田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋の演劇ユニットが約5年ぶりに復活!ヒロインは長澤まさみ!コムレイドプロデュース公演 『神の子』12月より全国7カ所で上演決定

ステージ下北沢, 劇場, 舞台


田中哲司が光石研と舞台をやりたい、誰と何をやったら面白いか、そんな発想から企画はスタートし、かねてから親交を深めてきた田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋が、しがらみにとらわれず、俳優たちが真摯に物作りをできる場所を求めて一致団結。

約5年以上前のとある日、3人の演劇ユニットが誕生した。

キャスティングも俳優同志で声を掛け合い、2016年2月に光石主演、麻生久美子など豪華な顔合せで、舞台『同じ夢』の上演が実現し、手応えを掴んだ公演となった。
そして『同じ夢』の公演後もそれぞれの熱や想いは冷めやらず、約4年ぶりにこの演劇ユニットが復活する。

ヒロインに長澤まさみ他、実力も華も兼ね備えたパワフルな面々をキャスティング

キャスティング時はタイトルも内容も知らぬまま、このユニットの企画に賛同した豪華なキャストが結集!

田中、大森、赤堀に加えて、ヒロインに長澤まさみ、更に、でんでん、江口のりこ、石橋静河、永岡佑、川畑和雄、飯田あさとと、実力も華も兼ね備えたパワフルな面々が名を連ねている。

作・演出:赤堀雅秋 コメント

最初は、哲司さん発信で、光石さん、南朋ちゃんで舞台をやろうという企画にお声がけいただいて、純粋に嬉しかったです。
もともと哲司さんも南朋ちゃんも大好きな役者さんで、そういう人とどんな作品になるかもわからない所からモノ作りを一緒にできるなんてそんな幸せなことはないです。

キャスティングは哲司さん、南朋ちゃんと話していく中で、ヒロインに長澤さんの名前が挙がって、まさか受けてもらえるとは夢にも思わず。
僕自身の今までの作品を見てくれた上での信頼なのか、哲司さん、南朋ちゃんが顔を揃える安心感があるということもあって、大好きな役者さんたちばかり参加してくれて嬉しいです。
本多劇場に豪華なキャストが集結して、あの距離感で生々しい芝居を目撃できるのは稀有なことだと思います。
多分面白いものになると思うので、来てもらえたら嬉しいです。

■プロフィール
1971年8月3日生まれ 千葉県出身

劇作家、脚本家、演出家、俳優。1996年SHAMPOO HATを旗揚げ、99年THE SHAMPOO HATに改名。
作・演出・俳優の三役をこなす。
人間の機微を丁寧に紡ぎ、市井の人々を描くその独特な世界観は赤堀ワールドと称され、多くの支持を集めている。

第57回岸田國士戯曲賞を「一丁目ぞめき」(上演台本)にて受賞。
初監督作品「その夜の侍」(12年)では同年の新藤兼人賞金賞、ヨコハマ映画祭・森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞。
モントリオール世界映画祭(ファースト・フィルム・ワールドコンペティション部門)、ロンドン映画祭(ファースト・フィーチャー・コンペティション部門)、台北金馬奨映画祭などに正式出品され、各方面で話題になり、16年監督第2作目「葛城事件」では主演の三浦友和を数々の映画賞へと導いた。

近年の主な作品に、【舞台】「美しく青く」「女殺油地獄」(19/作・演出・出演)、「睾丸」(18/出演)、「流山ブルーバード」「鳥の名前」「世界」(17/作・演出・出演)、【映画】「彼女がその名を知らない鳥たち」(17/出演)、【ドラマ】「60-誤認対策室-」(18・WOWOW/出演)、「監獄のお姫さま」(17・TBS/出演)など。

大森南朋 コメント

「同じ夢」は、とにかくいろんなことを探りながら少しずつ組み立てて、すごく独特の世界を創り上げることが出来たという印象が残っています。
いろんな仕事がありますが、こうやって定期的に哲司さん赤堀君と舞台を出来るのは楽しいですし、純粋に挑戦が出来る場所。
そのうち大喧嘩するかもしれないですけど(笑)、仲が良い間はずっと続けたいですね。

