黒澤明の名作を桐谷健太、高橋克典、佐々木希、髙嶋政宏で舞台化する『醉いどれ天使』で田畑智子と篠田麻里子の新キャストを発表!9月より東京・大阪にて上演
黒澤明と三船敏郎の初タッグ作品の舞台化、新キャストに田畑智子と篠田麻里子
日本をはじめ世界中に大きな影響を与えた名匠・黒澤明と、その多くの作品で主演を務めた三船敏郎。
後に次々と傑作を生み出すことになる二人が初めてタッグを組んだ映画が「醉いどれ天使」。
この秋、日本映画史上最強コンビの原点ともいえる作品が、満を持して舞台に蘇る。
戦後の混沌とした時代に生きる人々の葛藤をいきいきと描いた映画「醉いどれ天使」は、黒澤明による力強く斬新な世界観と三船敏郎の荒々しくも繊細な演技が絶賛され、今なお名作として世界中で愛されている。
この秋、日本映画史上最強コンビの原点ともいえる作品が、満を持して舞台に蘇る。
演出は、黒澤明同様海外での評価も高い三池崇史。脚本は演劇界のみならず映像作品でも活躍する蓬莱竜太。
出演は、桐谷健太、高橋克典、佐々木希、髙嶋政宏に加えて、高橋演じる真田の診療所に訳あって身を寄せ、診療所を手伝う美代役に、数々の話題作に出演する実力派俳優の田畑智子。
桐谷演じる松永と深い仲にあるダンサー・奈々江役をAKB48卒業後、映画・舞台と確実に演技の幅を広げている篠田麻里子が演じる。
更に、梅沢昌代、テイ龍進、染谷俊之、陰山泰、渡辺光、黒石高大、高橋里恩、原金太郎、西沢仁太、安藤瞳、澤竜次と個性豊かなキャストが結集した。
戦後と同じように先の見えない時代の真っ只中にあるいま。不器用ながらも明日に向かって歩みを進めようとする登場人物達が何を届けてくれるのか。
現代に生きる我々に問う、衝撃の話題作。
コメント
田畑智子
日本の映画史に名を残す名作の舞台化作品に参加させて頂ける事、今からすごく楽しみにしています。
三池監督の演出を久しぶりに味わえる喜びと恐怖、今は色んなドキドキで胸がいっぱいです。
パワー溢れるエネルギッシュなお芝居をキャストの皆様と全力で楽しみたいと思っています。
篠田麻里子
黒澤明監督と三船敏郎さんのゴールデンコンビを生んだ伝説の映画の舞台化!
そのような話題作へのオファーをいただいた時、驚きと共にとても嬉しく思いました。
黒澤作品の魅力の一つは登場人物たちが生き生きと描かれていること。
私が演じるダンサーの奈々江は自由奔放で〝悪女〟といえる役どころですが、戦後の混乱の中、自らの意志を持ち、一生懸命に生きています。
エネルギッシュに魅力的に演じられたらと思います。
今回の舞台ではダンスホールのシーンが印象的に描かれると聞いていますので、私自身とても楽しみです!
ぜひ生の舞台でエネルギーを感じていただけたらと思います。
あらすじ
ある夜、ピストルの傷の手当てを受けに、闇市の顔役の松永(桐谷健太)が真田(高橋克典)の元へやってくる。
真田は闇市の界隈に住む人々を診る町医者で、酒が好きで口は悪いが、心根は優しく一流の腕の持ち主。
顔色が悪く咳込む松永を一目見て肺病に侵されていると判断し治療を勧めるが、松永は言うことを聞かずに診療所を飛び出し、闇市の居酒屋で働く同郷の幼馴染ぎん(佐々木希)の元へと向かう。
戦後の混乱の中、松永の采配によって落ち着きを保っていた闇市だったが、松永の兄貴分の岡田(髙嶋政宏)が出所し、闇の世界の力関係に変化が起きていくのであった・・・
『醉いどれ天使』
原作
黒澤明 植草圭之助
脚本
蓬莱竜太
演出
三池崇史
出演
桐谷健太 高橋克典 佐々木希 髙嶋政宏 田畑智子 篠田麻里子
梅沢昌代 テイ龍進 染谷俊之 陰山泰 渡辺光 黒石高大 高橋里恩 原金太郎 西沢仁太 安藤瞳 澤竜次
東京公演
2021年9月3日(金)~20日(月祝)
会場:明治座
開演時間-12:00/17:00
料金(税込):S席14,000円 A席7,000円
大阪公演
2021年10月1日(金)~11日(月)
会場:新歌舞伎座
開演時間-12:00/17:00
料金(税込):S席14,000円 A席7,000円