一路真輝、田代万里生、神尾佑、前田亜季らがベートーヴェンの封印された“不滅の恋”を創り上げる!舞台『Op.110ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』11月より兵庫・東京・富山・愛知にて上演
ベートーヴェンの死後、秘密の引き出しからみつかった一通の手紙。
そこには、愛情の高揚と気持ちの乱れが記されており、誰にあてたのか、どこで書かれたのか一切不明である。
ただ、封印されなければならなかったふたりの運命と、恋人への深い愛だけが書かれていた。
ベートーヴェンと不滅の恋人・アントニーの「禁断の恋」のエピソードを軸に、真の芸術、不滅の恋をめぐる物語を、時間と記憶をさかのぼる。
日本を代表する演出家・栗山民也の演出のもと、脚本を木内宏昌、音楽・演奏を新垣隆が担当。
ベートーヴェンの“不滅の恋人”アントニー役には宝塚歌劇団トップスターとして『風と共に去りぬ』『ベルサイユのばら』、日本初演の『エリザベート』など話題作に出演、退団後も『アンナ・カレーニナ』『ELF The Musical』など舞台、TV、コンサートでその抜群の歌唱力と演技力で魅了し続ける一路真輝。
ベートーヴェンの弟子で音楽家・フェルディナンド役には、『マルグリット』でミュージカルデビュー、『スリル・ミー』『ラブ・ネバ―・ダイ』『エリザベート』『マリー・アントワネット』などミュージカル界には欠かせない俳優の一人である田代万里生。
アントニーの夫で実業家のフランツ役にはミュージカル『ファントム』、ドラマ『ファーストラブ』『3年A組-今日から皆さんは、人質です-』など舞台やドラマ、映画など話題作に次々出演している神尾佑。
ベートーヴェンの元恋人・ジョセフィーネ役には『アドルフに告ぐ』『まほろば』など栗山民也演出の舞台にも数多く出演し、映画『一度も撃ってません』など映画やドラマにも多数出演、存在感をみせる前田亜季。
他にも安藤瞳、万里紗、春海四方、石田圭祐、久保酎吉と、力強く魅力的なキャストが共にベートーヴェンの封印された“不滅の恋”を繰り広げる。
ピアノ・ソナタ第31番 Op.110―― その旋律から19世紀に生きたひとりの女性の姿が浮かび上がる。
ベートーヴェン生誕250周年の最後を彩る日本発の物語。
ストーリー
ピアノ・ソナタ第31番Op.110―その旋律から19世紀に生きたひとりの女性の姿が浮かび上がる。
「不滅の恋人」アントニー・ブレンターノ。
革命の嵐吹き荒れるなか、身を売るように、ウィーン貴族の家から実業家のもとへ嫁いだ彼女。
絶望の淵にいたアントニーはルードヴィヒの音楽に生かされ、彼と彼の芸術を愛するようになる。
しかしふたりの関係は、家族に、社会に、時代に、運命に打ち砕かれ、不滅の恋は封印される。
ただ、その名を記すことさえなかった手紙だけが、ルードヴィヒの愛を伝える。
いま、一台のピアノを囲みながら、あの日をルードヴィヒと過ごした者たちが証言する― あの交響曲も、あのピアノソナタもすべて、「不滅の恋人」への献身から生まれた芸術であることを。
コメント
主演:一路真輝
栗山さんの作られる世界の中で、あのベートーベンが思いを寄せ続けた女性を演じる!
なんと言う女優冥利に尽きることでしょうか。
素敵なキャストの皆さまと初めての共演も楽しみです。
ベートーベン生誕250年にこのような作品に関わらせて頂けること、また劇場の空間で皆様にお会い出来る事。
とても幸せに思っています。
わたしなりのアントニーを作っていきたいです!
田代万里生
昨年8月に実際にベートーヴェンの所縁の地(ウィーンやハイリゲンシュタット)を辿って来ました。
これまで歴史上の大作曲家と漠然と捉えていた人物でしたが、彼の家で想いを馳せると、「ついさっきまで彼はここにいたんだよ」と誰かに言われたような気持ちになり、確かな存在を実感することが出来ました。
演出の栗山民也さんの導きにより、お芝居では初共演となる一路真輝さんをはじめ、素晴らしい皆様とこの新作舞台をお届け致します。
是非劇場で不滅の愛の物語を体感して下さい。
演出:栗山民也
ベートーヴェンの熱き情熱を追う
ウィーンにお住まいの小熊節子さんから、手紙をいただいた。
小熊さんは、オーストリアと日本の文化を繋ぐ、とても大切なコーディネイトの仕事をされている。
その芸術に対する限りなく深い情熱と愛の気持ちに、いつも胸が熱くなる。
その内容は、ベートーヴェンについての舞台の企画のお話しだった。
溢れるような、その途切れることのない音楽の話に、また音楽が好きでたまらない私の好奇心はどこまでも拡がり膨らんでいった。
東京にいらっしゃるたびにお会いし、何度も語り合った。
その多くの時間は、ベートーヴェンの音楽のように深く力強く前へ前へと向かう貴重な時で、何もかもが私の中に残っている。
昔から後期の弦楽四重奏曲とピアノ・ソナタを、特に大切なときに聴いてきた。
その度に、その音の裏側から、ため息のように繊細で至高の美しさに充ちた光景が、目の前をゆっくりと流れるように映し出されるのだった。
そんな世界を訪ねてみようと、思う。
舞台『Op.110ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』
原案
小熊節子
演出
栗山民也
脚本
木内宏昌
音楽・演奏
新垣隆
出演
一路真輝、田代万里生、神尾佑、前田亜季、安藤瞳、万里紗、春海四方、石田圭祐、久保酎吉
兵庫公演
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
日時:2020年11月28日(土)13:00/18:00 11月29日(日)13:00
チケット料金:全席指定:8,500円(税込)
チケット発売日:2020年10月10日(土)
チケット取り扱い:
・芸術文化センターチケットオフィス:0798-68-0255
・チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
主催:兵庫県/兵庫県立芸術文化センター
お問合せ:芸術文化センターチケットオフィス 0798₋68₋0255
東京公演
会場:よみうり大手町ホール
日時:2020年12月11日(金)~26日(土)※未就学児童の入場はご遠慮ください。
チケット料金:全席指定:9,000円(税込)
チケット発売日:2020年10月17日(土) 午前10時
チケット取り扱い:
・チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/fumetsuno-koibito/
・イ-プラス:https://eplus.jp/fumetsuno-koibito/
・ローソンチケット:https://l-tike.com/fumetsuno-koibito/
主催:サンライズプロモーション東京 パソナグループ
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(月~金 正午~15時)
地方公演
富山公演、愛知公演あり
スタッフ
美術:長田佳代子
照明:服部基
音響:井上正弘
映像:上田大樹
衣裳:前田文子
ヘアメイク:鎌田直樹
演出助手:田中麻衣子
舞台監督:藤崎遊
企画・製作
サンライズプロモーション東京 パソナグループ