<初日前会見&公開ゲネ>東出昌大×仲野太賀 7年ぶりの共演!M&Oplaysプロデュース『二度目の夏』8月12日まで本多劇場にて開幕中

岩松了が東出昌大を主演に迎えて新作を書き下ろした新作、M&Oplaysプロデュース『二度目の夏』が20日より開幕し、前日に初日前会見と公開ゲネプロを行った。

この作品は、M&Oplaysと岩松了が定期的に行っているプロデュース公演で、過去には宮藤官九郎主演で「アイドル、かくの如し」(2011)、「結びの庭」(2015)、小泉今日子主演「家庭内失踪」(2016)、堀井新太、黒島結菜を中心とした若者の群像劇「少女ミウ」(2017)など、数々の話題作を提供してきた。

主演 東出昌大×作・演出 岩松了初タッグ!
この夏、愛と嫉妬がうずまく、大人のための恋愛劇が誕生!

今回は湖畔の別荘を舞台に、ある夫婦と夫の親友、そして彼らの周りの男女が繰り広げる「嫉妬」をめぐるドラマ。

裕福な家庭で何不自由なく育ち、美しい妻を娶るなど、誰もが羨むような人生の半面、物語が進むにつれて嫉妬という自らの感情に押しつぶされ、追い詰められ壊れゆく主人公の「夫」を演じるのは、東出昌大。
三島由紀夫の畢生の大作を舞台化した『豊饒の海』(2018)で複雑な心理の主人公を見事に演じ、観客を魅了した東出が、自身三度目の舞台で、初めてタッグを組む岩松了と、どのような化学反応が起こすのか。

そして、東出昌大演じる「夫」の親友を演じるのは、東出とは映画『桐島、部活やめるってよ』(2012)以来7年ぶりの共演となる仲野太賀。
昨年はドラマ『今日から俺は!!』(2018)や映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(2018)などに出演し、コメディからシリアスな作品まで、縦横無尽の活躍ぶりで、どの作品においても、観るものに強い印象を残した。
岩松了作品は本作で四回目となります。
また、この作品が「仲野太賀」への改名後、初舞台となる。

「妻」役には、人気ドラマ「わろてんか」などにも出演していた今注目の若手女優水上京香。
岩松了作品には本作が初出演。

そして主人公たちを取り巻く個性豊かなキャラクターたちを、独特の存在感で、舞台のみならず活躍の幅を広げている清水葉月に、舞台経験豊富なベテラン俳優菅原永二、さらに作・演出の岩松了も出演。
さらに、数々の作品で観る人の印象に残る名バイプレーヤー片桐はいりという魅力的なキャストが揃った。

初日前会見

東出昌大

━━━初日への意気込みをお願いします
岩松さんの作品への参加は初となりますが、下北沢のシンボルでもある本多劇場でお芝居が出来るのは、気負うところもありますが、全力で出し切れればと思います。頑張ります!

━━━岩松さんの1000本ノックはいかがでしたか?
何回も同じシーンを演じることで鍛えられますし、稽古を重ねる毎に新しい発見があり、スリリングで新鮮です。

━━━今回「嫉妬」がテーマですが、皆さんは何かに嫉妬した経験などありますか?
羨ましいなと感じたり、やきもきすることもありますが、嫉妬というよりは圧倒的に自分に何か足りてない結果だなと思うことが多いですね。
僕も仲野太賀くんもSNSをやっていないので、今回まだチケットの空席が残っている日もあると聞いて、下北沢の路上でチラシ配りをしましたね。
SNSをやっていないので、自分たちで地道にやっていくしかないと思います。

仲野太賀

━━━初日への意気込みをお願いします
岩松さんの戯曲、演出で本多劇場に立てる喜びを感じています。
明日から本番が始まるということで、緊張感が高まってきております。よろしくお願いします!

