現役セラピストが検証!冬の体調不良の原因はほぼ「冷え」によるもの
12月になり、寒さも本格的に身に染みてきましたね。
こんな寒い時期に拍車をかけて体の調子もすこぶる悪い、という声もよく聞きます。
ただでさえ寒くてテンション上がらないのに体調も悪いときたらもう最悪ですよね。
肩こり、腰痛、胃もたれ、不眠、だるさ、むくみ、などなど
病院行くほどではないけどとにかく調子が悪い!
この不調のほとんどは体の冷えによるものです。
今回は、飲むだけで体が温まるものを体を張って紹介します。
(効果は個人差がありますので、あくまで参考値としてご覧ください。。。)
冷たい麦茶
冷え性は、血流が鈍くなり暖かい血液が手足へ運ばれにくくなって冷えてしまう症状です。
夏によく飲まれる麦茶には血液をサラサラにする「ピラジン」という物質が含まれており、毛細血管の血流量を増やす効果があるそうです。
そこで、暑い夏には体を冷やしてくれる飲み物ですが、血流量を増やす点に着目し、冷え性にも効果があるのか調べてしました。
飲む前の体温:36.2℃ → 飲んだ5分後の体温:36.0℃
マイナス0.2℃
継続して飲んでいれば効果があるのかもしれませんが、やはり血流を増やすといっても飲んだ5分後では、体温を下げてしまいました。
生姜湯
冷え性対策の代名詞とも言われている生姜湯。さすがに効果がありました!
ただ、摂取方法には注意点が必要ですので合わせてご紹介します。
■おすすめできない方
妊婦さんや小さいお子様、胃腸が弱い方や内臓疾患のある方には、刺激が強すぎてしまうため、お医者さんなど専門知識のある方にご相談ください。
■逆効果
生の状態で摂取すると体を冷やす効果がありますので、擦りおろしたものや針生姜をそのまま食べると逆効果になってしまいます。
作り方は簡単です!
生姜をスライスして干しておくと保存できます。
干した生姜を煮出し、ハチミツや砂糖、ジャムなどを入れると飲みやすくなります。
また、すりおろした生姜でもお湯に溶かせば、体を冷やす「ジンゲロール」が「ショウガオール」という体を温める物質に変化してくれるので、チューブの生姜でも手軽に作ることが出来ます。
飲む前の体温:36.2℃ → 飲んだ5分後の体温:36.4℃
プラス0.2℃
暖かい飲み物のおかげもあり体温は上昇しました。
さらに2時間程度経った時でも手先の冷たさを感じることはありませんでした。
ここでひとツボ
冷たい麦茶を飲むのと温かい生姜湯を飲むので0.4℃差がありました!!
36.0℃と36.4℃の差は体調にもだいぶ差が出てきますね。
最後に。
飲み物が飲める環境になかったり、飲み物が近くにない場合など、
飲み物に頼らず体が一瞬で温かくなる方法を教えます!
それは・・・・
耳たぶモミモミ!!(笑)1~2分、
耳たぶを揉んだりこすったりするだけ!!!
耳たぶの上側【外殻】の部分までよく揉みこむと耳に集まっているたくさんの毛細血管が刺激されて血流がよくなり、ポカポカと体が温まります。
耳にはたくさんのツボがありますが、どのポイントかは特に気にせず、どこでも揉んでみてください。
※強く揉み過ぎ注意!
Write by rim(現役セラピスト)