ウォーリー木下が原案・演出!スマホで見られるVR演劇「僕はまだ死んでない」2月より公開決定!自分のカメラワークで舞台上を360度を楽しむ新感覚の演劇体験!内海啓貴、渋谷飛鳥などが出演

ステージ舞台

新感覚の演劇体験 演劇のならではの醍醐味 桁違いの臨場感

コロナ禍のいま、劇場にお客様が参集して観劇する従来型の演劇にとって、とても厳しい状況にあります。
演劇は本来、実際に人が集まることでー舞台上から感じられる演者の息遣いや、観劇に専心するお客様との間に漂う情味があってー初めて完成される芸術です。
しかし、場所も時間も固定されている上演スタイルは、どうしても「観劇できるお客様」を制約してしまう側面もありました。
今だからこそ、届けられる作品もあるはず、という出発点から企画が立ち上がり、誕生しました。

この作品は、演劇のオンデマンド配信作品ではなく、映像で演劇を楽しむことを目的に誕生した作品です。
演劇の醍醐味のひとつに、舞台上のどこに注目して観劇するか、観客の自由に委ねられていることが挙げられます。

「自分のカメラワーク」で物語を楽しむ

VR(ヴァーチャルリアリティ)技術を用いたこの作品は、360度自由に観られるので、「自分のカメラワーク」で物語を楽しむことができます。
さらに、対応デバイスは、専用のヘッドマウントディスプレイをはじめ、PC・タブレット・スマートフォンなど、幅広く対応可能です。
デバイスを整えてこれ以上ない臨場感に没入するもよし、演劇を観たことはないけれど、気軽にお手元のスマートフォンでお試し視聴するもよし、と、入り口も楽しみ方も、従来型の演劇よりずっと幅広いところも特長です。

これまでシーエイティプロデュースは、STAGE GATE VRシアターと銘打って、vol.1『Defiled-ディファイルド-』、vol.2『Equal-イコール-』と、リーディングスタイルの演劇とVR作品を制作してきました。
そしてこの度、これまでの演劇制作・VR作品制作の蓄積を生かしながら、まったく新しいVR演劇を誕生させます。
劇場での上演を収録するのではなく、「収録のための収録」を劇場で行うことで、360度の視点をはじめとする桁違いの臨場感を生み出します。

出演者は、内海啓貴、斉藤直樹、加藤良輔、輝有子、渋谷飛鳥、瀧本弦音、木原悠翔。
演出は、ウォーリー木下が手掛ける。

公開は、2月1日(月)より3月7日(日)までとなっており、配信チケットが1月17日(日)より発売される。

クリエイタープロフィール

原案・演出:ウォーリー木下

93年、神戸大学在学中に演劇活動を始め、劇団☆世界一団を結成し、現在は「sunday(劇団☆世界一団を改称)」の代表として全ての作品の作・演出を担当。
外部公演も数多く手がけ、役者の身体性に音楽と映像とを融合させた演出を特徴としている。
また、ノンバーバルパフォーマンス集団「THE ORIGINAL TEMPO」のプロデュースにおいてはエジンバラ演劇祭にて五つ星を獲得するなど、海外で高い評価を得る。
10ヶ国以上の国際フェスティバルに招聘され、演出家として韓国およびスロヴェニアでの国際共同製作も行う。
2018年4月より「神戸アートビレッジセンター(KAVC)」舞台芸術プログラム・ディレクターに就任。
2017年18年手塚治虫生誕90周年記念MANGA Performance「W3(ワンダースリー)」ではノンバール作品として、構成・演出を、2019年20年デイヴィッド・アーモンド作「スケリグ」の演出を手掛ける。

脚本:広田淳一

2001年、東京大学在学中に「ひょっとこ乱舞」を旗揚げ、主宰する。
以降、全作品で脚本・演出を担当し、しばしば出演。
さりげない日常会話ときらびやかな詩的言語を縦横に駆使し、身体性を絡めた表現を展開。随所にクラッピングや群舞など音楽・ダンス的な要素も節操なく取り入れ、リズムとスピード、熱量と脱力が交錯する「喋りの芸」としての舞台を志向している。
簡素な舞台装置と身体的躍動感を必須としながらも、あくまでも相互作用のあるダイアローグにこだわりを見せる。
2009年、2010年と連続して「アジア舞台芸術祭(Asian Performing Arts Festival)」に演出家として招聘される。
2011年、韓国演出家協会主催の「アジア演出家展」に参加。
ソウルに一ヶ月滞在して現地俳優と共にモリエール「ドン・ジュアン」を発表。好評を博す。