キャスティングでは、長澤さんにお願いしたいと思いまして。
「お久しぶり、大森です、赤堀君の作品興味ありますか?」ってメッセージを送ったら、「はい、興味あります。」だけ返信が来ました。
返事がすごく淡泊で、もし違う人だったらどうしようと思い、バッタリお会いした時に聞いたらちゃんとご本人だったので安心しました(笑)

赤堀君の作品は、どこか退廃している気持ちや絶望感など、僕らの世代の臭いが垣間見えて、切り取られている部分に共感出来ます。
人を寄せ付けない空気もあるけれど、そこが観に来るお客さんには刺激なのではないかと思います。

そんな赤堀君の作品にこれだけのキャストが集まり、すごく楽しみですし、大事な時間にしたいです。
このメンバーが集まって、面白くないわけがない!
みんなギリギリの芝居をして、アブナイ感じになると思いますので、ぜひ劇場まで足をお運びください。

■プロフィール
1972年2月19日生まれ 東京都出身

1996年のCM出演をきかっけに本格的に役者としての活動を開始。
01年に「殺し屋1」で映画初主演を務め、以降はテレビドラマ、映画、舞台、CMに多数出演。

17年には映画「アウトサイダー」でハリウッド映画デビューを果たし、NETFLIXで全世界向けに配信。
さらにはロックバンド『月に吠える。』のフロントマンを務めるなど、活躍の幅は広い。

近年の主な出演作に、【舞台】「市ヶ尾の坂」(18)、「不道徳教室」(13)、【映画】「初恋」(2020年公開予定)、「この道」(19)、「鈴木家の嘘」(18)、「アウトレイジ 最終章」「ビジランテ」(17)、【ドラマ】「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」(19・EX)、「居酒屋ふじ」(17・TX)、「トットてれび」(16・NHK)など。

長澤まさみ コメント

『同じ夢』と『鳥の名前』を観に行っていて、どちらにも好きな先輩しか出ていなくて、しかもすごく好きな空気感の漂う作品で、赤堀さんの作るものが好きなんだろうなぁと漠然と感じていたんです。

今回、南朋さんからメールを頂いたのはとても嬉しくて、以前共演した時からもう随分長い時間がたっているし、哲司さんも去年の夏の舞台を観に行った時に、一緒にお芝居したいなと思っていたので実現するのが嬉しいですし、とにかく好きな先輩方に囲まれてお芝居するのが楽しみです。

赤堀さんの描く世界は日常の中に溢れているもので、観た人の心に住み着くものだと思います。
私はそれにすごく惹かれていましたし、興味もあったので、演出を受けられることはとても楽しみです。

まだどんな作品になるかは本当にわからないけれど、”感じられるもの”を届けたいと思います。
頑張らないと!!と思っています。

■プロフィール
1987年6月3日生まれ 静岡県出身

2000年、第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、同年、「クロスファイア」で映画デビューを果たす。
04年には「世界の中心で、愛をさけぶ」で第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞を受賞。

以降も映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍。近年の主な出演作品に、【舞台】新感線☆RS「メタルマクベス」disc3(18)、「キャバレー」(17)、【映画】「コンフィデンスマンJPロマンス編」「キングダム」「マスカレード・ホテル」(19)、「50回目のファーストキス」「嘘を愛する女」(18)、【ドラマ】『コンフィデンスマンJP』(18・CX)、『君に捧げるエンブレム』(17・CX)など。

田中哲司 コメント

もともとは、光石研さんと二人で飲んでいて、一緒に舞台をやりたいですね、という話から、光石さんには赤堀君が合うのではないかと思い浮かび、大森君も参加してくれることになって、「同じ夢」が上演されたんです。
でも実際にやったら僕の方が楽しくなってしまって、今回実現することになりました。