━━━岩松さんの1000本ノックはいかがでしたか?
僕は岩松さんとご一緒するのは4回目なので、4000本ノックですね(笑)
何度繰り返しても戯曲の奥深さが発見できる、豊かで幸せな時間なので、5000本でも6000本でも受けたいですね(笑)

━━━今回「嫉妬」がテーマですが、皆さんは何かに嫉妬した経験などありますか?
高校生の頃自主映画を作ろうとして、本を書こうと思ったのですが、なかなか書けず諦めました。
それから、岩松さんの戯曲などを読んで、自分には無い才能だなと思うので、物書きの人には嫉妬しますね(笑)

水上京香

━━━初日への意気込みをお願いします
素敵な方々と憧れの本多劇場で舞台ができる嬉しさを日々感じています。
沢山の方に観に来ていただければいいなと思っています。

━━━岩松さんの1000本ノックはいかがでしたか?
何回も繰り返すことで動作の意味などを理解していったので、とても勉強になり、鍛えていただきました。

━━━今回「嫉妬」がテーマですが、皆さんは何かに嫉妬した経験などありますか?
今回私の役は同性同士での仲が良いシーンはないので、東出さんと仲野さんが2人で話しているところを見ていると同性の友情や絆が見えて、そんな2人のお稽古を見て嫉妬していましたね。

清水葉月

━━━初日への意気込みをお願いします
稽古で重ねてきたものがありますが、すごく面白い脚本で、これから更にいい状態になっていくと思うので、沢山の方に来ていただけたらと思います。

━━━岩松さんの1000本ノックはいかがでしたか?
沢山の先輩方から、岩松さんの1000本ノックは聞いていたので、心だけは強く持って現場に入りました(笑)
1回目、2回目、3回目と繰り返していくうちに、一つ一つの動作が肉付けされ、色づいていって、その中で自分がどう演じるかの余白も沢山残していただいて、すごく充実した時間でした。

━━━今回「嫉妬」がテーマですが、皆さんは何かに嫉妬した経験などありますか?
自分の出番がない3場の皆さんのお稽古を見ていて、その時にすごく皆さんに嫉妬しました(笑)

菅原永二

━━━初日への意気込みをお願いします
岩松さんの作・演出は初めてですが、お客様が沢山いらっしゃって、どんな感想が聞けるのかが楽しみです。

━━━岩松さんの1000本ノックはいかがでしたか?
噂では聞いていてビクビクしていましたが、実際は勉強になる楽しい毎日でした。
短いダッシュを何度もしているみたいで、体力がつきました(笑)

━━━今回「嫉妬」がテーマですが、皆さんは何かに嫉妬した経験などありますか?
常に嫉妬というか羨望はあって、いいなあと思いながら見ていますね。これっていうのはないですが、ほとんど嫉妬しています(笑)

岩松了

━━━初日への意気込みをお願いします
明日開幕しますので、自らも楽しみにしていますが、皆様も楽しみにしてくださっていると思いますので、よろしくお願い致します。

━━━大人のための恋愛劇を書こうと思ったきっかけは何ですか?
嫉妬の話を描くというのは一番最初に決めたテーマだったのでした。
嫉妬はドラマになりやすい感情ですが、SNSとかで見られるような挑発的なわかりやすい嫉妬ではなくて、嫉妬があるような、無いようなというところで留めた作品に出来ればといいなと思っています。
もともと東出昌大という人が内面に秘めている『わからなさ』に、嫉妬というテーマをさらに託して、そこに出演される皆さんの色を足してという感じだったのですが、本を書くのは本当に大変でしたが、稽古をしているみんなの姿に報われました。

━━━今回「嫉妬」がテーマですが、皆さんは何かに嫉妬した経験などありますか?
年をとると疲れてくるので、若い人のエネルギーや若さには嫉妬しますね(笑)

片桐はいり

━━━初日への意気込みをお願いします
岩松さんの作品に出るのは15年ぶりで、その間私は欠かさず岩松さんの作品は見ていましたが、今回はあんまりみたことのない種類の舞台かと思います。
台本を読んだときは戦慄が走るくらいでしたので、皆さまもぜひ楽しみにしていてください。
岩松さんも出演されるので、久しぶりの共演は楽しみです。

━━━岩松さんの1000本ノックはいかがでしたか?
それこそ15年前は1000の比じゃなかったように思いますが、今は30本くらいですか?(笑)
岩松さんも私も年を経て、若い方たちのキラキラしたお芝居に、若い人いいなと思いつつ、年をとって良かったと思えるような不思議な心境におります。
稽古場で凄いなと思ったことがあって、若い人はみんなスマホばかり見ていている印象だったのが、今回誰もスマホを見ていなくて!
ものすごく感動したのと同時に、東出さんと仲野さんの仲が良すぎて、危ない関係なんじゃないかと思いました(笑)

