<ゲネプロレポ>熱海五郎一座・新橋演舞場シリーズ5周年記念「船上のカナリアは陽気な不協和音 ~Don’t stop singing~」6月28日まで上演
三宅裕司を座長に、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之がお客様に“東京の笑い”を届け続ける熱海五郎一座。
翌日からの本番を控えたこの日、新橋演舞場にて報道陣にゲネプロを公開。
また囲み会見が行われた。
2004年に伊東四朗を座長に旗揚げした「伊東四朗一座」。
伊東のスケジュールの都合で参加が出来ない時は「熱海五郎一座」として活動している面々。
毎年必ず公演を打ち、2014年からは新橋演舞場に進出している。
今年は進出5周年を記念し、最近では”ラスボス”と称される小林幸子をゲストに迎え、三宅裕司を中心に一座を結成して14年。
これまで14作を上演し35万人以上の観客を動員している人気シリーズになった。
新橋演舞場シリーズ5周年の記念として迎えるゲストに小林幸子、そして三宅率いるビッグバンド「三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」が出演し、よりエンターテインメント性の高い豪華な舞台になっている。
熱海五郎一座でしか見ることのできない、東京喜劇とビッグバンドジャズのセッションは見もの!
囲み会見
今回は小林幸子さんがゲスト出演されますが、2回目のご出演になりますね
三宅)そうですね、前は9年前ですか?
小林)そうですね。
三宅)今回は、私が昔からなっているビッグバンド「三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」が出るので、ビッグバンドでジャズが歌えて、ジャズ歌手が来てもつまらないから演歌歌手がいいなと(笑)
演歌の方でジャズが歌える方ということで小林さんになりました。
まさかジャズのCDなんか出してないですよね?
小林)出しました(笑)
一同)爆笑
出演のお話を頂いた時はいかがでしたか?
小林)2回目ということで本当に嬉しかったです。
そして今回ジャズということで、ワクワクしています。
この熱海五郎一座は業界の人も楽しみに観に来る作品で、東京喜劇の第一人者でもあって、音楽もやられている三宅さんの舞台に出させて頂いてとても光栄に思っております。
三宅さんは今回バンドでも苦労なさってるんじゃないですか?
三宅)10年位前に「三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」を作ったんですけども、僕以外が全員プロのミュージシャンなので、もうついて行くのが大変なんですね。
なので今回は相当秘密練習をしました。
小林)だけど上手です。カッコイイです。
本当に惚れ惚れしました!
三宅)ね!(笑)
例えば、手のひらにマメも・・・何も出来てない(笑)
一同)爆笑
渡辺)いま見ちゃったじゃないですか!(笑)
出来てないんですか!
(手のひら)つるんとしてらっしゃいましたね(笑)
三宅)それほどやることなくて(笑)
今回、渡辺さんは小林さんのお相手ですね
渡辺)小林さんと絡むシーンが多くて、もードキドキしながら。大御所ですから。
だからいかにアシストしてちゃんとゴールを決めるかというのがテーマでございます。
昇太さんの役柄は?
昇太)天才外科医の役なんです。
役作りがまったく出来なくて、困ってるんです(笑)
どうすれば良いんだろうと思って。
一同)爆笑
昇太さんは舞台の中で歌われるんですよね?
昇太)はい、歌もあるんですよ。
その後に小林幸子さんも歌うので公開処刑みたいになるんです。
一同)爆笑
それは見どころのひとつになりますか?
昇太)いや、私を見ておくと、その後の音楽がすべて良く聞こえる。
私は一座の捨て石となって、相当大事な役です。
外科医の上に「天才」は必要だったんですかね?
昇太)あの、必要無いと思うんですけど(笑)
一応書いてあったので。
三宅)なので、上手くしゃべれない天才外科医(笑)
ラサールさんはどんな役柄ですか?
ラサール)とにかくサプライズにつぐサプライズで、(ここでは)何もしゃべれないんです。
始まって20分で「え!」なって、また「え!」ってなるので、実を言うといま一番タイムリーなんです。ここにきて一番タイムリーな設定なんです。
だけれども(まだここでは)言えないんです。
本当にここにきてタイムリーなんです。
昨日か一昨日のニュースですかね。
だいたいいつもこの一座をやっていると、後からやっている事が起きてくるんです。
今回もまたやってきました。
小倉さんの役どころは?
小倉)船長さんです。
僕も色々ある船長なんです。
僕は海に憧れてて、若大将(加山雄三)が好きで、海の男に憧れているんですよ。
なので役作りはバッチリです。
若大将になりたかったんですけど、中学生の時に老けていたので若大将を通り越して「大将」って言われてたんですけどね。
東さんはどんな役ですか?
東)小倉さんが船長で、私は副船長なんですけど、私もここでは言えない色んな展開がありまして、ここの中の誰とは言いませんけども一座始まって以来のラブシーンがあったり。
ロマンスというかね。
今回の見どころは?
三宅)ビッグバンドもひとつの見どころですけども、ビッグバンドを使って小林さんや昇ちゃんも参加しますけど、ギャグがあります。
贅沢なギャグですよ!
ビッグバンドを使ってギャグをやるっていうのは楽しいですよね。
舞台の最初から最後まで爆笑の連続を狙っています。
それプラス、さっきからみんなが(設定を)言えない言えないと言っている次から次へと起こる出来事、そしてみんなが背負っているもの、どんでん返しもあれば「えー!」っていうものがたくさんあります。
予測のつかないストーリーに連続の爆笑で、レベルの高い音楽とダンスがあります。
これはもう、全部が見どころになっております。
是非、観に来ていただきたいと思います。
熱海五郎一座・新橋演舞場シリーズ5周年記念
「船上のカナリアは陽気な不協和音 ~Don’t stop singing~」
作
吉高寿男
出演・構成・演出
三宅裕司
出演
渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東 貴博(交互出演)、深沢邦之(交互出演)
赤堀二英、丸山優子、白土直子、西海健二郎、良田麻美、久下恵美、堀田 勝、榊 英訓、山口麻衣加、長谷川慎也、白井美貴、辻 大樹、山城屋理紗、木下 桜
中嶋杏果(交互出演)、山田桜花(交互出演)
KUNI NISHIZAWA、TATSUO、ATSUSHI、米倉香菜
三宅裕司 & Light Joke Jazz Orchestra
ゲスト出演
小林幸子
会場
新橋演舞場
日程
2018年6月1日(金)~28日(木)
料金(全席指定・税込)
1等席 11,000円
2等席 9,000円
3階A席 6,000円
3階B席 2,800円
桟敷席 12,000円
チケット
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0570-08-9999(オペレーター対応 10:00~18:00)
制作協力
株式会社アタリ・パフォーマンス
主催・製作
松竹株式会社
株式会社アミューズ
あらすじ
かつて一世を風靡した演歌歌手の千夜子は、バカンスの為にパトロンの政治家と豪華客船に乗船する。
船内には、船長や副船長の他に常駐のバンドのバンマスや天才外科医、そして訳ありの観光客などが居合わせ、トラブルの予感を漂わせている。
密室と化した船内で、各々の秘密が複雑に絡み合う。
歌あり、ダンスありのゴージャスなエンターテインメントショーを織り交ぜてのタイタニックにしてオリエント急行な群像爆笑喜劇!乞うご期待!!