<稽古場公開&囲み会見レポ>柚希礼音、ソニンらの魂の歌声や 躍動感あふれるダンスナンバーも初披露!ウーマンパワーミュージカル『A New Musical FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』9月より上演

ステージアミューズ, レポート, 劇場, 宝塚, 柚希礼音, 舞台, 赤坂


芸歴20周年を迎えた柚希礼音、共演に読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞し、注目を集めるソニンという演劇界待望の強力タッグを迎え、ブロードウェイの新進気鋭ソングライティング・コンビと日本のクリエイティブ・チームが、新作ロックミュージカルを共作し、世界に先駆け上演するこのプロジェクトが動き出した!

9月に東京・TBS赤坂ACTシアター、10月に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される、A New Musical「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」の稽古場が公開された。その他の共演は、元宙組トップ娘役の実咲凜音、映像・舞台での活躍目覚ましい清水くるみ、12年の「RENT」以来のミュージカル挑戦となる石田ニコルと世界初演の新作ロックミュージカルに相応しい個性豊かな女優陣が集結。

また、数々の名作グランドミュージカルに出演する剣 幸、ミュージカルを中心に長年のキャリアを誇る戸井勝海や幅の広い役柄を演じ分ける実力派原田優一が脇を固め、多くの2.5次元舞台などで主演を務める平野 良、舞台・映像で注目を集める若手俳優の猪塚健太、アポロシアターのヴォーカルコンテストで優勝経験を持ち、ミュージカル界でもその飛躍が期待される青野紗穂、卓越した歌唱力で数々の名作ミュージカルで存在感を発揮する谷口ゆうな、乃木坂46卒業後、舞台でもその魅力を発揮している能條愛未らが名を連ね、舞台を盛り上げている。

出演者コメント

柚希礼音

私が演じるサラは実在にいる方で、働く女性達のリーダーとして立ち上がる人物です。(稽古をしていると)宝塚のトップ時代に色々リーダーとして悩んだ事がすごく思い出されました。

20年間ミュージカルをやらせて頂いておりますが、宝塚以外で取材でこんなに女性が並ぶのは滅多にない(笑)なので、とても革命的なミュージカルだと思います。
本番までには役名のない方もキラキラして、誰を観たら良いか分からないくらいの中で、私達も増々エネルギーをもってやりたいと思っています。

恋愛がメインではなく、でもお客様にかなり共感してもらえる事が多い作品になっているので、女性はもちろん、男性も「女性はこう思ってるんだな」と分かってもらえるのでぜひ見て頂きたいと思います。

(剣さんとの共演について)ずっと観ていたので、とても感激です!剣さんのお稽古を(稽古場の)自分の席から観られる喜びを感じています。

ソニン

新作という事で、我々がオリジナルの作品になっていくので、日々キャスト、スタッフ皆で話し合いながら一緒に作っていっているので、正直大変なところもありますが、幕が開けた時に今まで感じた事のない達成感がまっているかと思っています。

柚希さんもお話していましたが、女性だけが並んで激しく踊る(今回公開した楽曲「機械のように」のような)女性だけのユニゾンで聞く迫力は初めてなので、お客さんが聞いたらゾワゾワするのではないかと想像しています。
ただ、私は団体と絡まない、いつも孤独な役どころなので(ユニゾンで歌える)皆さんが羨ましいです。

私が演じるハリエットは皆から一歩引いて周りの様子をみて、上司と雇用者の間にたって中間をとる役どころなので、その人なりの悩みを繊細に伝えられたらと思っています。これに共感してくださる方もいるのではないかと思います。

実咲凜音

私が演じるアビゲイルはサラのお姉さん的存在で、やるべき事をやらねばと考えながら生きている人物です。

(柚希さんとの共演について)まさか柚希礼音さんとご一緒できるなんて…とすごく嬉しかったです。
稽古が始まってからは(役柄的に)工場の先輩なので逆の立場という事で、今まで見上げる憧れの先輩だったのが舞台上では肩を組むような感じなので、自分自身楽しめるところまでいけたら良いなと思っています。

清水くるみ

女性が多いので、いつもの稽古場とは雰囲気が違う感じがします。

私が演じるルーシーは、1番年下ですが年下ながらも皆を見つめ、支えている明るく優しい存在です。
恋愛作品の需要が多いですが、こういう(恋愛がメインではない、女性だけで作る)作品が沢山の方に見て頂けると日本もちょっと変わるかなと思います。

ストーリーテラーでもあるので、まとめられるよう頑張ります。

石田ニコル

女性差別が行われている時代に、自分で働いて賃金を貰ってオシャレをし、自分を着飾って男性を捕まえようとする役です。
現代の女性の感覚にも近い役だと思います。
一生懸命働いて夢を掴もうとする役です。

ミュージカルは2回目ですが、皆のダンスシューズを「どんなのだろう!?」と見たりして(笑)新しい発見もあり新鮮な気持ちです。

板垣恭一(日本版脚本・演出)

日本が世界で初めての披露するオリジナルの作品となります。

働く女性や権利がテーマになってはいますが、決して暗くて重いわけではなく、明るくて元気なシーンも多く、女性達が今どのように生きているのかを表現しているのでポップになっています。

(稽古場の雰囲気について)男性は本音をあまり語らないですが、女性は喋る前に顔に出てるので分かりやすい(笑)皆が和気あいあいとやってくれているので、幸せだなと思っています。隠し事のない稽古場にしようと話しているので、皆で好きな事を言い合っています。

