<そら博2017インタビュー>報道ステーション「喜田勝さん」&朝生ワイド す・またん!「木島由利香さん」

イベントインタビュー, ウェザーニュース, ソライブ, 幕張

喜田)私は地上波の番組に移っても、ウェザーリポーターとの距離が離れてしまったっていう感覚は無いですね。

木島)私もです!

2017年8月5日(土)~6日(日)に幕張メッセにて、ウェザーニューズ主催のイベント「そら博 -SORA EXPO 2017-」が行われました。

テレビ各局の気象予報士が会場に大集合した中から、テレビ朝日 報道ステーションにご出演している喜田勝さんと、読売テレビ 朝生ワイド す・またん!にご出演している木島由利香さんにインタビューを敢行。

お二人ともウェザーニューズの24時間365日放送の天気予報をお届けする番組「SOLiVE24(ソライブ24)」にご出演されていました。

そら博に参加し、公開生放送に出演した感想や、地上波番組での取り組みなどについて、また、この日は迷走をしている台風5号が九州に接近しており、各番組ではこの台風についてどのように扱っていたかなども合わせてお伺いしています。

喜田勝さん&木島由利香さん インタビュー

今日の感想をお聞かせください

喜田)たくさんの方が集まっていただいたのがまず凄いなっていうのと有難いなって思います。
子供たちがたくさん来てくれて、色んなブースで一生懸命頑張ってて、目を輝かせて楽しんでますよね。
そういう姿をそら博の中で実現出来たって言うのは、すごく良かったかなと思います。

普段の報道ステーションとは、違った環境ですよね

喜田)報道ステーションは地上波でキー局の全国放送なので当たり前ですが、特にしっかりと作りこんでます。
打ち合わせに始まって、反省会に終わる感じです。
その打ち合わせもしっかり一つ一つ組み立てて、一語一句まで確認することはやりますね。
その通り喋ると言う訳ではありませんが、どういう言葉を使って伝えるのが一番良いのかってところまで吟味しています。

木島)へぇー、そうなんですね。

喜田)実際の放送でそのまま使う事もあれば、結局言わなかったってことももちろんあります。
その言い方だと分からないからこう言った方が良いんじゃないかとか、そういう話をするんです。
そこまで作りこんでいく世界なんです。

そら博はある意味、自由な場所ですよね。
そういう面ではやり易さと言うのもあるし、自分らしさが出ることがあると思います。
どちらが良いというのではなく、イベントはイベントの作り方があるし、全然違うものですよね。

木島さんの今日の感想をお聞かせください

木島)私がSOLiVE24のキャスターをやっていたのは1年半位前までなんですけど、1年半位経ったしSOLiVE24を見てくれている層も変わっているかなって思っていて、いま熱心に番組を見てくれている人たちはもしかしたら私の事を知らないかなっていう気持ちの覚悟をして大阪から来てました。

しかし、会場に来てくれた方、放送を見てくれていた方から「おかえり!」って言っていただいてすごく感謝してます。
アットホームなところも全然変わってなくて嬉しかったですね。

そら博は去年参加出来ていなかったのですが、どんどんブラッシュアップされていて子供たちやご家族で楽しめるように、そしてためになるようなイベントに変わりつつあるなって感じました。

これまでウェザーニュースの夏のイベントは、2013年に由比ヶ浜で行ったSOLiVE24の夏祭り「夏フェス2013」や、2014年に新木場ファーストリングで行ったウェザーニュース夏パーティー2014「夏祭り」がありました。
そら博はこれらとはまったく違う物になってますね

木島)あー!ありました。ありましたねw
そら博が始まった時もそうでしたが、イベントは季節ごとにやってましたよね。

普段は放送でカメラに向かって話をしてチャットでのコミュニケーションはありますが直に触れ合う事は無いので、実際にお会いして反応を見ながら話をすることが出来るイベント形式は楽しんですよ。
年々楽しんでくださる方が増えている実感もあって、嬉しいですね。

お二人ともテレビに活動の場を移られて、ウェザーリポーターとの距離が離れてしまったのではないかと思うのですが、如何でしょうか?

喜田)リポーターとの距離が離れてしまったって感覚は無いですね。

木島)うん!

喜田)確かにSOLiVE24をやっているとチャットで繋がっているとか色々あると思うんですけど、それ以上にウェザーニューズの場合はウェザーリポートで始まっているので、そこでの繋がりって言うのは変わりないと思うんですね。

そこから何が起きているのかって言うのを見つけて、その日が動くっていう事もあります。
それは幕張でやっていても、放送局でやっていても一緒です。

木島)核の部分は同じですね。
伝えるときに何を参考にするかって言うのは同じです。
皆さんからリポートをいただいて、天気によっては特に強く実感することがあります。
雪の日とかね、リアルタイムで何処でどんなことになっているのか知るにはリポートが一番です。

喜田)サポーターから見た場合に、インターネットを通じて我々と接するのと、地上波を通じて接するのでは、もしかしたら違うように見えているかもしれないですね。
それはあると思うんです、どうしても。

演出の違いがあったり、見せ方が違ったりとか、喋り方とかそういったものも意識して変えてます。
メディアに合ったやり方っていうのがあると思うので、見てる側は「違うのかな」って感じてしまうのかもしれないですが、でも僕らが持っている本質の部分は変わっていないです。

だから僕はずっとウェザーニューズの社員だし、サポーターと一緒にやっていきたいという気持ちは変わっていないですね。

お二方とも番組内では、お天気キャスターと解説者の組み合わせで出演されていますが、キャスターと解説者ではどのような違いがありますか?

