普段使いのFacebookで災害時の情報共有を!<ぎゅっとぼうさい博 レポート>

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2月18日に池袋のサンシャインシティにおいて文部科学省と地震調査研究推進本部主催の体験型防災イベント「ぎゅっとぼうさい博!2017」が開催され取材を行い、いくつかの出展ブースを回って担当者からご説明いただきました。
ご対応いただきました各ご担当者の皆さま、ありがとうございました。

ご説明いただいた話を総合し、筆者が思う事を記したいと思います。

ぎゅっとぼうさい博!2017
~1日でぎゅっと防災・減災が身につく博覧会~

日時:平成29年2月18日(土)10時~16時
場所:サンシャインシティ 文化会館2階 展示ホールD
主催・共催・協力・事務局・後援:
▼主催
文部科学省、地震調査研究推進本部
▼共催・協力・事務局
公益財団法人地震予知総合研究振興会、国土強靭化(内閣官房国土強靭化室)、内閣府(内閣府防災)、豊島区、日本防災産業会議、日刊工業新聞社、一般社団法人防災ガール、株式会社防災&情報研究所
▼後援
公益財団法人日本財団、九都県市首脳会議、東京都

いま、あなたは無事ですか?Facebook「災害時情報センター」

(c)Facebook

Facebookをご利用であなた自身が災害の影響を受けた地域にいる場合、Facebookから安否を確認する通知が届きます。

その通知に対して、報告内容は以下の3点
・影響を受けた地域内で無事でいる場合に「自分の無事を報告」ボタンを押す
・ご自身が影響を受けた地域にいない場合は、「影響を受けた地域にはいません」ボタンを押す
・無事だと分かっているFacebook上の友達がいる場合、その人の無事を報告

これだけで自分の安否、または知人の安否を確認することができます。

(Facebook「災害時情報センター」は、災害の影響を受けた地域にいる人からの投稿が十分な数に達すると利用できるようになります。)

Facebook「災害時情報センターのご案内」

災害用伝言ダイヤルって何番?

災害用伝言ダイヤルはダイヤル何番ですか?
すぐに思い出せた方は防災意識が高い方かもしれませんね。
正解は「171」です。

では、171をダイヤルした後にすることは何でしょうか?
家族の誰かが録音した音声を再生することでしょうか。
ご自身が家族に伝えるため録音をすることでしょうか。

ここでさらなる問題が。
録音をするためには電話番号の登録が必要です。
自宅の固定電話の番号で登録しますか?
それともお持ちの携帯電話の番号で登録しますか?

また、これは個人的な問題かもしれませんが、何も見ずに電話番号を思い出せますか?
筆者は実家の固定電話の番号と会社の電話番号、自分の携帯番号以外はメモリーを見ないと分かりません。
スマートフォンの連絡帳で対象者を探して、電話番号を覚えて、番号を打ち込んで、忘れたらまた連絡帳を開いて覚えて打ち込んで。。。
これを繰り返してやっと一人目の安否が分かることでしょう。
もしくは、ここまでやってもその電話番号で登録されておらず、安否が分からないままか。

災害用伝言ダイヤル(171)の利用方法

災害時に、固定電話、携帯電話・PHS等の電話番号宛に安否情報(伝言)を音声で録音(登録)し、全国からその音声を再生(確認)することができます。
■操作手順
【1】1 7 1 をダイヤルします。
【2】ガイダンスに従って、録音の場合は 1 を、再生の場合は 2 をダイヤルします。
(暗証番号を付けて録音・再生を行うこともできます。)
【3】ガイダンスに従って、連絡をとりたい方の電話番号をダイヤルします
(03等の市外局番で始まる電話番号の場合、市外局番から ダイヤルします。)
【4】伝言を録音・再生することができます。

NTT(東西)が運営している「災害用伝言ダイヤル」と、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・ワイモバイルの各社が専用アプリで運用している「災害用音声お届けサービス」はそれぞれ独立したサービスとなりますのでご注意下さい。

と、総務省のHPには記載されております。
つまり、「災害用音声お届けサービス」に登録したものは「災害用伝言ダイヤル」では分からないという事です。
さらに、最近話題の格安SIMを使っている携帯ユーザーは、この4キャリアが運用する「災害用音声お届けサービス」が利用できないと思われます。
筆者の場合、両親がdocomoを利用していて筆者は格安SIMを利用しているため、家族の安否確認は「災害用音声お届けサービス」では出来ないことになります。
格安SIM会社のサイトでは、「web171」もしくは「J-anpi(安否情報まとめて検索)」の利用を促してます。
慣れていないものを緊急時に使いこなせるかが問題になりそうです。

総務省「災害用伝言サービス」

普段使いのものだから操作が簡単

(c)Facebook

Facebookユーザーに限る話ではありますが、いつも使っているツールだからこそ、より災害時に役立つものになるのではないでしょうか。
それがFacebookの「災害時情報センター」です。
面倒なことはありません。

Facebook「災害時情報センター」では、
・Facebook上でつながっている友達や家族に自分が無事であることを知らせる
・災害の影響を受けた地域にいる人の安否を確認する
・Facebook上でつながっている友達の無事を報告する
が簡単に出来ます。

普段、Facebookは何を使って利用していますか?
スマホですか?PCですか?フィーチャーフォンですか?
インターネットと電源の確保が出来れば、いずれでもFacebookの「災害時情報センター」を見ることができます。

特別ではないものの利点

先に書きましたが、災害用伝言サービスとして「災害用伝言ダイヤル(171)」「災害用伝言板」「災害用伝言板(web171)」「災害用音声お届けサービス」などがNTT等電話会社および携帯電話各社によって用意をしていただいています。
ただ災害時以外で、あまりお目に掛らないコンテンツです。

災害が発生して自分の気持ちが穏やかではないときに、普段と違う行動がどれだけ出来るか。
なかなか難しいことだと思われます。
普段Facebookを利用していると、友達がログインしているなとか、しばらくログインしていないけど元気なのかな?と思ったことはありませんか?
特に意識をしていなくても自然に安否確認をしていませんでしょうか。

その延長上にある「災害時情報センター」であれば、自分がログインすれば登録している友達の状況が一目で分かるようになります。
相手を探す手間はありません。
あなたが「災害時情報センター」の機能がある事を忘れていても、スマートフォンのPush通知で教えてくれます。

「いつも使ってるやつ」であればあるほど、非常時でも戸惑うことなく活用できるのではないでしょうか。
そもそものスタートが「災害時情報センター」があるからFacebookを使うのではなく、「災害時情報センター」はユーザーがFacebook上で安否確認を始めたことによって生まれた機能だということ。
これこそが「いつも使ってるやつ」である証拠だろうと思う。

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