ミュージカル『A New Musical FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』

音楽 / 詞

クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー

日本版脚本・演出

板垣恭一

CAST

柚希礼音 ソニン
実咲凜音 清水くるみ 石田ニコル
原田優一 平野 良 猪塚健太
青野紗穂 谷口ゆうな 能條愛未
戸井勝海 剣 幸

島 ゆいか 安福 毅 当銀大輔 丸山泰右 大音智海 上條 駿 矢内康洋
酒井翔子 田口恵那 Sarry 杉山真梨佳 コリ伽路 井上花菜

柚希礼音・・・サラ・バグリー
ソニン・・・ハリエット・ファーリー
実咲凜音・・・アビゲイル
清水くるみ・・・ルーシー・ラーコム
石田ニコル・・・マーシャ
原田優一・・・アボット・ローレンス
平野 良・・・シェイマス
猪塚健太・・・ベンジャミン・カーチス
青野紗穂・・・へプサベス
谷口ゆうな・・・グレイディーズ
能條愛未・・・フローリア
戸井勝海・・・ウィリアム・スクーラー
剣 幸・・・ラーコム夫人(オールド・ルーシー)

東京公演

■会場:TBS赤坂ACTシアター

■期間:2019年9月25日(水)~10月9日(水)
※ロビー開場は開演の45分前、客席開場は開演の30分前
アフタートークショー  MC:原田優一
♧:柚希礼音・ソニン・実咲凜音 ♥:ソニン・清水くるみ・平野 良・猪塚健太
♦:柚希礼音・実咲凜音・剣 幸  ♪:柚希礼音・ソニン・実咲凜音・清水くるみ・石田ニコル
※やむを得ない事情により、出演者が変更になる場合がございます。
※公演中止の場合を除きチケットの変更及び払い戻しはいたしません。
★:ご来場者全員プレゼント

■チケット料金
S席12,500円 / A席10,000円 / B席8,500円 (税込・全席指定)
※未就学児童の入場はご遠慮頂いております。
※車いすでご来場予定のお客様は、予めご購入公演日時・座席番号をイープラスへお知らせください。

大阪公演

■会場:梅田芸術劇場メインホール

■期間:2019年10月25日(金)~10月27日(日)
※ロビー開場は開演の45分前、客席開場は開演の30分前

■チケット料金
S席12,500円 / A席10,000円 / B席8,500円 (税込・全席指定)
※未就学児童の入場はご遠慮頂いております。
※車いすでご来場予定のお客様は、予めご購入公演日時・座席番号をキョードーインフォメーションへお知らせください。

音楽監督

大崎聖二

美術

乘峯雅寛

照明

高見和義

音響

佐藤日出夫

衣裳

十川ヒロコ

ヘアメイク

宮内宏明

振付

加賀谷 香

ステージング

当銀大輔

歌唱指導

安倉さやか

演出助手

守屋由貴

舞台監督

藤崎 遊

主催

アミューズ/イープラス

企画・制作

アミューズ

LINKS

オフィシャルサイト:http://musical-fg.com
オフィシャルツイッター:@factorygirlsjp

STORY

19世紀半ばのアメリカ・ローウェル。そこは多くの人々の夢と野望が渦巻く街だった。
産業革命により大規模な紡績工場が誕生し、ローウェルには多くの先進的な女性達が集まり、ファクトリー・ガールズとして働いていた。ガールズたちの寄稿集「ローウェル・オファリング」は自由を夢見る女性たちにとって憧れであった。
サラ・バグリーもそんな一人。彼女は貧しい家族を助ける為、そして自らの自由を得る為に故郷を旅立ってローウェルにやってくる。

しかし、ローウェルの工場で彼女が目にしたものは、轟音をあげる織機、理不尽な抑圧、そして機械のように働くガールズ。
衝撃を受けるサラだったが、ラーコム夫人の管理する寮で、心優しいアビゲイルやラーコム夫人の娘ルーシーを始めとする仲間たちに出会い、人生を謳歌するマーシャの華やかな生き方などにも刺激を受ける。
そして中でも「ローウェル・オファリング」編集者として女工たちの憧れの存在であったハリエット・ファーリーとの出会いによって、彼女は文章を書くことに新たな自分を発見し、ハリエットもまたサラの文才を認め、二人はいつしか深い友情で結ばれていく。

しかし、工場のオーナーであるアボットは、競合の出現によって業績の落ちてきた自分の工場を立て直すべく、労働時間の延長を図る。それは、ガールズたちにとっては生命に関わる労働環境の悪化を意味するものだった。

ファクトリー・ガールズ達が動揺に包まれるなか、新しい労働新聞「ボイス・オブ・インダストリー」のライターのシェイマスとの出会いによって、自分の文章を武器に労働争議へと身を投じる事を決意するサラ。
一方で、「ローウェル・オファリング」の発行人であるマサチューセッツ州議会議員のスクーラーと甥のベンジャミンは、ハリエットを編集長に抜擢し、ローウェルの工場の投資家集めのためのシンボルにする。幼い時に両親を亡くしてからの居場所である工場と仲間を彼女のやり方で守ろうと奔走するハリエット。
いつしか2人の生き方はすれ違い、ローウェルをゆるがす事態に発展する中で、悲劇が起こる。

様々な思惑が渦巻く中、自分の信念に生きようとするサラとハリエット、そしてファクトリー・ガールズたちが闘いの末に辿り着く未来とは…
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