長澤まさみ×秋山菜津子×阿部サダヲからコメント到着!松尾スズキBunkamuraシアターコクーン芸術監督就任後、初の新作『フリムンシスターズ』10月より東京・大阪にて上演
2000年のミュージカル『キレイ−神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに衝撃的な登場をして以来、『ニンゲン御破産』(2003)、『女教師は二度抱かれた』(2008)、『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』(2016)とコンスタントにオリジナル戯曲を発表してきたシアターコクーン芸術監督の松尾スズキ。
これまで、シアターコクーンの空間を存分に遊び尽くしながら、人間の弱く繊細な部分を剥き出しに描く作品が多くの観客たちの心を掴んできました。
この『フリムンシスターズ』はシアターコクーンでは4年半ぶり、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書下ろし作品となる。
アクの強すぎる“狂った人間(フリムン)”たちが歌って踊る傑作エンタテインメントが誕生
故郷・沖縄での忌まわしい過去を記憶から消し去り東京の西新宿で暮らす女、そこで出会う絶不調のミュージカル女優、女優の親友のゲイ、自殺願望を持つ青年、さらには足の不自由な女優の妹、謎のバスタオルおじさん、激しめのオカマなど“狂った人間=フリムン” が次々と登場し、過去や現在の様々な出来事が連鎖していく――歌って踊って迎える怒涛のラスト!
全キャスト&メインビジュアル解禁
今年女優生活20周年を迎える長澤まさみ。
映画『キングダム』『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』等、新たな境地に挑み続ける彼女が、満を持してシアターコクーンに初登場。
本作ではどんな顔を見せてくれるのか注目です。
そして松尾スズキが監督・脚本・主演を務めた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で主人公の友人役として存在感抜群の演技を見せつけた実力派女優秋山菜津子。
名高い演出家が信頼を置く秋山と長澤は2017年松尾が上演台本・演出を務めた『キャバレー』以来の共演で、女同士の友情物語を体現します。
また、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の主演をはじめドラマ『Living』『スイッチ』、映画『決算!忠臣蔵』『MOTHER マザー』など多くの話題作に出演し、巧みな演技で惹きつける大人計画の看板俳優阿部サダヲがこの物語に奥行きを与えます。
さらには、大河ドラマ『いだてん』や、『あなたの番です』など次々と話題作に出演する大人計画の怪優、皆川猿時。
近年『春のめざめ』『正しいロックバンドの作り方 夏』など舞台でも精力的に活躍する栗原類。
松尾作品に多く出演し、自身でも脚本・演出を務めるなど多彩な顔を持つオクイシュージ。
松尾作品の常連ともいえる豪華俳優陣に加え、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、篠原悠伸、山口航太、羽田夜市、笹岡征矢、香月彩里、丹羽麻由美、河合優実、片岡正二郎、と総勢18名の個性豊かなキャストが集結し、笑いと混沌が入り混じる松尾スズキならではの世界観を彩っていく。
メインビジュアルイラストは、話題のアニメやゲームのデザイン・作画を担当し、今注目を浴びる米山舞が書き下ろした。
コメント
作・演出:松尾スズキ
実は、女同士の友情を描いた話が昔から好きで。
それで今回は長澤さんと秋山さんとのバディものにしようと思いついたんです。
でも二人組だけでは淋しい気がして、阿部のオネエと女優の秋山さんとそのファンの長澤さんという三人組の物語になりました。
当初の予定では“音楽劇”を作るはずが、自粛期間にあまりにも時間があったもので歌詞や構成を考える時間がたっぷりあったことから“ミュージカル”としての新作、ということになりました(笑)。
長澤まさみ
また松尾さん独特の世界観を味わえると思うと、嬉しさが込み上げてきます。
しかも今回は、友情の物語になるそうで、それも楽しみです。
尊敬する先輩方に囲まれてきっと幸せな時間になるんだろうなと、お稽古が楽しみです。
シアターコクーンは初めての劇場ですが、舞台観劇で度々訪れている馴染みのあるところなので
伸び伸びとやれたらと思います。
秋山菜津子
松尾さんの新作の舞台に出るのは久しぶりですし、しかもシアターコクーンの芸術監督になってから初の新作ということですし、大変光栄で有難いです。
今回演じる役は、以前、松尾さんが監督された映画に出演させていただいたときに演じた役柄に通ずるところもあるようで、楽しみです。
そこにどのくらいミュージカルの要素が絡んでくるんでしょうね。
まずは台本を読むこと、そして稽古場でみなさんに直接会ってお稽古することが今から楽しみで仕方ありません。
阿部サダヲ
まず、久しぶりにお客さんの前に立てることが、本当に嬉しいです!
そして僕にとっては2016年『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』以来の新作!長澤まさみさんと秋山菜津子さんと僕の3人の女の友情物語ですって…女の!?…楽しみです!
COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』
作・演出
松尾スズキ
音楽
渡邊崇
出演
長澤まさみ 秋山菜津子 皆川猿時 栗原類 村杉蝉之介 池津祥子 猫背椿
笠松はる 篠原悠伸 山口航太 羽田夜市 笹岡征矢 香月彩里 丹羽麻由美 河合優実
片岡正二郎 オクイシュージ 阿部サダヲ
ミュージシャン/佐山こうた 佐藤芳明 城家菜々 田子剛 阿部光一郎 今井ブン
企画・製作
Bunkamura
東京公演
会場:Bunkamuraシアターコクーン
期間:2020年10月24日(土)~11月23日(月・祝)チケット発売日:2020年9月19日(土)
チケット料金(全席指定・税込):S¥12,000 A¥9,000 コクーンシート¥5,500
主催:Bunkamura
大阪公演
会場:オリックス劇場
期間:2020年11月28日(土)~12月6日(日)チケット発売日:2020年10月11日(日)
チケット料金(全席指定・税込):S¥12,800 A¥10,800 B¥7,800
主催:サンライズプロモーション大阪
映像で楽しむ「COCOON Movie!! 芸術監督名作選」開催
『フリムンシスターズ』開幕直前の10月上旬、シアターコクーンの過去の名作を映像で楽しむ『COCOON Movie!!』を始めると合わせて発表した。
コクーンの舞台上に巨大スクリーンを吊り、映画祭さながらに人気作を一挙上映する。
その第一弾を<芸術監督名作選>と題し、歴代芸術監督の作品群から音楽要素にあふれた刺激的な作品をラインナップ。
巨大スクリーンで見る舞台は迫力満点で、ライブの舞台観劇とはまた一味違った、贅沢な演劇鑑賞になるだろう。
会期
2020年10月6日(火)~11日(日)
チケット
MY Bunkamuraオンライン先行発売 8/20(木)~
ラインナップ
松尾スズキ 作・演出
『女教師は二度抱かれた』 (08年)
音楽:星野 源、音楽監督:門司 肇
『キレイ-神様と待ち合わせした女-』 (14年)
音楽:伊藤ヨタロウ、音楽監督:門司 肇
『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』 (16年)
音楽:伊藤ヨタロウ、音楽監督:門司 肇
特別上映! 松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部『命、ギガ長ス』 (19年) & 『ノンフィクションW 松尾スズキ 人生、まだ途中也』
蜷川幸雄 演出 『下谷万年町物語』 (12年)
作:唐 十郎、音楽:猪俣公章 串田和美 作・演出・美術
『もっと泣いてよフラッパー』(14年)
作曲:越部信義、八幡 茂、乾 裕樹、
音楽監督・作曲・編曲:ダージリン(佐橋佳幸/Dr.kyOn)
主催/企画・製作
Bunkamura