コンサートのような演劇、演劇のようなコンサート「演奏+演劇」に國村隼、高田翔、黒川智花、大森博史、染谷俊之、長谷川京子が出演!「奏劇『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウン」、8月に紀伊國屋ホールにて上演

言葉では伝えきれないことを、音楽の力によって表現してゆく。
台本に音楽スコアを融合させて製作、演劇劇場とクラシックホールの両方で、作品の上演を目指す。
歌劇ではなく、あくまで物語をベースにし、音楽と言葉で全体を構成。ストラヴィンスキーやラミューズが『兵士の物語』を作ったように、また、Rシュトラウスとテニスンが『イノック・アーデン』を作ったように・・・。

『あゝ、荒野』などの映画音楽の作曲家として日本を代表する岩代太郎は、国内のみならず世界で活躍し、映画『レッド・クリフ』や『THE CROSSING』等で、ジョン・ウー監督の壮大な信頼を得ており、そんな彼がこれまでの活動と一線を画し、新たなフィールドでクリエーションを行ないたいという想いのもとに、全編音楽を書き下ろし、今回の作品を上演することになった。

“まずは序曲で始めたい。”と岩代氏は言う。

つまり全体のテーマを凝縮した音楽で全編をいったん冒頭で披露し、その後は、音楽と言葉が、進行を担う。
その為、岩代氏は作曲は勿論のこと、台本製作も共同で行なっていく。

また、キャスティングについては、岩代がこの物語りの主役であり、原作のモデルでもある元村役には、どうして國村隼に演じてもらいたいと願い、白羽の矢が立った。
国際的映画俳優でもある國村の持つ演技力と底知れぬ人間力に、岩代が求める奏劇像を托した。

演劇部分を担う共演者にも映画・ドラマや舞台の第一線で活躍中の高田翔(ジャニーズJr.)、黒川智花、大森博史、長谷川京子といった錚々たるメンバーが揃う!

また、演奏部分も岩代が信頼してやまない東京フィルハーモニー交響楽団のメンバーによるカルテット(弦楽四重奏団)による生演奏が行われる。
オペラの形に演劇を取り入れる、まさしくR・ワーグナーが思い描いた「楽劇」に続く、その先のカタチを創ろうとしている。

それが奏劇という、新たな呼称で実現されようとしています!

企画・原作・音楽:岩代太郎 コメント

多くのサウンドトラックを手掛けながら、時には台詞よりも雄弁に語る音楽の有様を知り、新しい音楽の可能性を探求したいとの衝動を抱きました。
台詞のように奏でられる旋律、旋律のように語られる台詞。

かつて「オペラ」の新しい可能性を探求した先に「楽劇」があったように、「演奏」と「演劇」の挟間で新しい可能性を探求したい。
その想いから生まれた新しい舞台芸術のカタチを私は「奏劇(そうげき)」と名付けました。どうぞ新しいクリエーションの息吹をご覧下さい。

奏劇『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウン

企画・原作・音楽

岩代太郎

脚本

土城温美

演出

深作健太

出演

國村隼、高田翔(ジャニーズJr.)、黒川智花、大森博史、長谷川京子

演奏

岩代太郎(指揮・ピアノ)
東京フィルハーモニー交響楽団メンバーによる弦楽四重奏団
染谷俊之(ヴォイス・語り) 他

公演日程 2018 年8月29日(水) ~ 9月3日(月)

8月29日(水) 19:00開演 ★プレビュー公演
8月30日(木)、31日(金)、9月2日(日) 13:30開演
9月1日(土)、3日(月) 13:30 開演/17:30 開演
※染谷俊之の出演は、8月29日、30日、31日、9月3日のみ

会場

紀伊國屋ホール

料金

8,400 円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可
★プレビュー公演(8月29日) 6,400 円(全席指定・税込)

一般発売日

7月28日(土) 10:00 ~

主催製作

ぴあ ステラキャスティング TSP

協力

PARCO

あらすじ

死刑が確定したその日から、実際いつ死刑が執行されるのか、死刑囚本人も、周りの者にも決して知らされることはない。
それは何日も何日も待たされることもあるという。
教誨師は、そんな彼らの執行までの残された日々の中で向き合い、語り合うという役目を担うのである。

ベテラン教誨師の牧師・元村由紀夫(國村隼)は、自分の後任に塩野智嗣(高田翔)という青年を選んだ。
塩野は少年期、屈折していて補導されたことがあった。
その時心の支えとなったのが元村であり、今日牧師として自分が在るのは元村あってのこと、と常に心の奥底で感謝の念を抱き日々を過していた。
そして何年か振りに元村との再会で教誨師の道に足を踏み入れることになった。

二人の前に大島玲子(長谷川京子)と古戸健治(大森博史)という死刑囚が現れる。
古戸は老夫婦宅に押し入り、強盗殺人を犯して死刑が確定していた。元村が古戸を担当し、対話を重ねて来ていたが、大島玲子という新たな死刑囚を担当することになり、時間の都合で塩野が古戸と向き合うことになった。

初めての教誨。恐怖心と緊張ですっかり翻弄されてしまった塩野だったが、誠実に向き合おうとする塩野の姿勢に、日々少しずつ心を開く古戸だった。
一方、玲子は自分の娘の同級生3人を殺し、切り刻んだ罪で死刑が確定していたが、対話のハードルが高く、元村は全身全霊で向き合っていった。
玲子の娘は瑠璃(黒川智花)という。時折面会に来るので元村も塩野も何度か顔を合わせるようになる。
元村は背中を汗でびっしょりになりながらも玲子との対話を重ねたが、そんなある日、殺人を犯した人間とはどうにも思えない、という感情が芽生え始めた。
長年の経験と勘だろうか。
しかし、元村の体は病に冒されていて、ついに入院を余儀なくされた。
と、ちょうどその頃、古戸の死刑が執行されることに。
最期を見届けた塩野。
そして玲子に向き合う塩野。
元村も亡くなってしまった今、彼の遺志を受継いで玲子との対話と、娘・瑠璃との会話を重ねてゆくにつれ、恐るべき事実に到達する。
やはり、玲子は殺人を犯してはいなかったと確信する。しかし、時は待たず玲子の死刑執行が決まり、その日がやって来た。母の死を目前に控えた娘と塩野は・・・。

今後のコンサートバージョン公演予定

期間

2018年9月17日(月)14:00開演

会場

紀尾井ホール

演奏

岩代太郎(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団フルオーケストラ&ヴォイス(語り)

トークショー

紀伊國屋ホール公演出演者(出演者未定)