<初日前会見&公開稽古>三浦春馬「かなり憔悴するような、このまま消えていくんじゃないかって思えるようなエネルギーの消耗を感じていた」、三浦春馬×大島優子シアターコクーン・オンレパートリー2019『罪と罰』上演開始

自身の掲げる“正義”のために殺人を犯す青年、主人公ラスコーリニコフに三浦春馬!
ラスコーリニコフと心を通わす娼婦ソーニャに大島優子!
更にソーニャの義理の母役に麻実れい、ラスコーリニコフを疑う捜査官に勝村政信が決定!

明日9日から上演されるシアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.5『罪と罰』の初日前会見と公開稽古がBunkamuraシアターコクーンにて行われた。

三浦は演出のフィリップ・ブリーンと再びタッグを組み、共演する大島優子は海外留学を終えてから初めての舞台出演となるなど、話題の尽きない作品になっている。
Bunkamura シアターコクーンでは2月1日まで上演され、その後、大阪・森ノ宮ピロティホールに移動し2月9日~17日と公演される。

初日前会見

初日を迎えての感想

三浦)やっとケガも無く、初日を迎えることが出来ます。
僕は演出のフィリップ・ブリーンとは、2回目の仕事になるのですけど、彼がこの日まで温めてきた10年以上考えてきた作品が日本の皆さまに届けられることがとても喜ばしいなと思っています。
彼の10年間の思いを無下には出来ないですし、少しでも報われるように僕たち一同一生懸命お客様にお届け出来ればいいなと思っています。

大島)フョードル・ドストエフスキーの長編傑作『罪と罰』は沢山の方が観られていて、読まれていてと思うんですね。
漫画や小説で色んな形で色んな作者の方が自分の形として置き換えて作られてきていると思うのですけど、今回はフィリップ・ブリーンによる『罪と罰』の舞台という事で彼の頭の中の『罪と罰』でもあるような、そしてまた新しい『罪と罰』というものがこの世に生まれて携われる役として全うしたいと思います。
今回は1ヵ月半くらい稽古をつんで今日に至るのですけども、まだまだ明日が初日という気持ちが沸かないくらいいっぱいいっぱいにはなっているんですけど、皆さんに楽しんでいただきたいなと思っております。

勝村)『罪と罰』、、、という作品らしいです(笑)
僕も若いころ芝居を始めた頃に作品を読ませて頂いたのですが、非常に苦しいし長いし難しいし宗教的なものもありまして、一応読んだってだけなんですが、これが舞台になるって聞いた時に「大丈夫かな?」と思ったんですが、台本を読ませて頂いたらフィリップさんが本当に素晴らしい娯楽作品として書き上げてくださいました。
舞台上は非常に危険で、転換も多いし、僕らは本当に大変なのですが、観ているお客様たちにはとてもスリリングで飽きることなくお届け出来るのではないかと思っています。
長い公演ですので、みんなで力を合わせてお客様に楽しんでいただけるように作って参りましたので、よろしくお願いいたします。麻実)昨年の12月初めころから稽古に入ったんですけど、不安の中でいっぱいでした。
カテリーナという女性は極貧の中で生きる女なんですね。
ですので、舞台稽古に入ってからとにかく「顔を汚せ汚せ」と言われて目の下のクマをどんどん濃くしていったのですが、まもなく私が芸歴50周年を迎えるのですが初めての役の出会いで、とっても怖いんですけど、とても楽しんで日々大切に仲間たちと頑張りたいなと思います。
舞台美術も素晴らしいですし、もちろん演出も素晴らしいです、音楽担当の方々もちゃんと私たちの世話をしてくださって、とても良い仕上がりになっています。
明日が初日というのは、優子さんじゃないですが私も全然ピンとこないですけど、毎日が初日のように稽古場から頑張ってきたので、とにかく楽しんでみんなで頑張ってお客様にお届けしたいなと思います。

フィリップ・ブリーンとは2回目となりますが、前回との違いなどはありましたか?