赤堀君の作品は、なんとなく地方都市で、人生に行き詰った人たちの小さな物語というイメージがある。
僕も田舎育ちですごく懐かしいような世界を描くので、見るのも大好きです。

僕自身、翻訳ものの舞台に出ることが多く、「同じ夢」の時は本当に楽しかった。ハキハキしゃべるようなセリフではなく、日常会話の様に話すせりふが多く、ミスしてもかんでもいい、あまり練習もしないようにしていました。

普段舞台でできないような芝居を思う存分やらせてもらえる、映像との間というか、かといってやっぱり舞台、そういうところが楽しいですね。

今回は完ぺきなキャスティング。
まだどういう作品になるかわからないけど、素敵な役者が集まって、赤堀君テイストが出れば楽しい作品になると思います。

■プロフィール
1966年2月18日生まれ 三重県出身

舞台を中心に活動し、2005年には「城」で主演を務める。
以降、テレビや映画、舞台など幅広いジャンルで、名バイプレイヤーとして活躍。

2015年に出演した舞台「RED レッド」では第50回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞した。

近年の主な出演作に、【舞台】「サメと泳ぐ」「ハングマン」(18)、「ザ・空気」(17)、「浮標(ぶい)」(11・12・16)、【映画】「新聞記者」「デイアンドナイト」(19)、「人魚の眠る家」「十年 Ten Years Japan」「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」「生きてるだけで、愛」(18)、【ドラマ】「あなたの番です-反撃篇-」(19・NTV)、「二つの祖国」「フルーツ宅配便」(19・TX)、「まんぷく」(19・NHK)、「緊急取調室」シリーズ(19・17・14・EX)、など。

最新作『神の子』とは

時に無様な、時に滑稽な、愛すべきダメな人間たちの機微を独自の観点から描き出し、独特のユーモアを交えながら、観客をあたかも登場人物たちの日常を覗き見しているような不思議な空間へと誘う、劇作家・演出家・俳優であり、近年では映画監督としても高い評価を得ている赤堀雅秋。

そんな赤堀の最新作となる『神の子』は、赤堀曰く、“ヤクザだろうが、子供だろうが、警察だろうが、老人だろうが、女子高生だろうが、みな等しく‘神の子’である、という意味からタイトルを付けました“とのこと。

まだまだストーリーは未知ではあるものの、赤堀ならではの赤堀ワールドにどっぷり浸かれる作品になることは間違なさそうだ。

コムレイドプロデュース公演『神の子』

作・演出

赤堀雅秋

出演

大森南朋 長澤まさみ でんでん 江口のりこ 石橋静河 /
永岡佑 川畑和雄 飯田あさと / 赤堀雅秋・田中哲司

東京公演

■公演期間:12月15日(日)~30日(月)
■会場:本多劇場

■チケット発売日:2019年10月12日(土)
■チケット料金:8,500円 U-25 4,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
■プレイガイド:
 ・ローソンチケット(https://l-tike.com/kaminoko/
  0570-084-003(Lコード:33278)
  0570-000-407(オペレーター対応 10:00~20:00)

■お問合せ:プラグマックス&エンタテイメント 03-6276-8443(平日11時~17時)
■主催:株式会社コムレイド

名古屋公演

公演期間:2020年1月7日(火)~9日(木)
会場:ウインクあいち

福岡公演

公演期間/会場 2020年1月13日(月・祝) / 福岡国際会議場

広島公演

公演期間:2020年1月16日(木)
会場:JMSアステールプラザ 大ホール

大阪公演

公演期間:2020年1月18日(土)・19日(日)
会場:サンケイホールブリーゼ

長野公演

公演期間:2020年1月23日(木)
会場:サントミューゼ

静岡公演

公演期間:2020年1月25日(土)・26日(日)
会場:浜松市浜北文化センター

制作協力

PRAGMAX&Entertainment

企画・製作

株式会社コムレイド

LINKS

公式サイト:https://www.comrade.jpn.com/kaminoko/
公式Twitter:@COMRADE5
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