＜主催者インタビュー＞最高の星空の下で最高の音楽を！ヘッドライナーはGRAPEVINE！ヒグチアイ、やついいちろうなども出演するローカル野外フェスティバル「hoshioto’22」を岡山県井原市にて5月28日に開催
hoshioto実行委員会 代表を務める藤井裕士さんが2012年より岡山県井原市にて「最高の星空の下で最高の音楽を」をコンセプトに立ち上げた、地元密着型、完全インディペンデントのローカル野外フェスティバル「hoshioto」。
家族でも個人でも仲間とでも参加しやすいフェスティバルを目指し、音楽だけではなく、キッズエリアやワークショップ、出店も充実させ、さらにはキャンプも出来る。
コロナの影響を受け、20年、21年と2年連続での中止を余儀なくされたが、今年は5月28日（土）に満を持しての開催が決まった。
今年のヘッドライナーは「GRAPEVINE」が務める。
他に、アニメ進撃の巨人のエンディングテーマ「悪魔の子」が大ヒット中の「ヒグチアイ」や、地元岡山在住のSSWでhoshiotoへの最多出場＆最多ステージ数を誇る「土屋雄太」が今年も決定するなど、45組のアーティストが出演予定となっている。
開催まで1カ月を切った5月某日、主催する藤井裕士さんにインタビューを実施した。
「hoshioto」がどのようにして始まったのかや、ブッキングについて、そして「hoshioto」に対しての思いなどを伺っている。
hoshioto実行委員会代表 藤井裕士さん インタビュー
藤井さんの自己紹介からお願いいたします。
岡山県井原市にて野外フェスティバル「hoshioto」を主催している藤井と申します。
他にも岡山市で「machioto」、広島県福山市で「JOKAFES～福山城下音楽祭～」というサーキットイベントも主催したりしていますが、普段は地元企業で働くサラリーマンです。
藤井さんのnoteを読ませて頂きました。冒頭に「アーティストのツアーサポートでイベントやったり、他にもウエディングだったり村祭りみたいなイベントとかも企画運営したりしてます。」と書かれてまして、フェスもそうですが、藤井さんは人を楽しませることを趣味にされているようですね。
https://note.com/hoshioto/n/n6193dd46bf1f
趣味というのかちょっとよくわからないのですが、元々はバンドマンで精力的に活動していた事もありました。
バンド活動をしていく中で、いかに自分のバンドや地元バンドシーンが面白いものとして捉えられるか？という事を考えながら活動していたので、色々なイベントを企画したりしていたのですが、そこでイベント企画等を学んだようにも思えます。
せっかくの人生なので、面白いこと楽しいことを少しでも増やしたいというのは根底にあって、それが好きなことを思いっきりやるという原動力に繋がっている気もしてます。
自分が楽しければ他の人も楽しんでくれるハズと思って活動しています。
2012年から始められた「hoshioto」が、今年は5月28日に「hoshioto’22」を開催されますが、「hoshioto」とはどんなフェスですか？
「最高の星空の下で最高の音楽を」をコンセプトに開催している野外フェスティバルですが、主催している「hoshioto実行委員会」は特に企業でもなく、音楽好きが集まった団体です。
みんなボランティアで作り上げている手作りの音楽フェスティバルです。
きっかけは、私自身が新潟で開催されている「FUJI ROCK FESTIVAL」に影響を受け、あんなフェスティバルを地元でも開催してみたいという思いからはじまったフェスティバルで、更には地元がこのフェスティバルによって面白くてワクワクするような町になればいいなという思いがあります。
ラインナップも全国区で活動しているアーティストさんから、地元を中心に活動しているアーティストさんまでいて、ジャンルもバラバラで新しい出会いが必ずあるフェスティバルだと思ってます。
また、音楽だけではなく、飲食店や雑貨店にもこだわり、キッズエリアなども完備しているので、親子3世代で参加してもらえるフェスティバルになるのが今の目標です。
開催地の井原市は、星空がキレイだと有名で「美星天文台」もありますが、井原市の素晴らしさをお聞かせください。
井原市は人口が4万人ほどの小さな町です。
広島県と岡山県の県境にあり、自然豊かな場所だと思っています。
特に美星町は星空の世界遺産とも言われている「ダークスカイ協会」により、日本で3番目の星空保護区に認定されました。
町や市といった自治体単位が認定対象となる「ダークスカイ・コミュニティ」のカテゴリーではアジア初の認定となります。
子供の頃から星空は綺麗で当たり前だったのですが、世界的にも評価される事はとても嬉しく思っております。
星空以外にもデニム生地の生産でも有名で日本でもトップシェアを誇っています。
また、最近では芸人の千鳥の「ノブ」の出身地としても有名です（笑）
