西加奈子が原作の「まく子」を映画化し各所高評価を得た鶴岡慧子監督が新作のショートムービー『アンダー・アワー・マスクス』を完成させYouTubeで公開!AMUSE NEXT俳優が織りなす、Withコロナの青春作品に

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新進気鋭の映画監督と注目のAMUSE NEXT俳優が織りなすショートムービーが完成

学生時代から海外の映画祭にも作品がノミネートされ、2019年公開作品「まく子」(西加奈子原作)では各所高評価を得た鶴岡慧子監督が新作のショートムービー『アンダー・アワー・マスクス』を完成させ、本日11月24日にアミューズのオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開した。

テーマは「With コロナの青春」

ショートムービーのテーマはまさに現在進行形で直面しているコロナ問題。
オンラインでの授業、部活の活動休止などを経て現在の学生達の青春はどうなっているか、コロナの影響で友人関係は何か変わるのか、異性との向き合い方も変わってくるのか、それとも変わらないのか…。

そのような様々の疑問を持っていた鶴岡は、まさにその “10代後半”の役者達をキャスティングし、彼らの日常である学校生活の様子を聴きながら本作の脚本作りをしてきた。

注目のAMUSE NEXT俳優が出演

今回出演したのはアミューズで今後注目の若手役者達。

日本一のイケメン高校生を決める「男子高生ミスターコン2018」でグランプリを受賞し、最近ABEMA SPECIALチャンネル『17.3 about a sex』でドラマ初出演をして話題になった新原泰佑。

本作では自身がダンススクールの講師もしている腕前の得意のダンスを披露している。元成長期限定ユニット“さくら学園”の生徒会長を務めていた、現在はドラマ『さくらの親子丼 第3シリーズ』にも出演し女優として頭角を現し始めた倉島颯良。

コロナ禍で悶々とした気持ちを抱える女子高生をナチュラルに演じあげた。そして、同じく元さくら学園のメンバーで現在は舞台作品で活躍し、映画『さよならくちびる』では塩田明彦監督からも信頼をうけた日髙麻鈴。

強気で活発的な女子高生をチャーミングに演じた。さらに、鶴岡監督作品『まく子』で主演を務め、子役時代から演技派で実力のある山﨑光。

オタク気質で気弱の男子高校生を素朴にコミカルに演じた。4人ともとても瑞々しいお芝居で作品の世界観を作りあげている。

『アンダー・アワー・マスクス』

監督・脚本

鶴岡慧子

出演

新原泰佑、倉島颯良、日髙麻鈴、山﨑光

配信先

アミューズ公式YouTubeチャンネル
https://youtu.be/XM2BHIhD_QI

コメント&プロフィール

鶴岡慧子(つるおか けいこ)

4名の俳優さんたちそれぞれの持ち味と輝きを大切にしながら、
2020年初秋の、とある放課後を舞台に、ささやかな物語をつくりました。
少女少年たちの〈なんてことない戯れ〉が煌めく瞬間を描きたいと思いました。

プロフィール

大学時代に初長編映画「くじらのまち」が第34回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2012グランプリとジェムストーン賞(日活賞)をW受賞。
大学卒業後は東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域に進み、黒沢清監督に師事。
1年目に撮った「はつ恋」が第32回バンクーバー国際映画祭でタイガー&ドラゴン賞にノミネート。
第23回PFFスカラシップ作品「過ぐる日のやまねこ」で劇場デビュー。
同作品は、第15回マラケシュ国際映画祭にノミネートされ審査員賞を受賞。
2019年「まく子」(原作:西加奈子)で話題を生んだ新進気鋭の監督である。

新原泰佑(にいはら たいすけ)

人と話す時、マスクをしていると心の距離を感じる。
そんな事を思う瞬間がしばしばあります。
なんとなく、心を閉ざしたり閉ざされたりしているような。
人と話す、接する、触れ合う。
これらの事柄たちが全て制限されたこの世界で皆さんは何を感じますか?

この作品の題材は「コロナ化の高校生達」僕が演じた役はダンスをする少年「ニイハラ」本当にそのまんまでした。
ただ今回、ダンスをするシーンがあるとなって、ニイハラという人間がなんの為に踊っているかを考えた時、辿り着いた結論は、表現をする場が無くなった昨今のこの情勢の中で自分を見失わないように、ある種の自由を求めて踊っているんだと思いました。
マスクと共に紡がれる4人の心を淡く俯瞰的に描いたこの作品、この時代だからこそ成り立つものだと思います。

プロフィール

4歳からダンスを習い始め、HIPHOPやJAZZ DANCEなど、様々なジャンルを学ぶ。
12歳で振付の魅力に惹かれ、ソロでコンテストに挑み数々のコンテストで優勝、以後様々なダンスイベントにて自己振付作品を出展している。(BDC 奨学生プログラム2017年~2019 年)
“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン 2018」にてグランプリを受賞。
2020年にABEMAドラマ『17.3』劉生役にて、ドラマデビュー。
2021年にミュージカル・ゴシック「ポーの一族」の出演を控えている。

倉島颯良(くらしま さら)

アンダー・アワー・マスクス」は、withコロナの中で巻き起こる、高校生達の物語です。
私は“クラシマ”という、自分を主張することもできず、やりたいこともわからないけれど、心の奥底には本心を抱えている女の子を演じました。
「withコロナ」を生きる高校生を鶴岡監督がきらきらと撮ってくださり、作品を見て心地良さを感じる作品でした。

プロフィール

2002年2月24日生まれ。茨城県出身。
2012年に開催された「ちゃおガール2012☆オーディション」で準グランプリを受賞。
2014年~3年間、成長期限定アイドルユニット「さくら学院」に所属。
主な出演作は、映画「21世紀の女の子」 (2019)、NHK「天使にリクエストを~人生最後の願い~」フジテレビ「さくらの親子丼」など。また、カルチャー誌「CONTINUE」にて書評連載中。

日髙麻鈴(ひだか まりん)

作品の中で進んでいる時間がとても穏やかで心地よく感じました。
物語を生きている彼女たちにとっていまのこの状況はやっぱりイライラしたりもどかしいんですが、それがとても綺麗に見えました。
ちゃんと10代を生きている彼女たちをみて最後はほっこりした気持ちになりました。

プロフィール

2003年12月1日生まれ。神奈川県出身。
2015年にさくら学院へ加入し、2019年3月を持って卒業。
特技は、英語の歌を歌うこと。得意の歌を活かし、ミュージカルへの出演も果たす。
主な出演作は、ミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~』(20 白井晃 演出)、舞台『里見八犬伝』(19 深作健太 演出)、映画『さよならくちびる』(19 塩田明彦監督)等。

山﨑光 (やまざき ひかる)

友人や家族に会えない時期で、会いたい、話したいという想いを抱えた高校生達の純粋な映画です。
彼は外見も言葉も冴えなくて、日高さんの前で緊張して上手く思いを伝えられない、でも伝えなければならないという切羽詰まったこの想いを、勇気を出して言葉にするってこんな感じなんだろうなと思いながら演じました。
モジモジしながらも日高さんに一生懸命思いを伝える必死な姿の彼を見ていただけるとうれしいです。

プロフィール


2003年12月10日生まれ。
主な出演作、映画「ツナグ」(2012年)、「真夏の方程式」(2013年)、初主演映画「まく子」(2019年)テレビドラマ「0烈車戦隊トッキュウジャー(2014年)、「ど根性ガエル」(2015年)など。