<ライブレポ>10月13日はtoitoitoiの日!4年目は異例だらけでファン歓喜!toitoitoi tour 2023→2024「toitoitoi presents『1013』vol.4 」@西永福JAN

ミュージックtoitoitoi, ライブ, ライブハウス, レポート, 下北沢

toitoitoiが西永福JAMとコラボレーションし、2020年10月13日に制定された「toitoitoiの日(1013)」。

コロナ禍でライブ活動がままならない中、初回(2020年)とVol.2(2021年)は、配信のみでライブを敢行。

3年目の昨年は「toitoitoi presents『1013』vol.3 toitoitoi × クロダセイイチrelease party」と題し、初めて有観客で行われ、クロダと共に作り上げた新曲「familiar」のリリースイベントライブとなった。

そして4年目となるVol.4は趣向を凝らした内容となった。
まずは料金。
前売りはこの日にちなんだ1,013円。かなり破格だ。

そしてライブでは、ワンマンにも関わらずステージにはドラムが2台置かれていて、1部と2部でサポートメンバーが異なる2バンド制とした。

なお、この「toitoitoi presents『1013』vol.4 」を皮切りに、全国ツアー「toitoitoi tour 2023→2024」がスタートした。

写真:小畑ちひろ(@tihi1203

toitoitoi tour 2023→2024「toitoitoi presents『1013』vol.4 」

■10/13(Fri.)
会場:西永福JAM
開場:18:00 / 開演 19:00
出演:toitoitoi
サポートメンバー:
 第一部)Dr:森康一郎(@ninnjaman1110) Ba:燐(@lin_COMezik
 第二部)Dr:高橋洋祐(@tkhs_yosuke) Ba:須藤晃(@akirasudosun

第一部スタート

暗闇の中、ステージに登場したムラコシ、続けて岸川が登場。
ムラコシがギターを弾き始めると、Dr:森とBa:燐が登場。
ステージ下手にあるドラムセットに森が座り準備が整うと、激しいドラムの音がフロアいっぱいの轟いた。

01.ペネロポ
02.のろい
03.キャッチー
04.わんわんパラダイス(仮)岸川)こんばんは!toitoitoiです!
先ほど歌ったのは「わんわんパラダイス」っていう仮曲なのですが、私たちの曲で「お言葉散歩」というものがありまして、皆さんにいつも「ニャーニャー」歌っていただいているんですけど、「ワン」も必要なんじゃないかと思って。
犬派と猫派は同じ数だけ居るので犬派も作ってみたので次回以降歌った際は皆さんで「ワンワン」お願いします。

「toitoitoi presents『1013』vol.4 」にようこそお越しいただきましてありがとうございます。
ここが1013円のライブ会場です!ありがとうございます。

ムラコシ)ありがとー!

岸川)1,013円って決めたは良いけど、決めた後に1,013円は失敗だったんだなって思いましたね。
入場時のチケット代のお釣り問題とかね、フロアをいっぱいにしても赤字なんじゃない?とかね。
だけど、1,013円くらいやらないと意味がないよねって。
その代わりに当日券は10,130円にしましたけれど、当日券でお支払いいただいた方がいらっしゃるみたいです!

ムラコシ)これは愛なのか、何なのか?

岸川)愛なのか、うっかりなのか?

ムラコシ)うっかりじゃないですよ!ちゃんと目の前で確認しましたよ。

岸川)あ、目の前にいたんだ!(笑)

ムラコシ)いたんです。確認したら「払いたいんだ」って言っていただきました。

岸川)愛はちゃんと伝わっております。ありがとうございます。
今回のライブでは、ふざけた要素もたっぷりと入れております。

いつもtoitoitoiのライブは真面目すぎるなって思ってまして、真剣に望んでいるんだけど真面目すぎると思って、今回ふざけてみたらみんながちゃんと乗っかってくれて嬉しいです。

ドリンクも600杯売れると、それからは1杯100円になって、5枚綴の券が400円になるからね!
計算がおかしいんだよな。5枚買ってるのに400円って、酒が1杯100円しないんだから。
みんなと一緒に何かを作り上げることをしたくって、いろんな企画を考えてみました。

