絶賛上演中!劇団プレステージ企画公演『あいつのチョキ』。作・演出の今井隆文が語る「なぜいまこの企画公演を上演するのか」

ステージアミューズ, 劇団プレステ―ジ, 舞台

泥臭くても暑苦しくても演者として、「より多くの人達にエンターテイメントを通じて感動を届けたい。」そんな熱い想いを胸に秘めた、がむしゃらな俳優18名で構成された<劇団プレステージ>

その<劇団プレステージ>の企画公演「あいつのチョキ」が2月27日より千本桜ホールにて上演される。

この“企画”公演は、<劇団プレステージ>のメンバーの中から今井隆文(32)、小池惟紀(31)、向野章太郎(40)、長尾卓也(29)、大村まなる(32)、秀光(33)の6名が選抜され、その平均年齢はなんと32.8歳と、劇団の中でも古参メンバーを揃えている。

また紀伊国屋サザンシアターやCBGKシブゲキ!といった劇場での公演が多い彼らが、今回あえて劇団発足のルーツでもある千本桜ホールにて行う。
その企画意図を作・演出を手がける<劇団プレステージ>のリーダー今井隆文が語った。

「おっさんが、右往左往します。ハタから見たらかなりヤバい状況です」

昨年11月27日に、劇団プレステージのリーダー今井隆文が自身のブログに「こんなブスと結婚して下さる方がいて、今、幸せです。」と結婚を発表し、家庭を持つという決断をした。この決断が今作制作の大きなきっかけとなった?

“夢を持ちながらも生活していく人々”を真正面から捉え、30代の夢を追う男達の境遇を描きたいと考えました。
劇団員自身の“現在”も取り入れた、“大人になれない30代”の青春群像作品を劇プレで表現したいと思ったんです。

今作ではスタッフも一瞬戸惑ったほど、劇団員自身の境遇や想いもリアルに台本へ反映したようで

『あいつのチョキ』は、30代男の群像劇です。
目の前には、いくつもの現実が襲ってきます。
それを見過すことはできない。その状況でどうしていくのか?何が正解なのか?それは、自分にしかわかりません。
何を選択するのか、どうやって答えを出すのか…。

いまだに青春を捨てきれない、モラトリアムなおっさんが、右往左往します。
ハタから見たらかなりヤバい状況ですね。

「30代男のちょっとヤバい人達を嘲笑いに来て頂ければ幸いです。」

今回、あえて彼らが育った千本桜ホールで公演を行うということで、原点回帰に挑んだ?

30歳を超えて、一緒に走ってきた仲間が離れたり、夢を諦めたりする瞬間も見てきました。
人生って何が起こるかわからない。幾多の困難を乗り越え、それでも生きていく。
僕たちにとって数々のドラマが起こったこの劇場の力も借りて、お見せできればと思っています。
30代男のちょっとヤバい人達を嘲笑いに来て頂ければ幸いです。

---彼らのリアルで真正面からのメッセ―ジと、劇プレらしいユーモアがどう表現されるのか楽しみだ。

劇団プレステージ企画公演「あいつのチョキ」

脚本・演出

今井隆文

出演

今井隆文、向野章太郎、小池惟紀、大村まなる、秀光、長尾卓也

会場

千本桜ホール

公演日程

2018年2月27日(火)~3月6日(火)[全12ステージ]
 2/27(火) 19:00
 2/28(水) 15:00/19:00
 3/1(木) 19:00
 3/2(金) 19:00
 3/3(土) 13:00/18:00
 3/4(日) 13:00/18:00
 3/5(月) 19:00
 3/6(火) 14:00/18:00

チケット料金

前売3,800円
当日4,300円(全席自由・整理番号付・税込)

主催

アミューズ

企画・製作

劇団プレステージ アミューズ

あらすじ

藤井と鈴木はいつも一緒だった。
年を重ねるにつれ、2人はなんとなく距離を取るようになった。
「友達ってなんだ?」
恋愛だったら、最終的に、結婚っていう契りがある。でも、『友達』には、確固たる定義が存在しない。
何が『友達』なのか?大人になって、昔の友達を思い出す。
「あいつ今何やってんだろう?」
大人になるってなんだ?自分が描いた30代ってこんなもんだっけ?
藤井の身にいろんな問題が降りかかる。
そんな時、突然、仲の良かった鈴木と再会する。鈴木は最後に切り出した。
「久しぶりにじゃんけんでもしようよ」と・・・。

劇団プレステージ とは

「より多くの人達にエンターテイメントを通じて感動を届けたい。」
そんな熱い想いを胸に秘めた、芸能事務所アミューズ所属の21~40歳の俳優18名で構成された“劇団プレステージ”。
その個性は様々で、活動は舞台、ドラマ、映画、アニメ声優、バラエティ、ラジオDJとして活躍し、多岐に渡る。

