気象会社が「天気じゃないイベント」を開催し、全国から人が集まるその理由②-ウェザーニュース「大感謝祭」レポート
これがスゴイ!24時間365日生放送し続けるお天気番組「SOLiVE24」
2009年4月27日より放送を開始した24時間365日生放送お天気番組。
04:00~06:00 SOLiVEトワイライト
06:00~09:00 SOLiVEモーニング
09:00~12:00 SOLiVEサンシャイン
12:00~15:00 SOLiVEコーヒータイム
15:00~18:00 SOLiVEサンセット
18:00~20:00 SOLiVEイブニング
20:00~23:00 SOLiVEムーン
23:00~25:00 SOLiVEナイト
25:00~29:00 SOLiVEミッドナイト
番組はウェザーニュースのウェブサイトの他、ニコニコ生放送、YouTube Live、LINE LIVE、Periscope、FRESH! by AbemaTV、Facebookライブ動画など各種動画サイトで見られる。
スタジオからキャスターが放送し、視聴者がチャットやコメントなどで感想などを送信することで、リアルタイムにやり取りが出来ている。
番組では台風や大雪、地震が発生した際など緊急時に応じて体制を3段階に分けている。
これをウェザーニュースでは「Mスケール(Mitigation=減災)」で表し、番組内の帯の色が変化する。
M1:(青)通常レベル
M2:(黄)生活に影響が出るレベル
M3:(赤)人命や財産に影響が出るレベル
Mスケールが上がると、気象予報士による天気解説の時間が多くなったり、気象予報士が常駐している「予報センター」からの放送になったりする。
全国のどこかで地震の震度3以上と緊急地震速報を受信した際は、即座に地震情報に切り替わる。テレビの速報よりも断然早い。
また、揺れている場所から番組視聴者が「チャット」にて「横揺れがすごい」や「まったく揺れていない」などと即座に報告を上げられることが多く、被害の状況をすぐに把握することが出来ている。
各番組内でさまざまなコーナーがあり、このイベントで実際に体験出来るブースを出店していた。
みんなで作る天気予報
ウェザーニュースでは、サポーターと呼ばれる一般の人から現在の自分の真上の天気を写真付きで報告をしてもらうことによって天気予報を作っている。
天気予報を作成する「予報センター」では、これらサポーターから報告された情報と、各種レーダーなどの専門情報を加味し予報の精度を向上させている。
レーダーや観測所のデータでは分からない、その地域の状況を人が感じる「感測」として報告することにより、より細かな予報に役立てている。
「ゲリラ雷雨防衛隊2016」の活動報告
◆歴代最多!通算50万通のリポートで、全国平均59分前にゲリラ雷雨の発生を事前通知
「ゲリラ雷雨防衛隊」は、2008年に開始した局地的かつ突発的な雷雨による被害を減らすことを目的としたコミュニティで、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて、夏のゲリラ雷雨シーズンに活動します。
「ゲリラ雷雨防衛隊」では全国各地の隊員から送られてくる雷雨の前兆となる空の変化や体感の報告からゲリラ雷雨の発生を予測し、危険なエリアにいる方に事前に通知することで、被害軽減に取り組んでいます。
今シーズンは「ゲリラ雷雨防衛隊」の10万人の隊員から届いた報告は、歴代最多の通算50万通にのぼり、全国平均59分前までにゲリラ雷雨の発生を事前に通知することができました。
(出典:ウェザーニュース 2016年10月25日「台風の接近増で、 “ゲリラ雷雨”発生数は昨年の約2倍」より)
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2ページ:これがスゴイ!24時間365日生放送し続けるお天気番組「SOLiVE24」
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