キャストプロフィール

内海啓貴(うつみ あきよし):白井直人役

1995年1月16日生まれ 神奈川県出身
2012年頃から映像作品やバラエティ番組のレギュラーなどで活動し、現在は舞台・ミュージカルや情報番組のレギュラーとしても活躍中。
近年の主な出演作品は【舞台】「35MM:A MUSICAL EXHIBITION」「アナスタシア」(20)「いつか~one fine day」(19)、ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-(18)、ミュージカル『テニスの王子様』(16~20)【映画】「BLOO-CLUB DOLLS 2」(20)、2021年3月にはミュージカル「BARNUM」の出演も控えている。

斉藤直樹(さいとう なおき):白井慎一郎役

1968年4月17日生まれ 神奈川県出身
安室奈美恵、TRFなどのバックダンサーを経て、俳優として活動。
現在ストレートプレイなど舞台を中心に活躍中。近年の主な出演舞台作品に【舞台】「FORTUNE」(20)、「WILD」「スペインの戯曲」「くろねこちゃんとベージュネコちゃん」(19)、「蝶のやうな私の郷愁」「ヘッダ・カーブレル」「人形の家」(18) 「いま、ここにある部屋」(16)「女学生とムッシュ・アンリ」「アドルフに告ぐ」(15)など

加藤良輔(かとう りょうすけ):児玉碧役

1984年3月21日生まれ 茨城県出身
2004年ミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。
近年は舞台を中心に活躍し、作品ごとに違った存在感を出し活躍中。
近年の主な出演作に、【舞台】『RICE on STAGE「ラブ米」~Rice will come again~』、音楽劇「夜のピクニック」「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-」浪漫活劇譚「艶漢」第四夜(20)、THE CONVOY SHOW vol.38「ONE!」、「GRIEF7 Sin#2」(19)など

輝 有子(きい ゆうこ):青山樹里役

1978年9月18日生まれ 群馬県出身
文学座付属演劇研究所卒業後様々な作品に出演している、近年の主な出演作品は、【舞台】「ボノボたち」(20)、「下町のヘップバーン」(19)【TV・ドラマ】「ハラスメントゲーム」(18)、「名もなき復讐者ZEGEN」(19)【映画】Amazon Prime Video「緊急事態宣言-孤独な19時-」(20)、「まほろ駅前多田便利軒」(11)など。園子温監督「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」(ニコラス・ケイジ主演)、「エッシャー通りの赤いポスト」。
竹中直人・斎藤工・山田孝之監督作品「ゾッキ」の公開が控えている。

渋谷飛鳥(しぶや あすか):白井朱音役

1988年7月13日生まれ 新潟県出身
2002年第8回『全国国民的美少女コンテスト』にてグランプリを受賞しデビュー。
最近はバラエティー番組「プレバト!」などにも出演し活動の場を広げる。
主な出演作品は、【舞台】「君はどこにいるの」(17)、「菊次郎とさき」(12)、「最後の忠臣蔵」(09)【映画】「仮面ライダーW」(09)、「神の左手、悪魔の右手」(06)、「FLY, DADDY, FLY」(05)
【TV・ドラマ】「ハンチョウ」「渡る世間は鬼ばかり」、Amazonプライム・ビデオ『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』(16~17)

360度自由な視点のVR演劇

最新テクノロジーのVR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用し、舞台上を360度ぐるりと見渡せる自由な視界。
自在なズームイン・アウトはもちろん、劇場上演の演劇では味わえない、舞台上で主人公の視点で物語が楽しめます。
物語の間、ずーっと一人の人物にフォーカスするも良し、天井を見上げて主人公の気持ちに寄りそうも良し!何度も、幾通りも楽しめる作品です。

ヘッドマウントディスプレイ(VRグラス・VRゴーグル)だけでなく、スマートフォン、タブレット、各種ブラウザでご視聴いただけます。

VRゴーグル対応機種

Pico G2、G2Pro、G2 4K/Oculus Go/Windows Mixed Reality

INTRODUCTION

新型コロナウィルス感染症は、人生の重大な局面―この世にいられる時間が残りわずかという、極めて貴重な瞬間―であっても容赦はしません。
最期の別れであっても、大事な人、親族でさえ、対面で会うことが叶わずに、身を裂かれる思いをしている人が大勢います。