ライブハウスが久しぶりの方もいらっしゃると思うので、「楽しかったな」って思って帰ってもらえたら嬉しいです。
1013toitoitoiの日、1年で1回の楽しみの日になりますように、よろしくお願いいたします。

05.オー・マイ・大地
06.ティンキー・ザ・ラスカル
07.イケビート(仮)岸川)ありがとうございます!
今日は10月13日、そもそも1013ってなんだって事なんですけど、コロナの最中にtoitoitoiも毎年みんなと一緒にライブハウスで会えて良かったねって、ライブハウスで再開できる日を作りたいと思って、101(トイ)が3つで「1013」、毎年10月13日を「toitoitoiの日」としました。
西永福JAMの店長カズマさんに「例えば私たちが10月12日に武道館でライブをするとするじゃん。翌日の10月13日に西永福JAMでライブをするのってどう?」って言ったら、カズマさんが即決で「やろう!」って「毎年空けておくわ」って言ってくれて、まずは配信でスタートしました。

次の曲は、コロナになった頃あたりから、この曲はみんなと一緒に声が出せるようになるまで絶対にやらないって言っていた記憶がありまして、2年半くらいかな、歌ってこなかったんですけど、実際に声が出せるようになってから再開できるようになって、私の後ろに従えているこのメンバー達、音楽をずっと続けてきたから出会えた人たちと一緒に歌える事を誇らしく思える曲です。

この後、またお酒が飲める時間が来ますけれど、その前に喉をカラカラにしないといけないと思うので、歌ってとは言わないので心から「ウワー」って感じになったら歌ってください。
だけど、歌ってくれてないと寂しい顔はするから。
最後の曲「アンセム」を。

08.アンセム

「ウォウォウォウォーウォウォウォウォー」の大合唱。
岸川はオーディエンスで埋め尽くされたフロアに飛び出し、中央で歌い出す。
岸川に向かって拳を突き上げる多くのオーディエンス。
コロナ前では当たり前だった風景。
封印されていたものが一気に解放された瞬間がそこにあった。

第二部スタート

ステージ上手のドラムセットに高橋が座り、ムラコシのギターソロから始まった第二部。

09.お言葉散歩

岸川)第二部へようこそ、皆さん!最後までどうぞよろしく!

冒頭の挨拶を済ませた頃には、フロアがパンパンになるほどオーディエンスが詰めかけていた。

岸川)私はステージの上にいて、皆さんはフロアにいるこの関係が好きです。
そういうことをたくさん思った時に作った新曲を聴かせたいなと思います。10.フィールライト
11.太鼓マーチ(仮)
12.対峙

ムラコシ)今からみんながハッピーになることを言いますね。
後ろの入り口が詰まっているから、みんながちょっとずつ前に来るとみんなが幸せになるんだって!(フロアがいっぱいになり、入りきらない状況に)

岸川)ヤッター!私たちもとうとうそのセリフが言えるようになったの?
これが言えるバンドになった?ヤッタネ!

初めてのことを色々とやって、最近変わっていくキッカケがありまして、変わるんだったら「変わって良かったね」って言いたいんですよ。
今までやってきたことも、これからやっていくことも自信満々に突き進んで行ければ良いなと思って、たくさんのチャレンジをしています。

本日10月13日、新曲『踊る阿呆』をリリースさせていただきました。
そしてMVが18時に解禁になりました!

変わっていくんだったら誇って変わっていきたいと思いまして、今日のライブの編成を2つに分けました。
ライブハウスにもサポートメンバーにも迷惑でしかないんだけど、でも付いて来て下さるのはtoitoitoiが面白いことをやるんだろうなって思ってくれたからだと信じてるし、こんなにたくさん来てくれたのもtoitoitoiが大変なことをやっているな、面白いな、ライブハウスに行こうって思ってくれたからだと信じております。

