<toitoitoiライブレポート>@JAM FES 2017 Day:2

ミュージックtoitoitoi, ライブ, ライブハウス, レポート, 新宿

~2017.5.1 JAM FES 2017 Day:2~
会場の新宿LOFT BARに入るには、新宿LOFTを通り過ぎなければならなかった。
新宿LOFTではマキタスポーツが妄想を掻き立てる歌を歌っており、つい立ち止まってしまった。
肝心なところはいつも「んんんー」とハミングでごまかして聞くことが出来ない。
もどかしいw

toitoitoiの出演時間まですぐだったので最後まで聞けず、厚い扉を開けて新宿LOFT BARに入った。

【カメラマン】
・小川愛晃(@Noriaki_Ogawa)[official]
・KodaiUwabo(@gefuhlaureole)[official]

JAM FES 2017
presented by shinjuku JAM

日付:2017年4月29(土)~5月7日(日)
会場:新宿JAM / 新宿NINE SPICES / 新宿Live Freak / 新宿LOFT / 新宿LOFT BAR / STUDIO JAM

21:25 START @新宿LOFT BAR Day:2 トリ

岸川)行けるかJAM FES、2日目ー!
LOFT BARでトリです!
私たちJAM FESでトリやらせてもらうの初めてですから。
当たり前の毎日の中で、当たり前じゃない音楽がやりたい。
それは、いつも通り歌うってことです。
toitoitoiです、よろしくお願いいたします。
岸川)この新宿LOFT BARで歌を歌っている。
JAM FES?関係ねーよ。
2日目?関係ねーよ。
私はただ、この瞬間30分間、ただ魂を削って歌いに来ただけですから!
〆てやりましょーよ2日目で。
終わらせてやりましょうよJAM FES!
岸川)新宿JAMがやってるバカみたいなこの企画。
2000円でみんなは音楽を楽しめる。
新宿は誰でも受け入れてくれる。
最近はそうじゃなくなったかもしれない。
でも。
やっぱり「そうだ」って信じさせてくれるこのイベントJAM FES。
みなさん楽しみましょう。
岸川)静寂とは程遠り場所で、静寂のようなことをする。
バンドとは程遠いような音で、バンドに似たようなことをする。
岸川)JAM FESにはずーっと出ています、toitoitoi。
JAM FESは最初から出たって言ったらウソになるけど、わりかし最初の方から出てて。
変わったか変わってないかって言ったら、変わったのかもしれないね。
岸川)新宿は誰でも受け入れてくれる街だし、でも最近はそうではないとマツコ・デラックスが言ってました。
そうだと思っていた人には居辛くなってしまったそうなんだけど。
岸川)でも新宿JAMはそうじゃないなと思います。
前より楽屋がキレイになっても、ちょっと連携が取れ始めても。
相変わらずスタッフの顔は青いし、新宿JAMの石塚さんは「甘いもの甘いもの甘いもの」と呪文のように唱える。
ライブハウスなのか?バンドなのか?っていつも思うけど。
岸川)あたしこのフェスが凄いなって思うのは、それが全部LIVEだっていう事ですよね。
街も全部含めてチケット代払ってるような気持ちになるでしょ。
道路を歩いててもライブみたいな気持ちになる。
私はそういうフェスをあんまり見たことが無いなって思います。
岸川)だからみんな、風を切って街を歩いている時、主人公みたいな気持ちになったらそれは正解です。
あなたが持ってるそのリストバンド(チケット)は主人公になれるためのものですから。
こんなフェス、中々無いから。
今日は思う存分、主人公になってください。
私の事なんてどうだっていいからさ。
私に勝ってよ、みんな!
『ひろがれ・ザ・ワールド』
岸川は歌いながら扉を開け隣のLOFT側に若干乱入。
ただタイミング悪く、どうやら静か目な曲だったようで、そそくさと戻ってきた。
しかし曲の後半、隣のLOFTから数名のお客さんが入ってきて、その姿を見た岸川は「こっちの方が面白いでしょ!」と満面の笑みで言った。
岸川)みんなは単純にこのJAM FESを楽しんで帰ってください。
今日寝て、明日8時半に新宿JAMに来て、ちょっとだけバーミヤンで仮眠して、また明日8時半に来てください。
新宿JAMの石塚さんが会場に入られ。
岸川)2000円で見れるんだから、主催の石塚さんに会ったら敬礼くらいした方が良いですよ。

(右)新宿JAMの石塚さん
岸川)新宿JAM石塚さんです!
ありがとう、石塚さん。トリにしてくれて。
わりかしやってて良かったって、いま思ってるよ。ありがとう!

偽りのないことば

MCで話す岸川の言葉。
歌に合わせて発する言葉。
ひとつひとつが胸に刺さる。
煽りにも聞こえるが、実はそうでもない。
岸川が素直に感じたことを、ただただ言葉にしているのだと思う。
だから聞いた側も瞬時に自分の気持ちへと昇華する。
そして新宿LOFT BAR全体がヒートアップしていく。
さらにボルテージが高まる岸川。
昇り詰めるスパイラル。

ライブ後に同席していたレーベルスタッフと話す機会があり、「フェスでこれだけ盛り上がるのは、なかなか無い」と興奮気味。
ライブが終わってからの会場の余韻も凄く、興奮と喪失感が入り混じっていた。

オフショット「JAM FESスタッフと楽屋にて」

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