー一人ひとりに檄を飛ばして、「もっと出来る、もっと出来る」と声がかれるほどの大声で声援を送っていた。
轟音の中なので、実際に客席には溝渕の声は聞こえないが、身振り手振りで伝わっている。
萩原は曲の最後、お約束と化しているクラッカーを発射して曲を閉じた。
満足げな顔である。
ここでメンバー紹介を行う。
下手前列の北野愛子から始まり、前列を紹介。
その後、後列を紹介して赤嶺民生で終えたのだが、ノグチの真後ろにいたヤマグチユキヒコの紹介を忘れるハプニングが発生。
ノグチは「素で忘れてた。すみませんハジさん」と平謝り。
前に出演していた岩瀬敬吾とのセッションでヤマグチが出演しており、「敬吾君とのセッションでハジさんの出番は終わったのかと思っちゃった」と言い訳し、会場を笑わせた。M6. wall of light
M7. tonight, we’re here(新曲)
この新曲はメロディアスでノリもよく、身体が勝手に揺れる曲に仕上がっている。
萩原がソロで魅せる場面もあり、ノグチが「ウォォォォォ!」と幾重にも叫ぶのがとても印象的だった。M8. sunshine全ての演奏を終えて、メンバーがステージから降りても鳴りやまない拍手。
続けざまにアンコールへと突入した。
ノグチは「ありがとうございます!前回のライブと比べて、確実に今回の方が楽しかったです。皆さんのお陰です。ありがとうございます」と述べた。
さらに、「またパワーアップして戻ってきたいと思います。次のライブは2019年2月22日、またここでやりますので是非またお集りください。よろしくお願いいたします。」と早くも次回のライブを発表した。
そして「やっちゃう?珍しくアンコールやっちゃう?」と、これまでワンマンライブが多かったDQSは、全演奏を全身全霊で行っているためアンコールを行う事はなかった。
前回そして今回と2マンライブを行っているので、最後の力を振り絞り、アンコールに応えた。
出だしでノリノリなノグチは、飯田ゆかに向かって「小娘、出しなよカウント、95(BPM)で出しなよ!」と言うと、飯田は「出します!」と宣言し、カウントをはじめアンコールが始まった。
イントロで岩瀬敬吾をゲストボーカルで迎え入れ、『風をあつめて』を歌い出した。EN. 風をあつめて (ゲストVo. 岩瀬敬吾)
SET LIST
M1. Next 9
M2. New Age Carnival
M3. Parallel
M4. atoms
M5. back to the PLANET
M6. wall of light
M7. tonight, we’re here(新曲)
M8. sunshine
EN. 風をあつめて (ゲストVo. 岩瀬敬吾)
NEXT LIVE SCHEDULE
■2019年2月22日(金)
会場:下北沢・CLUB Que
詳細は後日発表
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DQS LINKS
Official Site:http://dqsdrums.com/
Twitter:@dqs9
facebook:@lookhearrecords1977
YouTube:DQSTV2009