これからも変わったり変わらなかったりすると思いますが、やることは全て「面白いな」に繋がるのだと信じてもらえれば嬉しいです。ありがとうございます。

次の曲は、去年の1013で『familiar』と『お菓子の家、食べちゃった』をリリースしたんですけど、あの辺りから曲の作り方を変えたり、出会う人も変わったり、会う人会う人本当に愛おしくて「私が信じて歩いてきた道は間違えてなかったんだな」って思います。
そして「私に出会えて良かったな」って思ってもえる人がたくさん増えるように信じて歌を歌っていければ良いなと思っています。

10月13日を楽しみに、1年に1回toitoitoiの日のために仕事を頑張ろうとか、ライブハウスに行ってお酒を飲もうとか。
みんなのことを変えたいと思ってる訳ではないんだ。
ただみんなの人生の一部になった時に、みんなが楽しいなと思うキッカケになれるバンドにこれから先もなれれば良いなと思います。

13.familiar
14.踊る阿呆
15.ひろがれ・ザ・ワールド
16.息子

岸川が歌いながら椅子を持ってフロアを見つめると、自動的にフロアが2つに割れる。
岸川がフロアの中心に歩いて行ける道が出来るのだ。
toitoitoiのライブでは当たり前だった光景がコロナ禍では消えた。
そして今、その当たり前を岸川もオーディエンスも待ち侘び、実行された。
阿吽の呼吸は、消えていない。

アンコール

ムラコシ)アンコールありがとうございます!
せっかくドラムが2台あるし、今までやったことが無い事をお見せできればと思います。今日はスペシャルな日ですからね。サポートメンバー4名が登場し、6人編成で初めての試みとなった。

17.yes yes

岸川)1013、たくさんの方に集まっていただきまして、ありがとうございました。
toitoitoiを好きでいてくれて、変な音楽を好きでいてくれて、変なことを面白いと思ってくれるお客さんに恵まれて感謝しております。
1013、来年もよろしくお願いします。18.キスキスバンバン

岸川)すべてにキスを!すべてにキスを!
ずーっと歌ってきて、ずーっと思っています。
すべてにキスを!
あなたの舌打ちを投げキッスに!

千葉から来ました2人組ロックバンド「toitoitoi」でした。どうもありがとう!

セットリスト

第一部:森・燐チーム

01.ペネロポ
02.のろい
03.キャッチー
04.わんわんパラダイス(仮)
05.オー・マイ・大地
06.ティンキー・ザ・ラスカル
07.イケビート(仮)
08.アンセム

第二部:高橋・須藤チーム

09.お言葉散歩
10.フィールライト
11.太鼓マーチ(仮)
12.対峙
13.familiar
14.踊る阿呆
15.ひろがれ・ザ・ワールド
16.息子

アンコール

17.yes yes(6人編成)
18.キスキスバンバン(6人編成)

New Single「踊る阿呆」


コロナ禍においてそれまでの活動の中心であったライブ活動を制限されて以来、配信ライブへの積極的なコミットメントを行い、その歩みを止めることなく活動を継続してきたtoitoitoiが放つニューシングル「踊る阿呆」。

配信ライブだからこそできることを追求した結果、これまでにはない打ち込みやサンプリングのトラックを主体としたサウンドメイキングとなっており、「またいつか一緒に声を出して歌える日のために」という想いが込められた歌詞やシンガロングを前提とした構成が、鬱屈とした過去を乗り越えた先の世界において希望の象徴というべき曲となった。

サブスクリプション

https://linkco.re/uTq4895g

MV「踊る阿呆」

LIVE SCHEDULE

2023/10/28

toitoitoi tour 2023→2024『武蔵野音楽祭』
東京都 / 吉祥寺界隈

2023/11/05

toitoitoi tour 2023→2024『EASYGOINGS sdkt pre 【TENHOU!!toitoitoiRELEASEおめでとう!EVENT】』
埼玉県 / 越谷EASYGOINGS

2023/11/22

toitoitoi tour 2023→2024『クオーツ星レコ発「変身したい!?」』
東京都 / 池袋adm

2023/11/25

toitoitoi tour 2023→2024『naked&DJ TAICHI presents 「Music Mania Vol.15 〜Wレコ発〜THE 天国畑 JAPON & クオーツ星」』
山梨県 / naked music cafe&bar

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