三浦)フィリップ・ブリーンという演出家がどういう良いエッセンス、良い導きをくれるのかというのは期待せずにはいられませんでした。
稽古ではもちろん、その時代背景やそのキャラクターの動きひとつひとつの感情を徹底的に丁寧に教えて下さった印象がありました。

ですが今回は転換やカンパニー全体が最初から最後まで出ずっぱりのような、忙しくそして目まぐるしい舞台になっています。
なので以前よりももっと身体を使う動きがすごく多かったので、動きをどう表現していけばいいか、それが前回とは違ったなって思っています。
ですので、今回はそういった点でも楽しんで頂けるのではないかなと思いますし、そしてグッと芝居を見せる瞬間も存分にあるので、そのコントラストは大きな見どころになるのではないかなと思います。

“正義”のためなら人を殺す権利があると考え、殺人を犯す主人公の青年「ラスコリニコフ」を演じていますが、殺人を犯す役が初めてとの事ですが、如何ですか?

三浦)稽古場から感じてはいたんですけど、すごくエネルギーを使う役どころなんだなと体感してみて改めて思いました。
正義のためとは言っても、ひとつの命を無くすということの芝居に向き合うことは経験したことが無かったものですから、誠心誠意向き合っていかなければならないんだなって。
日々の稽古終わりも、心地よい疲労感ではあるんですけども、その疲労感が勝村さんも体感していると思うのですけど、かなり憔悴するような、このまま消えていくんじゃないかって思えるようなエネルギーの消耗を感じていたんじゃないかなって思います。

3年ぶり3度目の舞台で、留学から帰国後初の舞台になります。稽古中に留学の経験が役立ったなってことはありましたか?

大島)ん~・・・。

三浦)ありましたよ!

大島)ふふふふ(笑)役立ってるんですかね?
語学を勉強しに行かせて頂いたんですけど、語学って尽きないんだなってトコトン思った舞台稽古でしたね。
半分くらいは分かる、6割ぐらい、もうちょっと?7割って言っておこうかな(笑)三浦)大体は分かってましたよ。

大島)いやいやホント、7割くらいしか分からなかったりするんですけど、直接本人の口から演出を受けて理解が出来るようになったってことは、自分にとっても良い経験になったなって思います。
でも分からないところは、もっと語学って広くって深くって一生終わらない勉強なんだなって思わされましたし、それ以上にステージに立つという事は、語学とは異なり、違う人生勉強で俳優として教わったと思います。

これまで稽古をしてきて、お互いの印象は如何ですか?

三浦)映像で芝居や踊ってる姿や歌ってる姿はもちろん拝見させてもらっていたんですけど、稽古が始まる前までの印象はやはりポテンシャルも高いし、芝居に真っすぐ器用な方なのかなって思っていたんです。
稽古の中盤辺りですかね、演出家が求める事、役を構築するにあたってメソッドを試している最中に、なかなかうまくいかない瞬間があったんです。
彼女はそこで感極まってしまった時があって、その時僕もそうなんですけど、皆さん思ったことがあって、こんなに真っすぐに向き合う方なんだって思ったんです。
悔しかったら感極まるし、だからこの彼女の悔しいって思いだったり、やる気にカンパニー全体が前を向いて、彼女が頑張っているんだから僕たちも頑張らないといけないって思わせてくれたんですね。
だから、本当に素敵な人だなって思いました。大島)いひ(照)そんな。恥ずかしいですね(照)

三浦)ほんとだよ。真っすぐな人なんだなって思いましたよね?

麻生)はい、思いました。

大島)勝村さんは思ってないですよね?

勝村)はい。三浦)あはは(笑)みんな思いましたよ。

大島)ありがとうございます。
私もその時ですね、やらなければいけない事を忘れてしまって、どうやって進めばいいんだろうって立ち止まったんですよね。
その時にどうしても悔しくて悔しくて一歩が出なかったので。
そんな時に三浦さんがメモをくれたんです。

三浦)そんなこと言わなくていいだろ(照)大島)いや、恥ずかしい事を言われたから、恥ずかしい事を言い返そうと思って(笑)
メモを渡してくれて、でもその場でそれを読んでしまったら号泣して崩れちゃうと思ったので「今そんなの渡さないで。後で読みます!」って言って後で読んだら『一緒に頑張ろう。味方だよ』って書いていてくれて。
皆さんが真っすぐに突き進んで、膨大なセリフもあるし、ずっと動いているし、ステージに出てないシーンがほとんど無いんですよね。
やる事がたくさんある中でも、みんなのことをしっかり見てくれていて、みんなに声を掛けていてくれたりするので、本当に頼れるし、信じて千秋楽までやろうって思わせて頂きました。

