太鼓芸能集団「鼓童」創立40周年ツアー第一弾「鼓童ワン・アース・ツアー2020~鼓」開催決定!11月の福岡を皮切りにツアースタート
太鼓芸能集団「鼓童」は太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団で、1981年ベルリン芸術祭でデビュー。
以来52の国と地域で6,500回を越える公演を行ってきた。
なかでも、多様な文化や生き方が響き合う「ひとつの地球」をテーマとした「ワン・アース・ツアー」は、世界各地で4,000回を数えている。
また劇場公演の他、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスほか異なるジャンルの優れたアーティストとの共演や、世界の主要な国際芸術祭、映画音楽等へ多数参加。
佐渡島における鼓童の創造的な活動、ライフスタイルとその理念は、世界のアーティストや芸術関係者からも注目を集めている。
2012年から2016年まで坂東玉三郎氏を鼓童の芸術監督に招聘し、近年はバーチャルシンガー初音ミクとのコラボレーションをはじめ、坂東玉三郎との「幽玄」での共演や「フジロックフェスティバル‘18」への参加など幅広い活動を行なっていた。
2019 年はラグビーワールドカップ開会式、国立競技場のオープニングイベントにも参加している。
そして、鼓童は 2021 年に創立 40 年を迎えます。その記念ツアー第一弾として「鼓童ワン・アース・ツアー2020~鼓」を開催することが決まった。
また、今回の記念ツアーでは約15年ぶりに「入破」(じゅは)を演奏する。
この曲は、小澤征爾氏のご紹介で出逢った現代音楽作曲家の故石井眞木氏に、1981 年の鼓童デビューの門出を祝して鼓童に贈られた曲で、他にも同氏作曲の「モノクローム」や、「大太鼓」「屋台囃子」「族」などの代表演目に新曲を加え、鼓童の歴史を辿る。
演出・鼓童代表/船橋裕一郎 コメント
天と地が和し、響きに触れる。
鼓童創立 40 周年記念作品の『鼓』
佐渡ヶ島を拠点として半世紀。
我々の原点<佐渡>をテーマに
<稽古照今>(けいこしょうこん)
古きを稽(かんがえ)今を照らす。
新たな領域への礎となる舞台。
天地根源の力を呼び覚ます太鼓の音。
佐渡だからこそ生まれ、育まれた音を
劇場にて触れて頂けたら幸いです。
記念公演として「鼓」という鼓童の一文字を公演名にするにあたり、常に心に留めてる故・永六輔から2000年7月の手紙より
君達の太鼓は
そこにあるだけで
充分に鑑賞に
耐える工藝品であり
美術品なのだ。
だから君達も
そこにいるだけで
存在感を示せる
人間であってほしい
その上で太鼓と向いあうと
君達は中途半端な
人間であるよりは
純粋に「童」であることに
徹することでしか
対応出来ないことに気づく。
その時君達は
鼓童なのだ。
鼓童ワン・アース・ツアー2020~鼓
演出
船橋裕一郎
出演(予定)
齊藤栄一、石塚充、地代純、三浦康暉、池永レオ遼太郎、北林玲央、
米山水木、木村佑太、平田裕貴、山脇千栄、定成啓、新山萌、野仲純平
演目(予定)
入破、モノクローム、大太鼓、屋台囃子、族、新曲 等
公演日程&会場
11/3(火・祝)福岡県/黒崎ひびしんホール大ホール
11/7(土)8(日)京都府/京都芸術劇場春秋座
11/14(土)静岡県/三島市民文化会館ゆぅゆぅホール
11/23(月・祝)新潟県/両津文化会館
12/6(日)愛媛県/しこちゅ~ホール
12/8(火)広島県/上野学園ホール
12/10(木)愛知県/一宮市民会館
12/12(土)埼玉県/東松山市民文化センター
12/17(木)~20(日)東京都/文京シビックホール大ホール
12/23(水)新潟県/新潟テルサ
PV映像
公式サイト
https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/25604
※公演日程など最新情報につきましては公式HPをご確認ください。
写真:岡本隆史