<toitoitoiライブレポート>@Magic Node Festival 2017(マノフェス)

ミュージックtoitoitoi, ライブ, ライブハウス, レポート

2017年4月29日(土)
この日、toitoitoiは1日で3カ所のフェスに出演。
「Magic Node Festival 2017(マノフェス)」は、3カ所目のラストになる。

【カメラマン】
・KodaiUwabo(@gefuhlaureole)[official]
・小川愛晃(@Noriaki_Ogawa)[official]
・ジャラス編集部

Magic Node Festival 2017

日付:2017年4月29(土)
会場:下北沢 mona records
OPEN 14:00 / LIVE START 21:00 / LIVE END 21:30【トリ】

21:00 LIVE START

50人も入ればいっぱいの箱で、toitoitoiは客席の後ろから描き分けてステージ登壇。
音の調整を終えた二人は、がっちりと握手を交わした。
岸川)私事ですが、toitoitoi今日3個ライブやってきました。
渋谷、中野、下北沢。
たくさん歌って、たくさん思う事がありました。
エリアが変わったからバスとか電車で移動したんですけど、休日の街はとても人が多い。
夜じゃないところでも音楽は鳴り響いている。
街によって色んな顔の人が居る、音楽の聴き方も違う。
私たちも初めての試みだったんですけど、判っちゃったんですよ、さっきの中野で。
野外でやったんですけど、音楽は自由だなって。
申し訳ないんですけれど、今日はとっても自由に歌わせていただければと思います。私の好きなように。

だから皆さんも好きなように聞いてください。
マノフェスのトリとかどうでもいいです!
私は楽しくやりますので、皆さんも楽しく聞いてください。よろしくお願いします。
岸川)さっき、街を移動したって話をしたんですけど、私たちは二人組なので色んな所に歌を歌いに行けます。
なんなら、すてーじなんて無くても良いんですよね。
色んな編成でライブも出来るし、色んな街に歌を歌いに行ける。
みんなと会話をしながら色々歌を歌ってきました。

たくさんCDも出したし、たくさんライブをしてきたんですけど、ひとりひとりと一人の名前を言いながら話すってとても難しくって、ライブをしていると。
だから、何のために歌いますって言いたくないのですが、一曲だけ福島の友達のために書いた曲をやります。
岸川)街を移動してたら色んな事を思いました。
みんな生きているんだなって。
この灯りの一個一個に命があるんだなって思って。
あぁ、そんな壮大なことは歌えないなって思ったんですけど、でも私ボーカルなので歌いますね。
『エンディング』
岸川)ここは暗くて、今日やってきた2つのステージとは少し様子が違いました。
どうやって歌おうかなっていつも考えて歌っています。
岸川)ここはステージ、皆さんが居る所は客席と呼ばれる所です。
わたしはそれを取っ払いたてしかたがなくなる性分でして。
感謝の歌という私自身みたいな歌を歌います。
『キスキスバンバン』
ラストを前に。

岸川)あと1曲だー!
疲れてるから短くやろうとか考えてないからw
あのね、これまで2つのフェスで全部が全部出し切ってきて。
ここではどういう風にやろうかって考えて、すごいいい感じに証明が暗かったから静かにやろうと思ったんだけど、私の静かはこの程度ですw
岸川)あの、悩んだんですよね。
今日3つ出るって事は、そのフェスを全部体験出来ないってことなんですよ。
「マノフェスありがとう」って言えるレベルほどここに居たかって言われたら居ないと思うんですよね。
でも私と真野さんと、ここに居る人のマノフェスというのはちゃんとここで完結する。
というか、私たちみたいなのがたくさんいろんな部屋で行われていて、そこが一個一個ちゃんと完結しているはずなんです。
っていうライブをみんな絶対してるはず。
ここに並んでいるバンドマンって言われる人たちは。
岸川)だから今日はたくさんのライブハウスに行ってたくさんのライブを一個一個見たって感じだよなって。
私は3個ライブに出て、全部全力で出して。いまここに居て。
あと1曲、5分程度全力で歌い切ろうとしている自分を肯定しているんだけれども。
岸川)サーキットフェスは沢山増えてきて難しい事も多いから、どのフェスに出ようかなとか。
こっちはそういう思いを抱えていたり、みんなは「あータイムテーブルが重なったなって」って思ったり。
でも全部含めてサーキットだなって。
考えた人すげーなって思いました。
だってみんな本気でやらなきゃいけなくなるもん。
対バンですね、とか。ブッキングですね、とか。そういう事じゃなくて。
一個一個この部屋で行われたことがすべて。それがたくさん重なったもの。
それがサーキットフェスだと思います。
わたし、礼儀を込めて何処のトリよりも一番良いライブしようと思って、一等賞を取りに来ました。
岸川)「元気だったらまた会える」なんて言えない世の中になってきましたが、でも私は言いたい。
「元気だったらまた会える。」
良かったらまた会いに来てください。
岸川)でも会いに来なくても私は会いに行くから。
また、音で繋がれたらと思います。
toitoitoiでした。どうもありがとうございました。

<アンコール>
再登場するや岸川は、
「だめだー。歌いすぎて家みたいになってきちゃった。全然ダメだこれ。」
と笑った。
岸川)これでマノフェスは終わりですが、まだ下北沢は若い子たちがたくさんいて良い夜になれば良いなって思います。
最後はしっとりやりましょうか。
私たちちゃんと最後にしっとり〆られるバンドです。
今日はどうもありがとう。
toitoitoiで〆させてくれてほんとにありがとう真野さん!
♪少年少女大人子供えらいひとよわいひと

岸川)しっとり!
(まったくもってしっとりではなく、会場爆笑)

私のしっとりは、これだ!

さっきの手拍子とても良かったです。
ああいう事って起こるんですね。ほんとにどうもありがとう。
今日のテーマは「みんなで作る」ですから、それにふさわしい曲をやりたいです。
『ひろがれ・ザ・ワールド』

このマノフェスは、音になって、メロディーになって、言葉になって、音楽になって、あなたと私たちで出来たフェスです。
忘れないでください。
私たちだけじゃない、真野さんだけじゃない、あなたが居て完成するんです。
岸川)あと3分半です。
この間にあなたの全力を見せてくれますか?
この暗い部屋でしっとりうっとり聞いてたんじゃないんですか?
そんなの全然通用しませんから!
だって、私たちのうっとりしっとりはこれですから、みなさん。
岸川)マノフェスありがとうございました。toitoitoiでした。バイバーイ!

4.29「toitoitoiサーキット」完走

昼間から走り出したtoitoitoi。

12:40から、渋谷「eggman」にて『HUG ROCK FESTIVAL(ハグロックフェスティバル)』。

15:55から、中野区役所 正面玄関前広場にて『NAKANO Fresh ROCK Fes.2017』。

そして21:00から、下北沢「mona records」にて『Magic Node Festival 2017』のトリを務め、この日のゴールを迎えた。

すべてのステージで全力を出し切った二人。

岸川はいつもライブ飲んでいる水の入った2Lペットボトルを差し出して「いつもは少ししか減らないんですけど、今日は見事ここまで減りました。ありがとうございます!」と満足げだった。
 

←前ページ:<toitoitoiライブレポート>@NAKANO Fresh ROCK FES.2017


[kanren postid="6747,6690,6041,4923,4805,4601,4506,4578″]