━━━今回「嫉妬」がテーマですが、皆さんは何かに嫉妬した経験などありますか?
こんなこと言ったら岩松さんに怒られちゃうかなと思うんですけど、菅原永二さんの役に嫉妬しています。
暴れたり怒鳴ったりする男性の役をやりたいなと思いました。

公開ゲネプロ・あらすじ

何不自由なく育った田宮慎一郎は、代々続く田宮家の会社を継ぎ、六代目社長となった。そして二年前の11月、美しい娘・いずみを娶った。
結婚して二度目の夏、二人の姿は郊外の別荘にあった。
夏の間、街中から別荘に居を移すのが、田宮家の習慣だったのだ。
別荘には先代から仕えている今や相談役とも言うべき落合道子、家政婦の前田早紀子、そして慎一郎の後輩でもあり親友でもある北島謙吾という若者も滞在していた。
慎一郎が東京へ出張している間、いずみの遊び相手をつとめる謙吾。
そんな二人を見るにつけ、悪い噂が立つことを、道子は心配していた。
道子は慎一郎に、いくら何でも北島といずみの距離が近すぎる、と進言するが、慎一郎は相手にしない。
東京出張が功を奏したので秘書の上野忠も喜ぶ。
慎一郎は、上野忠と家政婦の早紀子が内密に会っていることを  知っていた。

やがて、道子の心配した通り、いずみと謙吾に噂が立つ。
噂はいずみの体調を悪くさせた。
慎一郎は仕事でつきっきりになれないからと謙吾にいずみのそばにいてあげるように頼んだ。
そしていつしか早紀子の気持ちが謙吾に移り、彼がいずみの看病をすることを妨げるようになる。
そのことを感じた上野忠は北島に激しく嫉妬する。

ある夫婦。彼らの周りの男と女。ある夏。ある別荘。
嫉妬という人間の感情がドラマを生む。
――「嫉妬」にさいなまれた男が最終的にとった行動とは―――?物語は、不穏な結末へと転がってゆく――。

配役

田宮慎一郎(東出昌大):代々続く田宮家の六代目社長。
北島謙吾(仲野太賀):慎一郎の後輩でもあり親友。慎一郎の頼みでいずみの遊び相手をつとめる。
田宮いずみ(水上京香):慎一郎の妻。2年前に結婚。
前田早紀子(清水葉月):田宮家で働く家政婦。
上野忠(菅原永二):慎一郎の秘書。
修理屋の男(岩松 了):田宮家の別荘に出入りする修理屋。
落合道子(片桐はいり):田宮家の会社に先代から仕えている相談役。

プロフィール

東出昌大(ひがしで まさひろ)

1988年2月1日生まれ。埼玉県出身。
2012年、『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。『クローズEXPLODE』で映画初主演を務めた。
近年の作品に、映画『デスノートLight up the NEW world』『聖の青春』『関ヶ原』『散歩する侵略者』『OVER DRIVE』『パンク侍、斬られて候』『菊とギロチン』『ビブリア古書堂の事件手帖』、テレビドラマ『コンフィデンスマンJP』など。
主演映画『寝ても覚めても』が第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品され話題に。
2015年に初の舞台「夜想曲集」で主演を果たし、昨年2018年には三島由紀夫最後の長編小説を原作とした「豊饒の海」でも主演を務め好評を博した。
2020年には映画『峠 最後のサムライ』の公開を控える。

仲野太賀(なかのたいが)

1993年2月7日生まれ。東京都出身。
2006年、13歳の時に芸能界入りしテレビドラマ『新宿の母物語』で俳優デビュー。
野球映画『バッテリー』『ひゃくはち』に続き、2008年『那須少年記』で初主演を務めた。
2007年にはNHK大河ドラマに初出演し、その後は多くの映画やドラマ、CM、舞台などで活躍の場を広げる。

