<コメント>【AAA2024】「このショーを作るのきついんですが、被災地の皆さんを思うと弱音は吐いてられない!」岸谷五朗・寺脇康文によるチャリティーショーAct Against Anything VOL.3『THE VARIETY 29』
Act Against Anything」として第3回目の開催となる今年の「Act Against Anything VOL.3『THE VARIETY 29』」は、遂にAAAの聖地、日本武道館に4年ぶりに戻って12月1日に開催した。
終演後には、岸谷と寺脇の他に.ENDRECHERI.(堂本剛)、秋山竜次(ロバート)、大黒摩季、中村雅俊などが報道陣の取材に応じている。
コメント
イベントお疲れ様でした。4年ぶりに日本武道館での開催となりましたが、いかがでしたか?
岸谷)4年ぶり、そうですね。
4年前の時はコロナの影響で無観客になってしまったのでチケット全部払い戻しして無観客になってしまって、オープニングはキックボードで登場して客席で歌ってました。
本当やっぱり相当悔しい思いをして、配信だけでやったんですけども、今日お客様の顔が見れてほんと幸せでした。
本当にこのお客様のお陰で チャリティーが出来てるって実感しました。
30年やってるんですけど、今日は特に感じました、皆さんの熱を。
堂本さんはステージ出演されていかがでしたか?
堂本)ステージでもお話させていただいたんですけど、
世の中だったり世界に何かこう自分の力が、愛とか優しさとか、そういうものを繋げることができたらなって思ってても、なかなかどうすればそれが繋がるのか、実行に移せるのかっていうのはすごくわからないところもあると思うんですね。
なので、こういったチャリティーのイベントだったり、こういったアクションをしてくださる方がいらっしゃることで、そういう架け橋っていうのはどんどん広がっていくなと思います。
このチャリティーイベントが最初にどういう思いで立ち上げられたかっていうことも岸谷さんからお伺いしていますし、本当にご縁をいただいて呼んでいただけたことを本当に嬉しく思ってます。
ありがとうございました。
岸谷)とんでもない。ありがとうございます。
ステージ上でもまさにその話をされてましたが、結構長い時間話されたと思うんですけど。
岸谷)全然2時間あっという間でしたよね。
色んな話をしているんですけど、主には本当にこのチャリティーの考え、お互いの考え方とか、剛くんはやっぱ強いものを持ってるので、色々なことの考え方にお互いにお互いの意見を交わして。
いや本当、あと3時間行けたね。
堂本)はい、全然いけました。
4年ぶりに日本武道館での開催となりましたが、寺脇さんはいかがでしたか?
寺脇)前回の武道館はコロナの時で無観客で配信だけだったんですよね。
それまでずっと毎年毎年連続して武道館でやってきたので、4年前の無観客、そして4年後の今日を迎えた時に、本当にすごい久しぶりな感じがしました。
武道館って客席が近くてあったかい雰囲気になるんですね。
今日は最初からもお客さんがどんどん逆に僕らに力を与えてくださって、暖かく迎えてくださったので出だしからちょっと泣きそうになりましたけども、とてもいいコンサートになったんじゃないかなと思います。
初出場のロバート秋山さんはいかがでしたか?
秋山)最高なステージでした!
最初いきなりなんかすごいとこから出ちゃっていいのかなって。
なんで僕だけあれ使うんすか?
岸谷)秋山EXITって出入り口はなっていました。
秋山)なんか緊張しちゃったんですけども、ものすごいみんな優しくて、こんな素晴らしい出演者の中で自分があれやらしてもらって本当光栄でした。
岸谷)素晴らしいショーでしたよ。
秋山)岸谷さん寺脇さんと一緒にやらせていただいて、またレアな「願い」とか「TOKAKUKA」とか。
岸谷)ちゃんと真面目なダンサーが後ろについてて、有名なアーティストの振り付けしてるすごいダンサーなんですけど大爆笑してましたよ。笑って後ろで踊れないんだって。
秋山)すごい受けてくれてましたもんね。
岸谷さんは、ほうきでなんかすごいずっとやられてるし。大河でここ1年お会いさせていただいた時の岸谷さんと全く違うから。
岸谷)それ大河であんなことやってたら怒られますよ!