初日に向けての意気込みをお願いします

三浦)一番の見どころは、息を付かせない展開だと思います。
1幕はですね、ジェットコースターに乗ったような、舞台上の目まぐるしい動き方に目を奪われると思います。
そして2幕、それぞれのキャラクターに寄り添った、中にうごめく人々の心の動きにフォーカスしているものになっています。
そのコントラスト、メリハリを楽しんでいただけたら良いなって思いながら、僕たちは劇場でお待ちしています。

公開稽古

シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.5 Bunkamura30周年記念『罪と罰』

原作

フョードル・ドストエフスキー

上演台本・演出

フィリップ・ブリーン

翻訳

木内宏昌

美術・衣裳

マックス・ジョーンズ  

出演

三浦春馬、大島優子、南沢奈央、松田慎也、
真那胡敬二、冨岡弘、塩田朋子、粟野史浩、瑞木健太郎、深見由真、奥田一平
山路和弘、立石涼子、勝村政信、麻実れい 

高本晴香、碓井彩音

ミュージシャン

大熊ワタル(クラリネット)、秦コータロー(アコーディオン)、新倉瞳 ほか(チェロ)※日替わり出演

企画・製作

Bunkamura

東京公演

■日程:2019年1月9日(水)~2月1日(金)
■会場:Bunkamuraシアターコクーン
 ※開場は開演の30分前となります。 ※未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。■チケット料金:S席10,500円 A席8,500円 コクーンシート5,500円(全席指定・税込)
 ※コクーンシートは特にご覧になりにくいお席となります。ご了承のうえ、ご購入ください。
■お問合せ: Bunkamura 03-3477-3244(10:00~19:00) www.bunkamura.co.jp

大阪公演

■日程:2019年2月9日(土)~17日(日)
■会場:森ノ宮ピロティホール
 ※開場は開演の30分前となります。 ※未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。■チケット料金:全席指定11,000円(税込)
■お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00~18:00)

Summary -『罪と罰』とは-

舞台は、帝政ロシアの首都、夏のサンクトペテルブルグ。

学費滞納のため大学から除籍された頭脳明晰な貧乏青年ラスコリニコフ(三浦春馬)は、自分は一般人とは異なる「選ばれた非凡人」としての意識で、「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」という独自の理論を持っていた。強欲で狡猾な金貸し老婆を殺害し、奪った金で世の中のための善行をしようと企ててはいるが、酒場で出会った酔っ払いの退職官吏、その後妻カテリーナ(麻実れい)とその貧乏な家族たちを見ると質入れで得たお金もすべて渡してしまうのだった。

そしてついに殺害を実行するが、殺害の現場に偶然にも居合わせた老婆の妹までをも殺してしまう。この日からラスコリニコフは罪の意識、幻覚、自白の衝動に苦しむことになる。

意識も失い数日間も寝込む彼を心配する親友ラズミーヒン(松田慎也)、上京してきた母プリヘーリヤ(立石涼子)と妹ドゥーニャ(南沢奈央)。さらには謎の男スヴィドリガイロフ(山路和弘)の登場もあり、サイドストーリーでは当時のロシアの生活を描きながら、彼をとりまく物語は興味深く進んでいく。

そして老婆殺し事件では、ラスコリニコフを疑う国家捜査官ポルフィーリ(勝村政信)との息詰まる論戦もあり、ついには真犯人だと名乗る男まで登場。馬に踏まれて死んでしまう退職官吏の娘・娼婦ソーニャ(大島優子)の家族のためへの自己犠牲の生き方に心をうたれて、最後には自首するラスコリニコフ。

正当化された殺人、貧困に喘ぐ民衆、有神論と無神論の対決など普遍的かつ哲学的なテーマを扱いながら、犯罪者の心理を描いた倒叙ミステリーの要素を持つのも作品の大きな魅力である。そして最後には人間回復への強烈な願望を訴えたヒューマニズム大作!

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