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最高賞に次ぐ審査員賞を受賞した『淵に立つ』に出演。近年の作品に、テレビドラマ『恋仲』『ゆとりですがなにか』『レンタルの恋』『今日から俺は!!』など。
2019年には映画『きばいやんせ!私』『あの日々の話』『町田くんの世界』が公開になったほか、『タロウのバカ』の公開を控える。

水上京香(みなかみ きょうか)

1995年12月3日生まれ。滋賀県出身。
2015年にドラマ『学校のカイダン』に出演。
2015年舞台『MORSE-モールス-』では初舞台でヒロインに抜擢される。

2018年には、映画『不能犯』『ハナレイ・ベイ』、テレビドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』『健康で文化的な 最低限度の生活』に出演、情報番組『Going!Sports&News』お天気キャスターを務めた。
近年の舞台出演は2018年『ゲゲゲの先生へ』、2019年『ピカソとアインシュタイン』がある。

清水葉月(しみず はづき)

1990年8月11日生まれ。愛知県出身。
2013年に出演した『片鱗』が読売演劇大賞優秀作品賞に選ばれ、その透明感と独特の存在感に注目が集まる。

近年は、劇団☆新感線『髑髏城の七人 season鳥』、イキウメ『図書館的人生』『太陽』、二兎社『書く女』、など話題の舞台に出演。『+GOLD FISH』(作・演出:西田大輔/紀伊國屋ホール)で主演を務めた。

菅原永二(すがわら えいじ)

1974年10月16日生まれ、東京都出身。
劇団「猫のホテル」を経て、独特のアンバランスなムードと幅広い演技でさまざまな舞台、映画、ドラマに出演。

主な出演作品は、映画『耳を腐らせるほどの愛』『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』、ドラマ『電車男』『アイアングランマ』『獣になれない私たち』『コールドケース2 ?真実の扉?』、舞台『遭難、』『おとこたち』『フリック』『カジャラ#2 裸の王様』『ニンゲン御破算』『セールスマンの死』『世界は一人』など。

岩松了(いわまつ りょう)

1952年3月26日生まれ。長崎県出身。
1980年代後半から劇作家、演出家として頭角をあらわし、1989年、『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞、1993年紀伊國屋演劇賞、1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、2018年『薄い桃色のかたまり』で鶴屋南北戯曲賞と、戯曲によって相次いで受賞を重ねている。

1990年代からはテレビドラマや映画の脚本家・監督としても活躍。脇役としての出演も活発で、特に三木聡作品の常連出演者として多くの作品に登場。
2009年より兵庫県立ピッコロ劇団の代表を務めていることから、2018年、兵庫県文化賞を受賞。

片桐はいり(かたぎり はいり)

1963年1月18日生まれ。東京都出身。
大学在学中に劇団に参加し94年まで活動。
同年より岩松了作・演出のひとり芝居『ベンチャーズの夜』で全国を巡演。

松尾スズキや小野寺修二の舞台にも多数出演している。『あまちゃん』『富士ファミリー』などのTVドラマや『かもめ食堂』『小野寺の弟・小野寺の姉』『沈黙‐サイレンス-』『勝手にふるえてろ』など映画でも活躍。
キネカ大森先付ショートムービー『もぎりさん』を制作している。著書に『わたしのマトカ』『グアテマラの弟』『もぎりよ今夜も有難う』がある。

M&Oplaysプロデュース『二度目の夏』

作・演出

岩松了  

出演

東出昌大、太賀、水上京香、清水葉月、菅原永二、岩松了、片桐はいり

東京公演

2019年7月20日(金)~8月12日(日)
本多劇場

福岡公演

2019年8月17日(土)、18日(日)
久留米シティプラザ ザ・グランドホール

広島公演

2019年8月20日(火)
JMSアステールプラザ 大ホール

静岡公演

2019年8月22日(木)
静岡市民文化会館 中ホール

大阪公演

2019年8月24日(土)、25日(日)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

名古屋公演

2019年8月27日(火)、28日(水)
日本特殊陶業市民会館ビレッジホール

神奈川公演

2019年9月1日(日)
湘南台文化センター市民シアター

企画・製作

M&Oplays

M&Oplays 公式ホームページ

http://www.morisk.com/

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