「hoshioto」はメジャーからインディーズまで幅広くラインナップされていますが、出演アーティストに関してはどのように選ばれているのですか？
ほぼほぼ、私1人でブッキングは行っております。
また、お客さんからのリクエストなども参考にして、その年のイメージを持ってブッキングを行っています。
ブッキングの基本となるのは私自身やスタッフが好きであること。
やはり好きなアーティストさんをお客さんに紹介したいという想いはあります。
ただ、やはり小さなイベントであり素人が作っているイベントでもあるので大物アーティストなどはなかなか呼びにくいのが現実ですが、着実にイベントとしてはステップアップしていて全国区で活動しているアーティストさんも呼べるようになってきていると思ってます。
残念ながらコロナの影響で、20年21年と2年連続での中止になってしまい、2021年10月30日にリベンジイベントとして「re:hoshioto 20-21」を開催していますね。
中止を余儀なくされた時は大変な苦労があったのではないかと思われます。
そして、リベンジイベントで再開を果たした時は、ひとしおだったのではないでしょうか。
改めて藤井さんが感じる、野外フェスの魅力はどんなものでしょうか？
2年連続で中止になった時は、本当にしんどかったです。
でも、沢山の人が支えてくださった事が本当に有り難かったです。
ただ、2年連続で中止という事は出演予定のアーティストさんや、音響屋さんステージ業者さん、出店者さんその他諸々とhoshiotoに関わる方々のお仕事を奪ってしまったのが悔しかったです。
そこで、何かしら足掻きたいという想いで去年10月末に「re:hoshioto 20-21」を開催しました。
色々とやってよかったと思えるシーンにも出会い、込み上げるものはかなりありました。
野外フェスティバルの魅力は、自分自身で考えることだと思ってます。
タイムテーブルも好きに選び、自分でいつ何をするか考えること、そして非日常で感じることや学べることを日常に持って帰り、活かしていく学びという部分も大きいのでは無いかなと思ってます。
もちろん、日頃屋外で音楽を聴くことはなかなか出来ないので、そういう日頃味わえないような体験が出来ることも大きな魅力だと思います。
最後に。「hoshioto’22」に来られる方や、行こうか迷っている方などにメッセージをお願いします。
「最高の星空の下で最高の音楽を」というコンセプトはありますが、ここ数年しっかりとした星空が当日は見えておりません（汗）
それでも、ここで見える星空は世界屈指の星空であり、そこで最高の音楽が鳴るというのは考えただけでワクワクしませんか？
野外フェスティバルで味わう「ワクワク感」は普段では決して味わえません。
音楽だけではなくその空間を体験していただくことで、新しい発見が必ずあると思っています。
田舎で開催しておりますが、私自身が住んでいる町であり、そこに住む人達もいます。
自分達が住む町で、最高の音楽が響く事はとても誇りに思ってます。
是非とも、ご来場いただき体感していただければと思いますので、何卒よろしくお願い致します。
『hoshioto’22』
日程
2022年5月28日（土）開始9：30／終了21：00
会場
岡山県井原市青野町「葡萄浪漫館」
料金
前売券：7,000円
当日券：8,500円
学割前売券(高校生)：2,500円
学割前売券(大学・専門生)：4,000円 ※ 当日学生証の提示必要
前売券＋場内駐車券：10,000円
前売券＋場外駐車券：9,000円
※場内駐車場付前売券、場外駐車場付前売券はSOLD OUT
出演
GRAPEVINE
ircle
アメノイロ。
ウルフルケイスケ
大平伸正
クリトリック・リス
クレナズム
ココロオークション
坂口有望
さとうもか
シンガロンパレード
水中、それは苦しい
SCOOBIE DO
The Songbards
樽木栄一郎×宮川 剛DUO
CHAI
鶴
toitoitoi
ドミコ
ドラマストア
ナカコー×勝井祐二×沼澤尚
成山剛（sleepy.ab）
PAHUMA
番匠谷紗衣
People In The Box
ヒグチアイ
土屋雄太
眉村ちあき
moon drop
DJやついいちろう
ヤユヨ
Ryu Matsuyama
ROLLY
LOSTAGE
渡辺諒（ANTENA）
Other act
近藤康平（ライブペインティング）
星空メッセンジャーササキユウタ
かがわスマイルキッズプロジェクト
Bunbuku Chagama
ライブハウス枠
炙りなタウン
umimiru
グッドナイト流星群
zoo
THE HELLO WATER
ヨークシン
オーディション枠
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月と徒花
aconeco
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