2005年にプロジェクトとしてスタートし以降7年間、キャパ100席足らずの小劇場で公演を重ね、2013年からはCBGKシブゲキ!! 、2015年8月には劇団初の大阪公演、東京での劇場を紀伊国屋サザンシアターに移し、9,000人を動員。NON STYLEの石田明氏を脚本に迎えたり、人気劇団のヨーロッパ企画さんとのコラボ公演を経て、昨年は“直球ど真ん中”の笑いあり、涙ありの泥臭くも熱いエンターテインメント作品「URA!URA!Booost」を紀伊国屋サザンシアターで15公演行い大盛況のうちに終える。

舞台活動以外には、動画メディア『ストラボ東京』での企画・構成・出演、コミュニティFM・渋谷のラジオにて毎週(木)「渋谷のラジオの学校」のレギュラー活動中。

LINKS

Official Site:http://amuse-gekipre.com/
Twitter:@AMUSE_prestage
Blog:劇団プレステージOfficial BLOG

今井隆文

1985年生まれ。東京都出身。劇団プレステージのリーダー。
過去4作品の演出を手掛け本作が5作目となる。
作・演出は2012年の「んざんび君」以来となる。

近年ではドラマ「重版出来!」(TBS)、「営業部長 吉良奈津子」(CX)、「孤食ロボット」(NTV)でレギュラー出演、映画「SCOOP!」、「銀魂」、「斉木楠雄のΨ難」など映像を中心に精力的に活動し、1月は「アンナチュラル」(TBS)、「99.9 刑事専門弁護士 Ⅱ」(TBS)、「オモヒデ座」(BSプレミアム)に出演。
2017年よりラジオ「渋谷のラジオの学校」でレギュラーパーソナリティ、Youtube LIVE「ポルノグラフィティの“しまなみテレビ”」では“はっさくメガネ”として番組進行役を務めるなど、その活躍の幅は多方面にわたる。

長尾卓也

1988年生まれ。千葉県出身。  

2012年、2016年と映画「るろうに剣心」の出演をきっかけに、同作品の全国キャンペーンをマスコットボーイとして全県・富士山を行脚。富士山登頂時にはスポーツ新聞の1面を飾る。
昨年は「スパイスアップ・ナイトパレード」、「フクロウガスム」など客演公演を中心に活躍。
ドラマ「事件の方が放っておかない探偵」(CX)、「プラージュ」(WOWOW)、「コーヒーで話す、一日5分の“ふたり時間”」(ゼクシィ×ネスレ)WEB CMに出演。
10月より毎週Ameba FRESH!「時限ドラマバラエティ ACTORS FRESH!」にレギュラー出演中。

小池惟紀

1986年生まれ。島根県出身。

特技のラップを追求し、様々なMCバトルに参戦。
最高成績はUMB千葉、UMB富山にてベスト4まで進出。

映画「SCOOP!」、ドラマ「リバース」(TBS)の出演。

舞台は客演として「HEIAN 絵夢師z ~New Rap Battle Musical~」では主役を務める。

向野章太郎

1977年生まれ。福岡県出身。

劇団立上げの中心メンバーとして俳優活動を開始。
ドラマ「不便な便利屋」(TX)、「花咲舞が黙ってない」(NTV)、「スペシャリスト」(EX)、「俺のセンセイ」(CX)、「24時間テレビドラマスペシャル『時代を作った男たち~阿久悠物語~』」(NTV)。

バラエティ「モバイルシャーロック2」の準レギュラーとしての出演。

舞台「オタッカーズ・ハイ」、「いい日、マブダチ」、「エレベーターガール~ご希望の階には止まれません~」など出演。

大村まなる

1985年生まれ。京都府出身。

ドラマ「医師たちの恋愛事情」(CX)ではレギュラーを務め、撮影中ワゴンをぶちまけ、“フジテレビがんばった大賞”を受賞。
他、「東京タラレ娘」(NTV)、「プラージュ」(WOWOW)、CM「USJ『SCOPE篇』」に出演中。

舞台は「祝女~season2」、「ゴジゲン番外編『なんかすごいSF的なやつ』」、「エレベーターガール~ご希望の階には止まれません~」に出演。
2017年、大村学から大村まなるに改名。

秀光

1984年生まれ。茨城県出身。

昨年、「福山雅治の地底人ラジオ(仮)」に2週にわたって奇跡のゲスト出演。
番組内で「芸名を変えようよ。」という鶴の一言で“秀光”に改名してから、初の舞台出演。

ドラマ「そして、誰もいなくなった」(NTV)レギュラー、舞台「我心匪石~わらいや助六編」に出演。
「渋谷のラジオの学校」ではレギュラーDJを務め、「新春オトパラ!開運!ニッポンの初日の出」(LF)ではレポーターを務め、しゃべりの仕事に挑戦中。
[kanren postid="9632,9584,6655″]