木島)全然違いますね。
だた、気持ちは同じですし、伝える視点でもそれは一緒です。

SOLiVE24に出演していたキャスターの時は、何か分からないことがあってどうなんだろうと思う事があれば、さらに聞く人(予報センターの気象予報士)が居たという点は大きいですね。
放送中でも予報センターという存在があったので、そこに複雑な話をして投げてしまっていたなっていう事は正直ありましたw

喜田)なるほどね。

木島)受け皿というか、きちんと「こうです」と言ってくれる人が居るから、キャスターは盛り上げ役に徹っすることが出来ました。
いまの解説者という立場だと、台風の話などを振られてそれを全部受けて処理する側になっているので、そういう意味では心持ちが全然違いますね。

喜田さんは、ウェザーニューズの予報センターから解説をしていた事も、キャスターとして番組を進行させていた事も両方ありましたが、解説する側が質問してほしいだろうなって思う事を先読みして質問することはありましたか?

喜田)それよりは、視聴者が何を聞きたがっているのか、何を知りたがっているのかって考えながらやってましたね。
そこですよね、今も一緒ですよね。

木島)思うんですけど、天気を分かっている人から天気の質問をされるのって、予報センターの人は大変だったろうなってw

喜田)そうなのかな?w

木島)あははは。
いま一緒にやっている番組のMCが辛坊治郎さんなんですけど、ヨットに乗られている方なのでたぶん天気の事はよく知っていると思うんですよ。
天気の質問を私にして回答を待ってくださっているんですけど、回答するのが怖いですもんw
天気の事を知らない方に回答するより、ハードルはかなり高いです。

喜田)それはあるかもしれないね。
いまの予報センターのメンバーで言うと、芳野さんはベテランだから何も言うことないですけど、若手のメンバーはそう感じることがあるかもね。

地上波番組の準備はどのように行われていますか?

木島)喜田さんとは放送の時間帯が違うので、もしかしたら全然違うのかもしれないですね。
私は早朝5時からの放送なので、テレビ局に出社してまずそれまでの天気の流れを把握するようにしてます。
準備をしているときは、外は真っ暗なので衛星の可視画像(※)も暗くて見えないし、曇っているのか晴れているのかの把握も難しいんです。

現状の把握を行って、天気図を見て、幕張にあるウェザーニューズの予報センターと話をしたり、ウェザーリポートを見てすごく雨が降ってたんだとか確認して、10分天気予報の情報を見て、色んな情報をまず詰める作業をします。
地上波は尺(放送時間)がとてもシビアなので、短い言葉で如何に伝えられるかって言う事を意識してます。
視聴者が番組をながら見をしていても、一言で今日の天気が分かるように意識してますね。

※可視画像:実際に人の目で見たものと同じ移り方をするもの。夜間は太陽が当たらないので真っ暗になってしまう。

喜田)私の場合は木島さんとは放送時間が違うってこともありますが、取材チームがに外に出ていくんですよね。
取材チームは例えば天気が荒れたりすると、映像を撮ってくる、生中継をするなど、現場に向かう訳です。

その時に何処に行けば良いのか、どのタイミングで行けば良いのかっていうのがとても重要なわけですよ。
特に生中継するのであれば、放送時間に何処で撮る事が映像的に一番うまく伝えることが出来るか、その場所の選択ですよね。

取材チームはこれまでずっとやってきて、すごくノウハウを持っています。
彼らと話をしてると、直感的な動きをしてるんですね。しかも割りと当たるんです。

でも、その中でも今日はこの方面に行った方が良いんじゃないかとか、いま台風5号が来てますけども、台風であれば何時何時までに現場に入った方が良いとか、カメラを何処に持って行った方が良いとかを話しています。

今回の台風5号はちょうど新内閣の組閣のタイミングと重なって、取材カメラが足りないなんて事がありました。

木島)へぇー!

喜田)普段であれば4台5台出せるのが、今日は1台しか出せないとか言ったこともありました。

木島)放送局側の事情ですね。

喜田)そういう時に何処に網を張るかっていうのは結構難しいんです。
ですので、そこを色々と相談したりっていう事もしています。


【インタビュー前編】そら博2017の感想&地上波番組について

次ページ→:【インタビュー後編】台風5号の捉え方&メッセージ


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