もしも、自分の大事な友人が、親族が、最愛の人が、倒れて生死の境をさ迷う状態になったら…。
そのとき人は、何を想い、何を選択するのか。奇しくもこのコロナ禍は、「言霊信仰」のある日本では目を背けがちで、殊更話題に上りにくい、終末医療の問題にも人々の意識を向かせることになりました。
誰もがいつかは終焉を迎える以上、避けては通れない大事な問題。
100人いれば100通りの状況と考えと感情があり、何より自分に関わることとして考えることが大事な、終末医療の問題。

エンターテイメントとして、ときにコメディタッチに描かれている本作は、物語に引き込まれるうちに、構えることなくすぅっと「人生の最期」について思いを巡らすことのできる作品です。

あらすじ

僕は病室にいた。
父と、僕の友人が何やら話をしている。が、体がぴくりとも動かない。一体僕に何が起こった?
医師らしき声も聞こえる。「現状、一命を取り留めていることがすでに大きな幸運なんです」
…なるほど。そういうことなのか。

デザイナーとしての会社務めを半年前に辞め、油絵に打ち込んで夢だった画家への道を歩み始めた矢先だった。
脳卒中で倒れ、自分の意志で動かせるのは眼球と瞼だけ。
「やってられるか、バカ野郎!」とたった一言伝えるのに5分以上かかる。

そして病室には、
飄々と振る舞い軽口も叩く父、慎一郎。
兄貴分の幼馴染で、親身になって回復を願っている碧。
離婚の話し合いが進み、新たな生活に踏み出し始めていた妻、朱音。
そして、担当医である青山。

「良く死ぬことも含めての良く生きること」
直人と、直人を取り巻く人々それぞれに、胸に去来する想いがあり…。

VR演劇「僕はまだ死んでない」

原案・演出

ウォーリー木下

脚本

広田淳一

音楽

吉田能

出演

白井直人役:内海啓貴 白井慎一郎役:斉藤直樹 児玉碧役:加藤良輔
青山樹里役:輝有子 白井朱音役:渋谷飛鳥 白井直人(幼少期)役:瀧本弦音 児玉碧(幼少期)役:木原悠翔

配信チケット販売

1月17日(日)18:00~2月28日(日)23:59  ※期間中何回でも購入可。

閲覧可能期間

2月1日(月)18:00~3月7日(日)23:59 
※最終閲覧は3月7日(日)23:59までとなります。

閲覧期限

7日間

配信チケット価格

3,500円(税込)

チケット販売窓口

Blinky

販売期間:2月1日(月) 18:00~2月28日(日) 23:59
購入先:https://blinky.jp/contents/20210112_122256.html
視聴期間:購入から7日間

ぴあ

販売期間:1月17日(日) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:https://w.pia.jp/t/madashindenai/
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

楽天チケット

販売期間:1月17日(日) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:http://r-t.jp/bmsn
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

チケットペイ

販売期間:1月17日(日) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=31632
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

イープラス

販売期間:1月22日(金) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:https://eplus.jp/stagegatevrtheater/
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

スタッフ

美術:石原 敬
照明:島田美希
音響:けんのき敦
衣裳:ゴウダアツコ
ヘアメイク:鎌田直樹
演出助手:相原雪月花
舞台監督:清水浩志
撮影・技術協力:アルファコード/水野拓宏、齋藤浩太郎、岡田将典、中岡正博、韮澤貴翔、野村 譲誉、三村信貴、平野巧二郎、與古田信也、橋本百恵、島田淳平、大塚剛司、高坂茂樹、野沢勇人
演出部:櫻井健太郎、馬渕早希
照明:クリエイティブ・アート・スィンク/折登谷早希、伊藤安佑
音響:オフィス新音/立石智史
衣裳:上野沙織
ヘアメイク:杉山えみ、岩田知世
大道具:株式会社俳優座劇場/井戸元洋
小道具:高津装飾美術株式会社/西村大志
運搬:クリエイティブ・アート・スィンク/浅野 猛
舞台製作:クリエイティブ・アート・スィンク/加賀谷吉之輔
医療監修協力:帝京大学医学部整形外科学講座 塚田 圭輔 先生、帝京大学医学部附属病院 脳神経外科 中里一郎 先生
宣伝:ディップス・プラネット
宣伝美術:ycoment/菅原麻衣子
Webデザイン:メテオデザイン
宣伝・舞台写真:岡 千里
制作:山本涼子、平林和子
プロデューサー:江口剛史

企画・製作

シーエイティプロデュース

公式サイト

https://stagegate-vr.jp/