真矢ミキ主演、5年ぶりの本格舞台復帰!「ほぼ初めてに近いストレートプレイでめちゃめちゃ楽しみ」、舞台『正しいオトナたち』東京グローブ座にて12月上演決定!

ステージ劇場, 宝塚, 舞台, 高田馬場


2014年に堤幸彦が演出した舞台「真田十勇士」以来、実に5年ぶりの本格舞台復帰となる真矢ミキが東京グローブ座にて12月に公演する舞台『正しいオトナたち』に出演することが発表された。

真矢は現在、TBS系列で毎週月曜から金曜まで朝8:00から放送している「白熱ライブ ビビット」に出演しており、舞台から遠のいてしまっていたが、今回の出演でファンは大喜びであろう。

この作品は戯曲『ART』『人生の3つのヴァージョン』などで世界的に著名なフランスの劇作家ヤスミナ・レザによる四人芝居の傑作。
『Le Dieu du carnage』(本作原題)は2008年にフランスでレザ自身による演出で初演され、大ヒットを記録。同年3月にはイギリスの俳優レイフ・ファインズらの出演で09年のローレンス・オリヴィエ賞演劇部門最優秀新作コメディ賞を受賞、同年ブロードウェイ版はトニー賞演劇部門最優秀作品賞のほか、最優秀主演女優賞と最優秀演出家賞の計3部門等、数々の世界的な名誉ある賞を受賞した。
また11年にはレザとロマン・ポランスキーが共同脚本し、ポランスキー監督の作品として映画化している。

物語は子供同士の喧嘩を発端にお互いの両親による話し合いから始まり、進歩的な考えを自負している親たちは冷静に事態を収めようとしますが、話し合いは次第にエスカレートし、四人個々の主義主張、夫婦間の亀裂まで一気に加速する。

お互いの人間関係が浮き彫りになり、心の奥底にしまってあった憎悪が吹き出してしまう。
人間の怒り、憎悪が瞬間的に方向を変えるストーリーの巧みさは、まさにヤスミナ・レザの真骨頂であり、そしてこの全世界から喝采を浴びた本作に真矢ミキが主演する。

真矢ミキ コメント

今回、私にとってほぼ初めてに近いストレートプレイです。
舞台自体も5年ぶりで、久しぶりの怖さもありますが、今はめちゃめちゃ楽しみです。
やっぱり大人になって半世紀もすぎるとですね(笑)、だいたい一巡、二巡して何となく人生がわかってきたみたいなところに漂いがちですが、自分を律するためにもこの辺で逃げ場のない4人だけの芝居という環境にどっぷりつかりたいです。
映像の瞬発力とは全然違う舞台で、久々に一冊の台本をしっかりと深く頭に入れ込むという作業をこれから苦しみ、楽しみたいと思っています。

今回の舞台『正しいオトナたち』はいかに大人が普段理性と共に隣り合わせで生きているかというところです。
前頭葉が理性として止めるのですが、その前頭葉が崩壊していくという、、、どこまで大人ってギリギリに「大人」という言葉で立っていようとしているのか、一回りして理性がポンと取れた時に、果たしてそれは「大人越え」をしている何かが見えるのか、それとも長く生きた経験は一体なんだったんだと感じ、赤子のように戻ってしまうのか、それとも廃人と化して老人となってしまうのか、私はその辺がすごく楽しみです。

理性って我慢なのか、それとも正義なのかみたいなところが見どころだと思います。
どこで共演者の皆さんがキレるのか、そしてどこでまた取り戻すのか、そういったことが毎日違うと思うので、日々敏感に感じとって演じていきたいと思います!

舞台『正しいオトナたち』

ヤスミナ・レザ『Le Dieu du carnage』(原題)

出演

真矢ミキ ほか

劇場

東京グローブ座
2019年12月公演
ほか

チケット一般発売

2019年9月予定

お問い合わせ

MItt
TEL:03-6252-3201(全日12:00-17:00)

企画・制作

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主催・製作

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