秋山)ギャップが凄すぎて、今年1年見てきた岸谷さんとはまったく違うから。
続いて中村雅俊さん、いかがでしたでしょうか?
中村)2人から声を掛けていただいて本当にありがたくてですね。
以前は地球ゴージャスにも声を掛けていただいて、AAAにも前に出させていただいて、その都度なんか嬉しく感じています。
本当にお客さんも優しいし、出ていくだけでリアクションがすごい良かったし、チャリティーっていう名目ですけど、本当にその善意が皆さん溢れてて、なんかすごく全体としてめっちゃくちゃいいライブだったなっていう風に、もう客観的に見ててもすごいってそう思ったんで、2人のお陰かなと。
もう影ながらの努力とかがすごいんで、感心しながら見てました。
実に楽しい時間でした。ありがとうございます。
岸谷)雅俊さんに出ていただくと、唸りみたいな歓声なんですよ。「おぉ〜雅俊さんが来たー」って全然重みが違うんです。
僕はAAAに異業種の方に、色んなジャンルの方にチャリティーに参加していただきたいんです。
それは多面的なファンの方が啓蒙啓発してくれるんですよ。
一人のファンだと一方向にしか広がらないけど、色んなジャンルの方に出ていただくと広がりが出て多面的なチャリティーが出来るので、本当に雅俊さんの存在は大きくて感謝しています。
大黒さんはいかがでしたか?
大黒)面白すぎて言うことがないですね、ほんと。
アミューズさんには山ほどすごいアーティストがいるのに、なんで外様で私がいつも呼ばれるんだろうっていつも思ってたんですけど今日わかったのは、私って特攻の役目なんだね。
岸谷)特攻(笑)
まず盛り上げにマキちゃん突っ込んで。
大黒)チャリティーって、どんどん塩を引いたみたいにみんな忘れていくっていうのがね。
岸谷さんもおっしゃってましたけど、忘れてないよ、人類みんな親戚だよっていうことを言い続ける。
だから、始めパワーより続けるパワーの方が実は言うとすごく持久力がいるし、地球ゴージェスチームだからこそ30年続けてられるし、コロナがね長かったじゃないですか。
そういった意味でも、 愛情は多分なんか恋愛みたいにパッと落ちるもんじゃなくて、チャリティーは特に。
大きさじゃなくて、コツコツとあなたを見てるよっていうのがすごい大事だと思うので、これからもどんどん元気が続く限り頑張ましょう。
皆さんとですね、やっぱり楽しい時間で苦しいチャリティーは続かないので楽しみながら、皆さんが結果的にチャリティーになってるっていう、この素敵なライブは死ぬまでやってください。
来年はいよいよ30回目に入ります。寺脇さんと岸谷さんから意気込みを聞かせてください。
寺脇)毎回言ってきたんですけど、やっぱりチャレンジってね、本当に頑張っちゃいけないっていうか、出来ることを出来る範囲でやっていかないと、本当しんどくなってきちゃうんで。
AAAは楽しみながらやりたいので、また来年もできる範囲で出来ることをという気持ちでやりたいなと思ってます。
岸谷)今の意見と違うんですけど・・・
寺脇)違うんかい!(笑)
岸谷)本当にきついんですよ。このショーを作るの。
色んなこと、組み立てることも大変だし、作ることも大変だし、皆さんにお願いするのも大変なんですが、今、世界の情勢を見ていると子供たちの泣き顔だらけで、こんなことで自分がくじけてちゃいけないなって思うんですよね。
もう大変で、1人ぼっちで夕日を眺める時あるんですけど、いやいやいやいや、こんなへたれてる場合じゃないって。今どれだけの子供たちが苦しんでるんだって。
あと被災地の皆さんを思うと弱音は吐いてられないなという。
そんなことを踏まえながら、またちょっと画策したいと思いますが、是非またその時はお客様いらしてください。
よろしくお願いします。